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序章〘作中作〙
第8話【目指す場所】
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暗夜の街道は、青い月の粒子がたおやかに降り注いでいた。
男の唸るような笑い声だけが、聞こえている。獣のほうが、幾分も慎ましいだろう。
「何かおかしなことでもあるのかッ!?」
俺の声には、怒気がまじる。いつまでも唸り続ける獣に痺れを切らしたのだ。
拷問の末に狂人のようになるのは、よくあることである。
「いや、お前のことを孤狼だと言ったなぁ。あれは訂正させてもらおう。お前は、ただの狂犬だった。いやいや、ルグラン家の番犬にでもなったつもりなのだろうなぁ? 何も知らないで、な?」
男は、顔を上げた。含み笑いを浮かべており、気色の悪い音を響かせている。
りんごのように腫れ上がった顔には、俺を罵倒した誇り高き貴族様だった頃の面影はない。
だからこそ、アルウィンの目をごまかせたのだ。しかし、失敗だったかとしれない。
「どういう意味だ? アルウィンが、お前に聞きたいことがあると言っていたが、そのことか? それなら、興味はない」
男は、俺の反応を伺うような表情を浮かべながら、聞き終えると満足げに息を吐いた。
男が、表情を変えるたびに頬から黄土色の雫が落ちていく。
「だろうな。ルグランの餓鬼が、探っていることは公にはできない。神話の再現など、リュンヌ教国に知れたらターブルロンドは、終わりだからな」
男は、口の端を上げながら自分の腕に触れる。すっくと立ち上がり、自身の魔力の流れを変えた。
「アバル・ソウア《脱外魂》」
ボルドローは、何らかの魔術を行使したのだろう。聞いたことのない術名だった。
男の体は、光を帯びたあとに黒い霧を噴出させた。それが、だんだんと人の形になる。
人の形は、干からびた死体に変化してその場に力なく倒れた。
ボルドローの腫れ上がった顔が、元の傲慢不遜のお貴族様に戻った。二重顎から汗がしたたり落ちる。
「約束だ。あの捨て駒の家族を解放したぞ。クククッ、ハハハ。ルグランの餓鬼もまだまだ青二才。我の仕掛けにも気が付かなかったとは。お前、ルグラン家を裏切ったなぁ? 我と取引をしないか?」
ボルドローは、横たわった死体を踏みつけた。黒い影のような人の形をしたモノは、徐々に消えていく。
おそらくは、他人の魂を自分に取り込んで、それを身代わりにする。屍術の一種だろう。
アルウィンの書斎にあった屍術の書を呼んだことがある。それに酷似していた。
ボルドローの勝ち誇った顔から予測するにまだ魂の貯蔵があるのではないだろうか。
「取り引き? 金でもくれるのか? 家を失った貴様がか? 俺に何を捧げられる?」
俺の言葉に、ボルドローは、顔色を変え、目を吊り上げ、激昂しそうになるが、息を吐いて表情を変えた。
「イストワール王国に亡命すれば、金や名誉などはどうにでもなる。皇帝サマが、十二支石を作り出そうとしているという新しい手土産もできたしなぁ」
イストワール王国での日々でも夢想しているのだろう。ボルドローは、恍惚の表情を浮かべた。
俺は、十二支石という名前を知っている。十二支魔と呼ばれる十二の魔王を封じた石のことだ。
無論、諸説がある。しかし、アルウィンの書斎で見た古文書には、そう書かれていた。
この精霊世界リテリュスの創世神話に出てくる神器のひとつである。
ただ、その殆どがリュンヌ教国によって回収されているはずだ。
だからこそ『作ろうとしている』なのだろう。実際に神器など作れるのかという疑問わくが。
ボルドローの知っている情報に価値があったとしても、亡命後の遊楽など所詮は、夢や幻だ。
イストワール王国に利用されたあとに殺されるのが、関の山だろう。
国を裏切るということは、そういうことだ。誰にも信用などされないし、利用価値がなければ断頭台いきである。
「金も名誉もいらないな。俺は、お前を見ていて確信したよ。誰かに保証された地位など無意味だ。与えられるだけではな?」
与えてもらうという意味では、貴族も俺のような飼い犬も変わらない。
だからこそ、与えられた方は手放したくないと必死にその先を目指すのだろう。
貴族が、死に方にこだわるのは、それが自分が自分に与えられる唯一のものだからなのだろう。
自由のその先、英雄のその先、人間は、先に進むために生きる。
それは、平民が掴めない貴族どもの特権でもあるのだ。いわゆる持たざるものと持っているもの違いだ。
「どういうことだ? ルグラン家に尻尾を振って生きていくのかぁ? 与えられるだけだと? お前は、その立場にすらないではないか? 勘違いをするなよぉ。なぁ?」
