謎恋-Mysterious Love-

はまっち

文字の大きさ
8 / 15
梨紗の思いと和也の気持ち

梨紗の衝撃②

しおりを挟む
「嘘だよね?」
共に驚きを隠せなかった私と由依ゆいはとんでもない事実を目にした。
なんと西にし君にのことを言ったのは藤岡ふじおか景子けいこだった。
それは西君の初恋の相手だったのだ。ちなみに小学校と中学校は同じだったが高校はまた別々の学校へとなってしまった。当時はとても仲が良く私と兄と西と由依で一緒に遊んだことを覚えている。今でもあの時に戻りたいくらいだ。
景子の連絡先は持っていたのですぐに連絡することにした。隣には由依がいるので嘘かまことかはすぐに分かる。すぐに景子に連絡した。「どうして西君に嘘をついたの?」と。返信を待っているうちに兄と西君が来たので由依と共に隠れることにした。
「別に隠れなくても良いでしょ?」
由依が言った。
「由依の気持ち知られても良いの?」
「それはダメ」
すぐに言われた。それからこっそり隠れることにした。そのうちに返信が来ていた。「嘘ってなんのこと?っていうか梨紗りさ久しぶりだね!」と書かれてあった。確かにメールだとしてもこうやって話すのは久しぶりだが例のことについて話すことにした。「まあ久しぶり!嘘って西君に由依は康平こうへいのことが嫌いって言ってたこと!」と返信した。すぐに既読になった。
「はやっ!」
由依が言った。確かに速かったが兄達に聞こえるような大きな声は出さないで欲しい。それに気付いた由依はすぐに私に謝った。
余所見よそみをしていると返信が来ていた。「あー!あのことね!どうして私が彼に言ったか気になる?」と分かっていなかったらマウントを取られそうな口調で話してきた。まあこれを聞きたかったので「聞きたい」と返信をした。
それから数分が経過し長文が来た。
「理由は私が康平のことが好きだからだよ。由依って可愛いからさ康平は由依のこと好きになってしまったのではないかと思ってしてしまったの。康平と由依達には申し訳ないと思っている。ごめんなさい。」と連絡があった。これで問題は解決したかと思いきやいきなり由依が私のスマホを奪ってきた。
「ちょっと!由依!返して!」
「梨紗待っといて!」
数分経ちようやくスマホを返してきた。それを見ると「由依です!康平が私のことが好きなのは事実なんです!けど告白を好きなのに拒否してしまってもしかしたら康平は私のことが嫌いになったのかもしれないと思います。もしかしたら康平と付き合えないかもしれません。その時は康平は景子ちゃんに任せた!」という長文があった。もしかしたら由依は自信を例の件で無くしてしまったのかもしれないと思うと心がモヤモヤしてきた。景子から返信が来た。「え?好きなのに告白を拒否した?どういうこと?」と当然のごとく疑問に感じてるらしい。確かに好きな人に告白されたらOKをするのは普通だ。しかしその普通をくつがえるようにさせたのは由依だった。
その後これまでのことを景子に説明をした。すると「由依ちゃん!私も康平のこと狙おうかな!」と勇気を持ったかのようなコメントだった。
はこのコメントにイライラした。だから「は許さないよ!」と書いてしまった。すると「梨紗らしいコメントだな!3人で誰が康平の彼女になるのか勝負だ!」といきなり仲直りしてしまった。
でも誰が最初に康平の彼女になるのかは分からないので今日は決断することにした。まあ昨日康平に「」って言われたからね!


そして由依と別れ家に帰ってきた。
「おかえり!梨紗!先に帰ったんじゃなかったの?」
兄が心配しつつ聞いてきた。
「用事があって遅れちゃった!」
私はこう言った。


兄が2日目の晩御飯を作ってくれた。今日の晩御飯はハンバーグだ。大好物だった。さらに兄のことが好きになった。
「いただきます!」
口を揃えて言った。
「おにぃちゃんが作るハンバーグはおいしぃ!」
兄に言った。そして兄が照れながら私に言った
「そうか!良かった!たくさん食えよ!」


そして食べ終わり食器洗いをした後暇な時間が出来たので兄に
「一緒にべんきょーしよ!」
「良いよ!」
すぐに返答された。今日の教科は数学だった。兄妹きょうだい共に理系だったので数学は得意だった。難しかったがすぐに解けたので良かった。


