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幸せ色の世界
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色とりどりの花に囲まれ緑も多い別世界の中に小さな家がぽつんとある。よく見たらそれは逃げてきたあの元々いた魔女ベータの家!?
「ど、どういうこと?まさかまた追っ手くる?」
「いいえ、来ません。ここは別の世界。僕の想像した…。理想の。僕は案外ベータ師匠の家が好きだったようです。
本当の世界ではもう焼かれているかもしれませんが」
「そうなんだ」
「嫌でした?」
「ううん?ラルフきゅんがいいなら私は。私にとってもここは思い出あるし!はっ!そうだ!トイレだけは!!個室を」
「ふふっ、そうでした」
そう言うと何かポンと出てきた!!
レンガでできた個室トイレ!?
開いてみると確かにトイレらしきものがある!!だがやはり惜しい!
私は紙とペンで描いた。
「こう言うやつがいいんだけど」
と洋式のトイレを描くと
「なんだこれ?見たことないけど確かに楽だね、これにしよう」
とむむむと考えるとなんと本当に便器が出てきた!!
「おおおおおおおお!!トイレだあああ!!!」
と叫ぶと
「大袈裟な。ま、喜んでくれるならいいけど」
「わあいわあい!流石ラルフくん!好き」」
「うっ…!は、恥ずかしいのであまり言わないでください!」
とぷいと照れるかもう慣れたものでにやける。
「うふふ、想像で思い通りのものが出せるならもっと色々と便利なもの出してね!なんかネコ型のロボみたいだけど」
「ろぼ?」
「あ、別に?なんでも。とりあえず前世日本人で良かったー!」
と言う。結局食べ物も出せるから食事にも困らない。本当に2人きりの世界でたまにラルフくんは照れて視線を外す。
くっ!可愛いわ!
時間もたくさんあるしこれから2人で生きていけるし子供もたくさん埋めるかな?
ソファーに座り本を読んでるラルフきゅんの横でニヤニヤしていると
「なんか気持ち悪い想像してます?」
と言われてしまう。
「そりゃ、するよ、こんな美少年と2人きりだから、えへえへ」
と笑うとチョップされた。
「バカなんだから!本当に!!」
と言われて短くなった髪を撫でられたと思うと引き寄せられてキスをされる。
ひいいいいい!!
まだ慣れないかも!と思うと美少年が微笑みまた鼻血出そうになるが
「あの…お姉さん…。ヴィ…ヴィクトリアさんと呼んでもいいですか?」
って今更聞かれたので
「もちろんよ!!」
とおでこをつけ笑い合ったのだった。
*
可愛いラルフきゅんはそのうちどんどん成長し、美少年から美青年になり、背もとうに追い越され上から見下ろされようになると私はかなり甘やかされた。もう「ラルフきゅん」とは心の中で呼べない!
大人になったラルフは物凄い美青年になり、黒髪も空色の瞳も素敵でまだまだ私は虜だ。
ほんの少しの寂しさを感じているけど美青年になったラルフも色気が増してとんでもないのでこれはこれでありやな!!とガッツポーズした。
そんな私を見て
「また何か変なこと考えている顔ですね。もう、ヴィクトリアは…」
と少し眉根を下げて笑う。
「だって…私の胸にスッポリ収まるラルフはもういないけど代わりに素敵なイケメンが目の前に…」
と言うと少し呆れるが
「いつまでも子供じゃないですからね。僕は毎日ヴィクトリアの背を追い越せるよう頑張って鍛えてたので」
と陰ながらの努力を話されもはや感動した。
くう!!
2人きりの世界で最高すぎる!毎日が嬉しく楽しい!
ラルフは私の不器用さも笑って許せる大人へとなったし、セクシーな下着を作ってもらってももはや
「似合いそうですね」
とニコッと優しく微笑むのでもうキュンが辛い。
その後めちゃくちゃイチャついた。
結婚式にはやはりアルファ様達を招待し幸せになった。
元々の世界では私たちは死んだことになっているらしい。アルファ様がドラゴンの住処にニセモノの骨を放り投げておいてくれ、それを遠くから確認した騎士団達が王子達に報告したらしいのだ。
結局私はラルフとこの世界で3人の子に恵まれた。
長男のエリッヒ、長女のベアテ、次女のイザベルだ。
3人とも美しすぎる子供達だ!
