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「もうちょっと舌使ってや…」
ほんとならあんなこと言われたら断固として拒否して、なんなら剛くんを殴って帰ってもいいのに結局あたしは今、剛くんのを口でしてる。
「んっ」
ゲホッ、ゲホッ。
後頭部を持たれて顔を剛くんの下腹部に押し付けられたことで喉の奥まで剛くんのモノが入ってきた。苦しくてえづいた後、咳き込んだ。
「きつい?」
「…きつい」
「ごめんな、あとちょっとやし頑張って」
剛くんはあたしの頭を持って前後に動かした。吐きそうになり、何度もえづく。辛くて離れようとしても頭を離してくれない。
「んぅぅ、んんっ」
「吐かんといてや…もうちょいやし、ごめん」
あたしの目から涙が流れた。口いっぱいにモノを咥えさせられて、息をするのが苦しい。…それから、ただの性欲を解消する為の物みたいに扱われているのが悲しい。
「ん…っ、う…」
「いくっ…」
喉の奥に苦いのが広がる。飲み込むのが辛くて口から剛くんの精液が溢れた。前ならあたしのフェラで気持ちよくなってくれるのが嬉しくて全部飲み込めたのに。
洗面所に駆け込んで口をゆすいでいると服を脱いだ剛くんが入ってきて、シャワーを浴び始めた。
鏡が湯気で曇る。あたしの目が涙で滲んでいることもあってか、ぼやけて自分の顔が見えない。
悲しさと涙でひどい顔になっているだろうから、丁度いいのかも。自分のそんな顔見たくないし…部屋に戻りベッドに座り込んで下瞼をこすると、マスカラが指についた。
「菜々ちゃん、行くわ。また連絡するしな」
剛くんはすぐにシャワーを終えて出てきて、身支度を整え始めた。最後にネクタイを締め終えた後鼻をすすっているあたしの頭をぽんぽんって軽く触れた。
「ごめんな、しんどい思いさせて。今度ゆっくりしよ」
黙り込んでいるあたしの頭をくしゃくしゃと撫でて剛くんが部屋から出て行った。
***
…今日会うので1ヶ月ぶり、か。嬉しいけど…ううん、本当に嬉しいかな?
あたしは剛くんに会う時、前みたいに笑えなくなった。でも会いたくて、会いに行ってしまう。
“離婚届出してきたよ”今日はそう言ってもらえるんじゃないかっていつも期待しながら。けどその日はなかなか訪れない。
「…もうちょっと待って欲しいねん」
「…もういい。そんなつもりないなら言わんといて欲しかった」
「別れへんなんて言ってないやん。子供おったら親権とか色々あんねん。わかってや」
「また子供出す。ずるい」
「ずるいとかちゃうやん。そんな顔せんといてや」
剛くんが、あたしを押し倒してキスをした。
「んっ…」
そのまま剛くんの手がスカートの中に入ってきてあたしのパンツに手をかける。
「…ごまかさんといてっ…」
「好きな女抱きたくなったらあかんの?」
剛くんがもう一度キスをしながらパンツを下ろして、あたしの中に指を入れた。
「どしたん、あんま濡れてないやん」
舌が絡まってくるにつれ更に指が深く入ってきた。剛くんがネクタイを緩め、ベルトを外して下の服だけ脱いであたしの入り口にモノをあてがう。
まだちゃんと濡れてないよ…。無理やり入れられたら余計濡れないのに。その思いとは裏腹に剛くんのモノがあたしの膣をゆっくりと掻き分けながら入ってくる。
「痛…」
「気持ちよくするから」
気持ちよくなんてならないもん…こんなの嫌だよ。
そう思ってたのに…受け入れたくなかったはずなのに、剛くんが動く度にだんだん気持ちよくなって濡れてきて、我慢出来ず声が漏れた。
「…あっ…」
「まだ痛いかな、やめる?」
「…やめない…」
結局あたしは快感に抗えなかった。嫌だったのに。悔しいけど、あたしは結局いかされてしまった。
「あれ、いっちゃったん?」
「は、ぁ、あぁっ!もうやめて変になるっ」
「嫌や、俺まだいってないもん」
「あっ、んん!や…」
「やっぱり菜々ちゃんのは気持ちいい」
菜々ちゃんのは、って。奥さんともしてるって言いたいの?わざと?