ボルドローは、当惑したような表情で、俺を見つめる。俺が、乗ってくると思っていたのだろう。
与えられないと立ち止まっていても、時は進む。与えられるのを待っていても同じだ。
その時を支配し、他人に与える立場になることが不確かな立場から抜け出せる道。
俺の目指すべき場所だ。
両親もいない、本当の名前も知らない、生き方も知らない、ただの拾われただけの俺。
そこに立てれば、俺は生まれることができるのだろうか。
誰かのおかげで、ではなく。
自分の力で……だ。
「だから、俺は……ッ!!」
俺は、鞘を引いて素早く抜剣。ボルドローに突進して勢いのままに斬り裂いた。
俺の顔に生暖かい液体が、吹きつけてきた。
ボルドローは、目を大きく見開いて大袈裟な瞬きを繰り返している。
「ま、待てッ、いまさら我の死体を手土産にしたところでッ、貴様は命令違反をした、グブゥわっ!!」
俺は、苦悶の表情で後退りするボルドローの体に剣を突き刺した。
どのようなものでも、生きているものは、等しく温かな液体を垂れ流すものだ。
ボルドローの背後の森に、鋭い光が等間隔で並んでいるのが見えた。
「アルウィンは、青二才なんだろうが!? なら、気付きはせんよ。それにな。誰が、いつ死体を持ち帰ると? 最後に、俺の望みを教えてやるよ」
眼光のようなソレは、規則正しく並び、だんだんに増えていく……
「無駄だ、ぞ、我には、まだあの男の家族のたまひぃ……がッ!!」
森の茂みの奥で、興奮気味な鼻息が聞こえる。俺は、ボルドローの体から剣を引き抜いた。
「俺は、目指すべき場所を見つけた。皇帝だ。ターブルロンドでなくてもいい。皇帝でなくてもな。俺自身の国を持てればいい」
ボルドローは、目玉を鳥のように動かした。それに合わせるように、口を痙攣させている。
闇の底から魔物どもが、顔をのぞかせる。
鼻を動かして、骨まで喰らう牙をむき出しにして、狂ったような顔が、ギラリと光った。
「闇狼どもか……縄張りを変えたのか? お前は、俺を孤狼と呼んだが。最後は、狼にやられるとは皮肉だな?」
闇狼は、本来ならばアニュレ峠の奥深くに生息する魔物だ。縄張りを変えることはない。
どんどんと群がる闇狼たちは、本当のボルドローを喰らい尽くすまで、鮮血の中で貪り尽くしていた。
ボルドローが、貴族の死に方として求め続けできた問いに対する。
これが答えだ。
第8話【目指す場所】完。
男の唸るような笑い声だけが、聞こえている。獣のほうが、幾分も慎ましいだろう。
「何かおかしなことでもあるのかッ!?」
俺の声には、怒気がまじる。いつまでも唸り続ける獣に痺れを切らしたのだ。
拷問の末に狂人のようになるのは、よくあることである。
「いや、お前のことを孤狼だと言ったなぁ。あれは訂正させてもらおう。お前は、ただの狂犬だった。いやいや、ルグラン家の番犬にでもなったつもりなのだろうなぁ? 何も知らないで、な?」
男は、顔を上げた。含み笑いを浮かべており、気色の悪い音を響かせている。
りんごのように腫れ上がった顔には、俺を罵倒した誇り高き貴族様だった頃の面影はない。
だからこそ、アルウィンの目をごまかせたのだ。しかし、失敗だったかとしれない。
「どういう意味だ? アルウィンが、お前に聞きたいことがあると言っていたが、そのことか? それなら、興味はない」
男は、俺の反応を伺うような表情を浮かべながら、聞き終えると満足げに息を吐いた。
男が、表情を変えるたびに頬から黄土色の雫が落ちていく。
「だろうな。ルグランの餓鬼が、探っていることは公にはできない。神話の再現など、リュンヌ教国に知れたらターブルロンドは、終わりだからな」
男は、口の端を上げながら自分の腕に触れる。すっくと立ち上がり、自身の魔力の流れを変えた。
「アバル・ソウア《脱外魂》」
ボルドローは、何らかの魔術を行使したのだろう。聞いたことのない術名だった。
男の体は、光を帯びたあとに黒い霧を噴出させた。それが、だんだんと人の形になる。
人の形は、干からびた死体に変化してその場に力なく倒れた。
ボルドローの腫れ上がった顔が、元の傲慢不遜のお貴族様に戻った。二重顎から汗がしたたり落ちる。
「約束だ。あの捨て駒の家族を解放したぞ。クククッ、ハハハ。ルグランの餓鬼もまだまだ青二才。我の仕掛けにも気が付かなかったとは。お前、ルグラン家を裏切ったなぁ? 我と取引をしないか?」
ボルドローは、横たわった死体を踏みつけた。黒い影のような人の形をしたモノは、徐々に消えていく。
おそらくは、他人の魂を自分に取り込んで、それを身代わりにする。屍術の一種だろう。
アルウィンの書斎にあった屍術の書を呼んだことがある。それに酷似していた。
ボルドローの勝ち誇った顔から予測するにまだ魂の貯蔵があるのではないだろうか。