まあ、私とラルフがかけあわっているのだからそれはまた凄い!
だがこの子達もいずれ大きくなるのだその時はまた別世界に送ってもらえるようなんとかアルファ様に頭を下げようと言う話になった。アルファ様にとっても孫みたいなもんだし。
と勝手に思っているけどラルフは
「ヴィクトリア…あんた、アルファ様を舐めすぎだろ?あの方はとんでもない力を持つ始祖の魔女様だと言うのに!」
「え、そう?見た目だけならめちゃくちゃ幼女だからなんか気ぃ抜けちゃって!」
と言うのに頭を抱える。
「別にそんなこと魔女様に頼まなくてもこの扉の鍵で僕が想像したような安全な国にはいけると思う」
「え?そうなの?」
「もっと子供達が大きくなったら旅行にもいけると思う」
「え?そうなの?何で今まで言わなかったの?」
と言うとラルフは真っ赤になり
「そそ、それは…と、とと当分はヴィクトリアとその2人きりで過ごしたくてそのご、ごめん…」
と誤った。
ええええー!
やだー!旦那が可愛すぎて死ぬ!!
「ラルフ!今夜は4人目をつくりましょう!」
「はあ!?も、もう、ダメだよそんな!!」
と更に真っ赤になるラルフに子供達が
「パパー、ママー絵本読んで」
「魔法教えて」
「お腹減った…」
と駆け寄ってくる。
「そうね、まずは絵本ね。悪役令嬢で処刑されかけた女が森で美少年と出会い恋をする話を読んであげましょうか?」
と言うとラルフはげっと言う顔して
「ほ、ほら新しいおもちゃ出してあげる!」
と誤魔化していた。
私達は幸せに包まれ子供達の頭を撫でた。ラルフと出会え幸せな結末を迎えられて良かった。
「ど、どういうこと?まさかまた追っ手くる?」
「いいえ、来ません。ここは別の世界。僕の想像した…。理想の。僕は案外ベータ師匠の家が好きだったようです。
本当の世界ではもう焼かれているかもしれませんが」
「そうなんだ」
「嫌でした?」
「ううん?ラルフきゅんがいいなら私は。私にとってもここは思い出あるし!はっ!そうだ!トイレだけは!!個室を」
「ふふっ、そうでした」
そう言うと何かポンと出てきた!!
レンガでできた個室トイレ!?
開いてみると確かにトイレらしきものがある!!だがやはり惜しい!
私は紙とペンで描いた。
「こう言うやつがいいんだけど」
と洋式のトイレを描くと
「なんだこれ?見たことないけど確かに楽だね、これにしよう」
とむむむと考えるとなんと本当に便器が出てきた!!
「おおおおおおおお!!トイレだあああ!!!」
と叫ぶと
「大袈裟な。ま、喜んでくれるならいいけど」
「わあいわあい!流石ラルフくん!好き」」
「うっ…!は、恥ずかしいのであまり言わないでください!」
とぷいと照れるかもう慣れたものでにやける。
「うふふ、想像で思い通りのものが出せるならもっと色々と便利なもの出してね!なんかネコ型のロボみたいだけど」
「ろぼ?」
「あ、別に?なんでも。とりあえず前世日本人で良かったー!」
と言う。結局食べ物も出せるから食事にも困らない。本当に2人きりの世界でたまにラルフくんは照れて視線を外す。
くっ!可愛いわ!
時間もたくさんあるしこれから2人で生きていけるし子供もたくさん埋めるかな?
ソファーに座り本を読んでるラルフきゅんの横でニヤニヤしていると
「なんか気持ち悪い想像してます?」
と言われてしまう。
「そりゃ、するよ、こんな美少年と2人きりだから、えへえへ」
と笑うとチョップされた。
「バカなんだから!本当に!!」
と言われて短くなった髪を撫でられたと思うと引き寄せられてキスをされる。
ひいいいいい!!
