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イヤメテの町
23「【女戦士の使用済み革鎧】の下取り」の巻
しおりを挟む下賤なスライムどもの白濁する粘液を浴びて、ドロドロになった革鎧を下取りに出すことにした女戦士(武器屋泣かせ)。
乾いた粘液で表面がイカ臭くカピカピになっている女戦士の革鎧を見せられ、頬をヒクヒクさせている武器屋のおじさん(創業以来初の事態)。
黒くて硬そうな口髭を生やした武器屋のおじさんをなだめるために、オレは鎧の前に女戦士のバスタードソードをここで打ち直してもらうことにした。
女戦士(力まかせ)のバスタードソードは、だいぶガタがきている。刀身表面の刃こぼれや細かい疵は数しれず、鍔の部分も細かくヒビ割れてる。応急で巻いているだけの持ち手部分の柄糸もしっかりと巻き直さないと、剣を振ってる途中で手からすっぽ抜けそうだ。
この際、我がパーティーの新入りサクラの装備と合わせて、メンバー全員の装備をこの武器屋で見繕って貰うことにしよう。
続く…
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