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38話『王城』
しおりを挟むカラカラ…
「わぁ…!」
馬車の窓から見える大きな城に私は驚きの声を出した。
「ルクシアって王城来るの初めてだっけ?」
「うん、前は町だけだったから」
そこで攫われたけど…。
「ってことは王様に会うのも初めてね」
「えっ、私たちが呼ばれたのって王様に会うため?」
「あぁ、違うよ。俺たちが呼ばれたのは別のこと。まぁ、タイミングが合えば王様と会うかもな」
話しているうちに馬車が城門をくぐる。窓から警備をしている兵士がこちらに敬礼をする。
「そろそろ降りるぞ」
「あ、はい」
馬車を降りると、少し遠くに立っていた女の兵士がこちらに来て敬礼をする。
「キラハルド様ご足労ありがとうございます」
「あぁ」
偉い人なのか他の兵士とは鎧の装飾や、雰囲気が違う感じがする。
「ミネウ、アルはどこに?」
「そろそろ来ー」
「キラ!エルシュ!」
城の中から人が出て来たとき、兵の人たちに緊張が走った。ミネウさん?よりもすごい人なのかな、さっきよりも緊張感がある気がする。
「アル、遅いぞ」
そんな雰囲気でもキラハルド様は気にせず声をかける。アルと呼ばれた人物は笑いながら近づいてくると
「ごめん。公務が長くなっちゃったんだ。エルシュ、会いたかったよ」
と言い、エルシュを抱きしめた。
「う、うん…でもここ一応みんな見てるからね?」
「ああ、ごめんごめん」
エルシュは苦笑いして頬を少し染める。私はというと突然のことに固まってしまっていた。
△▼△
こんばんは、久しぶりです
実は物語の最後の辺りだけ書けているのですが、ここで書くのにつまづいていました…笑
頑張ります
それでは、
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