まだ慣れないかも!と思うと美少年が微笑みまた鼻血出そうになるが
「あの…お姉さん…。ヴィ…ヴィクトリアさんと呼んでもいいですか?」
って今更聞かれたので
「もちろんよ!!」
とおでこをつけ笑い合ったのだった。
*
可愛いラルフきゅんはそのうちどんどん成長し、美少年から美青年になり、背もとうに追い越され上から見下ろされようになると私はかなり甘やかされた。もう「ラルフきゅん」とは心の中で呼べない!
大人になったラルフは物凄い美青年になり、黒髪も空色の瞳も素敵でまだまだ私は虜だ。
ほんの少しの寂しさを感じているけど美青年になったラルフも色気が増してとんでもないのでこれはこれでありやな!!とガッツポーズした。
そんな私を見て
「また何か変なこと考えている顔ですね。もう、ヴィクトリアは…」
と少し眉根を下げて笑う。
「だって…私の胸にスッポリ収まるラルフはもういないけど代わりに素敵なイケメンが目の前に…」
と言うと少し呆れるが
「いつまでも子供じゃないですからね。僕は毎日ヴィクトリアの背を追い越せるよう頑張って鍛えてたので」
と陰ながらの努力を話されもはや感動した。
くう!!
2人きりの世界で最高すぎる!毎日が嬉しく楽しい!
ラルフは私の不器用さも笑って許せる大人へとなったし、セクシーな下着を作ってもらってももはや
「似合いそうですね」
とニコッと優しく微笑むのでもうキュンが辛い。
その後めちゃくちゃイチャついた。
結婚式にはやはりアルファ様達を招待し幸せになった。
元々の世界では私たちは死んだことになっているらしい。アルファ様がドラゴンの住処にニセモノの骨を放り投げておいてくれ、それを遠くから確認した騎士団達が王子達に報告したらしいのだ。
結局私はラルフとこの世界で3人の子に恵まれた。
長男のエリッヒ、長女のベアテ、次女のイザベルだ。
3人とも美しすぎる子供達だ!
まあ、私とラルフがかけあわっているのだからそれはまた凄い!
だがこの子達もいずれ大きくなるのだその時はまた別世界に送ってもらえるようなんとかアルファ様に頭を下げようと言う話になった。アルファ様にとっても孫みたいなもんだし。
と勝手に思っているけどラルフは
「ヴィクトリア…あんた、アルファ様を舐めすぎだろ?あの方はとんでもない力を持つ始祖の魔女様だと言うのに!」
「え、そう?見た目だけならめちゃくちゃ幼女だからなんか気ぃ抜けちゃって!」
と言うのに頭を抱える。
「別にそんなこと魔女様に頼まなくてもこの扉の鍵で僕が想像したような安全な国にはいけると思う」
「え?そうなの?」
「もっと子供達が大きくなったら旅行にもいけると思う」
「え?そうなの?何で今まで言わなかったの?」
と言うとラルフは真っ赤になり
「そそ、それは…と、とと当分はヴィクトリアとその2人きりで過ごしたくてそのご、ごめん…」
と誤った。
ええええー!
やだー!旦那が可愛すぎて死ぬ!!
「ラルフ!今夜は4人目をつくりましょう!」
「はあ!?も、もう、ダメだよそんな!!」
と更に真っ赤になるラルフに子供達が
「パパー、ママー絵本読んで」
「魔法教えて」
「お腹減った…」
と駆け寄ってくる。
「そうね、まずは絵本ね。悪役令嬢で処刑されかけた女が森で美少年と出会い恋をする話を読んであげましょうか?」
と言うとラルフはげっと言う顔して
「ほ、ほら新しいおもちゃ出してあげる!」
と誤魔化していた。
私達は幸せに包まれ子供達の頭を撫でた。ラルフと出会え幸せな結末を迎えられて良かった。
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