「取り引き? 金でもくれるのか? 家を失った貴様がか? 俺に何を捧げられる?」
俺の言葉に、ボルドローは、顔色を変え、目を吊り上げ、激昂しそうになるが、息を吐いて表情を変えた。
「イストワール王国に亡命すれば、金や名誉などはどうにでもなる。皇帝サマが、十二支石を作り出そうとしているという新しい手土産もできたしなぁ」
イストワール王国での日々でも夢想しているのだろう。ボルドローは、恍惚の表情を浮かべた。
俺は、十二支石という名前を知っている。十二支魔と呼ばれる十二の魔王を封じた石のことだ。
無論、諸説がある。しかし、アルウィンの書斎で見た古文書には、そう書かれていた。
この精霊世界リテリュスの創世神話に出てくる神器のひとつである。
ただ、その殆どがリュンヌ教国によって回収されているはずだ。
だからこそ『作ろうとしている』なのだろう。実際に神器など作れるのかという疑問わくが。
ボルドローの知っている情報に価値があったとしても、亡命後の遊楽など所詮は、夢や幻だ。
イストワール王国に利用されたあとに殺されるのが、関の山だろう。
国を裏切るということは、そういうことだ。誰にも信用などされないし、利用価値がなければ断頭台いきである。
「金も名誉もいらないな。俺は、お前を見ていて確信したよ。誰かに保証された地位など無意味だ。与えられるだけではな?」
与えてもらうという意味では、貴族も俺のような飼い犬も変わらない。
だからこそ、与えられた方は手放したくないと必死にその先を目指すのだろう。
貴族が、死に方にこだわるのは、それが自分が自分に与えられる唯一のものだからなのだろう。
自由のその先、英雄のその先、人間は、先に進むために生きる。
それは、平民が掴めない貴族どもの特権でもあるのだ。いわゆる持たざるものと持っているもの違いだ。
「どういうことだ? ルグラン家に尻尾を振って生きていくのかぁ? 与えられるだけだと? お前は、その立場にすらないではないか? 勘違いをするなよぉ。なぁ?」
ボルドローは、当惑したような表情で、俺を見つめる。俺が、乗ってくると思っていたのだろう。
与えられないと立ち止まっていても、時は進む。与えられるのを待っていても同じだ。
その時を支配し、他人に与える立場になることが不確かな立場から抜け出せる道。
俺の目指すべき場所だ。
両親もいない、本当の名前も知らない、生き方も知らない、ただの拾われただけの俺。
そこに立てれば、俺は生まれることができるのだろうか。
誰かのおかげで、ではなく。
自分の力で……だ。
「だから、俺は……ッ!!」
俺は、鞘を引いて素早く抜剣。ボルドローに突進して勢いのままに斬り裂いた。
俺の顔に生暖かい液体が、吹きつけてきた。
ボルドローは、目を大きく見開いて大袈裟な瞬きを繰り返している。
「ま、待てッ、いまさら我の死体を手土産にしたところでッ、貴様は命令違反をした、グブゥわっ!!」
俺は、苦悶の表情で後退りするボルドローの体に剣を突き刺した。
どのようなものでも、生きているものは、等しく温かな液体を垂れ流すものだ。
ボルドローの背後の森に、鋭い光が等間隔で並んでいるのが見えた。
「アルウィンは、青二才なんだろうが!? なら、気付きはせんよ。それにな。誰が、いつ死体を持ち帰ると? 最後に、俺の望みを教えてやるよ」
眼光のようなソレは、規則正しく並び、だんだんに増えていく……
「無駄だ、ぞ、我には、まだあの男の家族のたまひぃ……がッ!!」
森の茂みの奥で、興奮気味な鼻息が聞こえる。俺は、ボルドローの体から剣を引き抜いた。
「俺は、目指すべき場所を見つけた。皇帝だ。ターブルロンドでなくてもいい。皇帝でなくてもな。俺自身の国を持てればいい」
ボルドローは、目玉を鳥のように動かした。それに合わせるように、口を痙攣させている。
闇の底から魔物どもが、顔をのぞかせる。
鼻を動かして、骨まで喰らう牙をむき出しにして、狂ったような顔が、ギラリと光った。
「闇狼どもか……縄張りを変えたのか? お前は、俺を孤狼と呼んだが。最後は、狼にやられるとは皮肉だな?」
闇狼は、本来ならばアニュレ峠の奥深くに生息する魔物だ。縄張りを変えることはない。
どんどんと群がる闇狼たちは、本当のボルドローを喰らい尽くすまで、鮮血の中で貪り尽くしていた。
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相棒のカワウソとクラスの中野蒼花そして異世界の仲間と共にこの世界を自由に旅をします。
現在、第四章フェレスト王国ドワーフ編
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