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同僚が不倫を強要してきます2
しおりを挟む社員食堂で食事を済ませ、メイク直しをしようとパウダールームに向かう途中で後輩が声をかけてきた。
「いたいた絢瀬さん、部長が探してるみたいですよ。相談したいことがあるみたいです」
部長があたしに直々に相談することってある?もしかして樹が「絢瀬さん副業してるみたいですよ」とか言ったりして、小説書いてるのバレた?それとも…。居ても立っても居られなくてまだ昼休みが終わる前にも関わらず会議室に行ったものの室内は真っ暗だった。
「…第2の方かな」
会議室は第1、第2と二部屋ある。第1ですよ、って言われた気もするけど焦っていて聞き流してしまっていたし、もしかしたら第1じゃないのかもしれない。むしろ昼休みが終わってから話すってことでまだ来てないだけ?
「鈴木」
莉子が部屋を出ようとしたら、莉子の旧姓で名前を呼ばれた。
結婚してすぐ苗字変えて今は絢瀬で定着してるのに未だに旧姓で呼んでくるのは…
「…樹でしょ」
「ごめんごめん今は絢瀬だな」
…やっぱり。
部長が呼んでいるなんて、莉子は最初から半信半疑だった。
「部長とここで話す予定なんだけど何?」
「あー、あの子に聞いた?部長が鈴木のこと呼んでるらしいから会ったら伝えてって言っただけ。呼んだのは俺だけど」
直接言えばいいのに、後輩使うとかあえて回りくどいことして…
こういうところも嫌い!と莉子は思った。
「あのメール。何?鈴木が書いたの?」
「…そうだけど、読んだの?」
樹は声をあげて笑った。
「何よ」
「全部読んだわ。お前常日頃からあんなエロいこと考えて生きてるわけ?」
「常日頃じゃないし!締め切り前で焦って送り間違えたの!それは、悪かったけど笑わないでよ…」
「締め切り。ふーん、それ副業だよな」
「副業ってほどじゃ…ほぼ趣味だから別にそんなにギャラもらってるとかじゃないもん…」
「でも金貰ってるなら副業じゃん」
「…」
ほんとに、こういう誘導尋問上手いよなこいつ。
メール送り間違えてる時点からあたしがバカってわかってるけどさ…
「拓海は知ってんの?」
「言ってない…」
本当は、常日頃からエッチなこと考えちゃってる。拓海くんがいなくて寂しい時は一人でしてるし、それが余計寂しいからあぁいうの書くことで気持ちを昇華してるっていうか…恥ずかしくて拓海くんには言えない。
「黙っといて欲しい?会社にも」
「そりゃそうだよ…」
「うーんでも言ったら面白いことになりそうだしなぁ」
性格悪すぎ。言う気満々じゃん。
「もういいよ…言えばいいじゃん。バレたら恥ずかしいだけで不倫してるわけじゃないし。副業…は会社には怒られるだろうけどもういいし」
諦めて会議室のドアを開けようとする莉子の腕を樹が引っ張ってキスをした。出ていけないように莉子を抱きしめながら自分の背をドアに向けて。
「何すんの!?どいて!」
「溜まってんなら相手してやろーかなって」
「あんた失礼過ぎ…違うし!触んないでっ」
「うるさいなー」
樹にまた唇を奪われて、無理やり制服の上から胸を揉まれた。莉子は驚きすぎて体が動かなかった。
怖い…
「やだ、やめ…っ」
樹は莉子の制服のリボンタイを解いた後ボタンを外してブラジャーの中に指を入れた。
樹はブラジャーの中で、莉子の突起を探る。それはすぐ見つけられて摘まれ、軽く捻るようにして刺激を与えた。
「…っ」
「黙っててあげるから」
「拓海くんに、あんたにレイプされたって言うからっ…」
「言えば?」
樹は後ろ手でドアの鍵を締め、再び莉子にキスをした。莉子は樹の体を離そうとしたけれど、突然のことに体が硬直してしまい、それ以上何も出来なかった。テーブルに体を押し付けられ下着に樹の手が入ってきて、指が大事なところに入ってくる。
「鈴木がこんなに濡らしてること俺もあいつに言っていいってことだよね?」
莉子の中は水音がする程濡れていた。一本だけだった指が二本になり、ぐちゃぐちゃに掻き回された。
「…っ!!」
水音がだんだん大きくなり、莉子はつい声が出そうになった。
「…っ」
ここは会社だ。こんなところ誰かに見つけられたら…。しかも愛する拓海じゃなくて、大嫌いな樹にこんなことされて…絶対我慢しなきゃ!
そう思いどんなに指が激しく動いても、莉子は声を殺した。
「声我慢してんの?拓海くん以外に聞かせたくないーって?」
こいつ…バカにして。悔しくてたまらなくて、莉子は樹を睨みつけた。
「…そういう女ほどイカせがいがあるんだよ、莉子ちゃん」
そう言って樹は莉子のクリトリスを擦り始めた。
「…!」
莉子は中よりもクリトリスが弱い。察されないように強がっていても体は正直で、声が出せない代わりに腰がくねり始める。
「あー、こっち派か」
中にも指が入ったまま、クリトリスを激しく責められて、莉子は絶頂に達してしまった。
「…!!」
体に力が入らず、イク瞬間に無意識に樹に抱きついてしまった。
こんな奴に抱きつきたくないのに…
「死んでも声出したくないんだな。の割には派手にいっちゃったねー。見ろよ」
床が濡れていた。リカは絶頂に達すると同時に潮を吹いていた。
「こんなとこでやられて感じちゃったんだ。拓海に言っとくわ、お前の嫁は会社で潮吹いたって」
「…最低…っあ!」
力が抜けてしまっている莉子は体をひっくり返され、いつの間に脱いだのか樹のものが後ろから突っ込まれた。
「声出ちゃったねー」
「あ、っ、やめ、もぉやめて…っ」
「もう諦めろよ」
樹の後ろからの激しい責めに、テーブルに両手をついて体をおさえるしかなくてもう口元を抑えることが出来ず、少しずつ声が漏れてくる。
「ん…、っ、はっあ」
「きつ…拓海いい思いしてんなー」
「も…やぁ…やめ…」
嫌でたまらないはずなのに、莉子はものすごく感じていた。激しい嫌悪感と快感の狭間で、莉子の目には涙が滲んでくる。そして絶頂の波が再び莉子に訪れようとしていた。
「ん、ぁ、やめ、や…いやっ…んんんっ」
「お前またいきそうなんだろ」
「ちが、ちがうぅっ…」
もうだめ。またいっちゃう…
莉子が絶頂しそうになった瞬間、樹のものが抜かれた。
「なん…っ」
何で?そんな言葉が出てきそうになって慌てて口をつぐんだ。
「仕事戻んないと。お前今日俺の家来いよ」
「は?!」
「いや、別にいいけど俺は。色々まずいのはお前だし」
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