そして兄が風呂に入ろうとした。私も風呂の準備は出来ている。兄が風呂でくつろいでいる時に私はタオルを巻いて浴室に入った。
先に私が言った。
「違う日って今日でも良いよね!」
「あっ!梨紗ぁーー!」
そして「ドタバタ兄妹で一緒に風呂!」が今!始まる(?)
しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

報われなかった姫君に、弔いの白い薔薇の花束を

さくたろう
恋愛
 その国の王妃を決める舞踏会に招かれたロザリー・ベルトレードは、自分が当時の王子、そうして現王アルフォンスの婚約者であり、不遇の死を遂げた姫オフィーリアであったという前世を思い出す。  少しずつ蘇るオフィーリアの記憶に翻弄されながらも、17年前から今世まで続く因縁に、ロザリーは絡め取られていく。一方でアルフォンスもロザリーの存在から目が離せなくなり、やがて二人は再び惹かれ合うようになるが――。 20話です。小説家になろう様でも公開中です。

美人な姉と『じゃない方』の私

LIN
恋愛
私には美人な姉がいる。優しくて自慢の姉だ。 そんな姉の事は大好きなのに、偶に嫌になってしまう時がある。 みんな姉を好きになる… どうして私は『じゃない方』って呼ばれるの…? 私なんか、姉には遠く及ばない…

【完結】狡い人

ジュレヌク
恋愛
双子のライラは、言う。 レイラは、狡い。 レイラの功績を盗み、賞を受賞し、母の愛も全て自分のものにしたくせに、事あるごとに、レイラを責める。 双子のライラに狡いと責められ、レイラは、黙る。 口に出して言いたいことは山ほどあるのに、おし黙る。 そこには、人それぞれの『狡さ』があった。 そんな二人の関係が、ある一つの出来事で大きく変わっていく。 恋を知り、大きく羽ばたくレイラと、地に落ちていくライラ。 2人の違いは、一体なんだったのか?

私は貴方を許さない

白湯子
恋愛
甘やかされて育ってきたエリザベータは皇太子殿下を見た瞬間、前世の記憶を思い出す。無実の罪を着させられ、最期には断頭台で処刑されたことを。 前世の記憶に酷く混乱するも、優しい義弟に支えられ今世では自分のために生きようとするが…。

復讐のための五つの方法

炭田おと
恋愛
 皇后として皇帝カエキリウスのもとに嫁いだイネスは、カエキリウスに愛人ルジェナがいることを知った。皇宮ではルジェナが権威を誇示していて、イネスは肩身が狭い思いをすることになる。  それでも耐えていたイネスだったが、父親に反逆の罪を着せられ、家族も、彼女自身も、処断されることが決まった。  グレゴリウス卿の手を借りて、一人生き残ったイネスは復讐を誓う。  72話で完結です。

壊れていく音を聞きながら

夢窓(ゆめまど)
恋愛
結婚してまだ一か月。 妻の留守中、夫婦の家に突然やってきた母と姉と姪 何気ない日常のひと幕が、 思いもよらない“ひび”を生んでいく。 母と嫁、そしてその狭間で揺れる息子。 誰も気づきがないまま、 家族のかたちが静かに崩れていく――。 壊れていく音を聞きながら、 それでも誰かを思うことはできるのか。

戦場からお持ち帰りなんですか?

satomi
恋愛
幼馴染だったけど結婚してすぐの新婚!ってときに彼・ベンは徴兵されて戦場に行ってしまいました。戦争が終わったと聞いたので、毎日ご馳走を作って私エミーは彼を待っていました。 1週間が経ち、彼は帰ってきました。彼の隣に女性を連れて…。曰く、困っている所を拾って連れてきた です。 私の結婚生活はうまくいくのかな?

離れて後悔するのは、あなたの方

翠月 瑠々奈
恋愛
順風満帆だったはずの凛子の人生。それがいつしか狂い始める──緩やかに、転がるように。 岡本財閥が経営する会社グループのひとつに、 医療に長けた会社があった。その中の遺伝子調査部門でコウノトリプロジェクトが始まる。 財閥の跡取り息子である岡本省吾は、いち早くそのプロジェクトを利用し、もっとも遺伝的に相性の良いとされた日和凛子を妻とした。 だが、その結婚は彼女にとって良い選択ではなかった。 結婚してから粗雑な扱いを受ける凛子。夫の省吾に見え隠れする女の気配……相手が分かっていながら、我慢する日々。 しかしそれは、一つの計画の為だった。 そう。彼女が残した最後の贈り物(プレゼント)、それを知った省吾の後悔とは──とあるプロジェクトに翻弄された人々のストーリー。

処理中です...