「出る…」
剛くんがいつもの様に、あたしの中で果てた。
シャワーから上がって、服を着始めている剛くんをベッドで裸のまま横向きになってぼーっと見ていた。
「剛くん…」
「なーに、菜々ちゃん」
剛くんがあたしをちらっと見て、またすぐに服を着る作業に戻る。
「…あたしと奥さん、どっちが気持ちいい?」
「は?」
剛くんが笑い、言葉を続ける。
「2人目出来てからしてないし忘れた。比べようないわ」
「…そっか…」
あたしは力無く笑った。嘘だとわかっていてもちょっとだけ嬉しくなる。バカみたい。去りゆく剛くんの背中を目で追いかけ、涙をぽろっとこぼしながら呟いた。
「お仕事頑張ってね…」
「ありがとう。愛してるよ」
唇に軽く触れるようなキスをして、剛くんが出て行く。
愛してなんかないくせに。もうそんな言葉いらないよ…。
流れる涙と共に剛くんがあたしの中に出したものも、少しずつ流れ出していた。
最近の剛くん、全然思いやりが無い。セックスも前はあんなに時間かけてくれたのに、ちょっと舐めて触って、すぐ入れて、一人だけいってシャワー浴びて、さっさと帰る。時間ない時間ない、ばっかり。
今日なんて舐めてもくれなかったし、ちょっと指入れられただけ。
あたしと会う時間を短くして、仕事さっさと片付けてなるべく早く家に帰れるようにしてるんだよね。剛くん子供好きだもんね。生まれたばっかりなんて可愛くて仕方ないだろうし。
そんなに時間ないなら誘わなきゃいいのに呼び出すのは、あたしで性欲を解消したいから。前からそうだったってわかってるよ。あたしだって最初はその程度の気持ちだった。
いっぱい気持ちよくしてくれて、自分が自分じゃなくなるくらいめちゃくちゃにされる時もあって。剛くんとのセックスはいつも刺激的だった。
けど、愛されてるって勘違いするぐらい時間をかけて優しく抱いてくれる時もあったよね…
前みたいに愛してるっていっぱい言いながら抱いて欲しいよ…
ほんとならあんなこと言われたら断固として拒否して、なんなら剛くんを殴って帰ってもいいのに結局あたしは今、剛くんのを口でしてる。
「んっ」
ゲホッ、ゲホッ。
後頭部を持たれて顔を剛くんの下腹部に押し付けられたことで喉の奥まで剛くんのモノが入ってきた。苦しくてえづいた後、咳き込んだ。
「きつい?」
「…きつい」
「ごめんな、あとちょっとやし頑張って」
剛くんはあたしの頭を持って前後に動かした。吐きそうになり、何度もえづく。辛くて離れようとしても頭を離してくれない。
「んぅぅ、んんっ」
「吐かんといてや…もうちょいやし、ごめん」
あたしの目から涙が流れた。口いっぱいにモノを咥えさせられて、息をするのが苦しい。…それから、ただの性欲を解消する為の物みたいに扱われているのが悲しい。
「ん…っ、う…」
「いくっ…」
喉の奥に苦いのが広がる。飲み込むのが辛くて口から剛くんの精液が溢れた。前ならあたしのフェラで気持ちよくなってくれるのが嬉しくて全部飲み込めたのに。
洗面所に駆け込んで口をゆすいでいると服を脱いだ剛くんが入ってきて、シャワーを浴び始めた。
鏡が湯気で曇る。あたしの目が涙で滲んでいることもあってか、ぼやけて自分の顔が見えない。
悲しさと涙でひどい顔になっているだろうから、丁度いいのかも。自分のそんな顔見たくないし…部屋に戻りベッドに座り込んで下瞼をこすると、マスカラが指についた。
「菜々ちゃん、行くわ。また連絡するしな」
剛くんはすぐにシャワーを終えて出てきて、身支度を整え始めた。最後にネクタイを締め終えた後鼻をすすっているあたしの頭をぽんぽんって軽く触れた。
「ごめんな、しんどい思いさせて。今度ゆっくりしよ」
黙り込んでいるあたしの頭をくしゃくしゃと撫でて剛くんが部屋から出て行った。
***
…今日会うので1ヶ月ぶり、か。嬉しいけど…ううん、本当に嬉しいかな?
あたしは剛くんに会う時、前みたいに笑えなくなった。でも会いたくて、会いに行ってしまう。
“離婚届出してきたよ”今日はそう言ってもらえるんじゃないかっていつも期待しながら。けどその日はなかなか訪れない。
「…もうちょっと待って欲しいねん」
「…もういい。そんなつもりないなら言わんといて欲しかった」
「別れへんなんて言ってないやん。子供おったら親権とか色々あんねん。わかってや」
「また子供出す。ずるい」
「ずるいとかちゃうやん。そんな顔せんといてや」
剛くんが、あたしを押し倒してキスをした。
「んっ…」
そのまま剛くんの手がスカートの中に入ってきてあたしのパンツに手をかける。
「…ごまかさんといてっ…」
「好きな女抱きたくなったらあかんの?」
剛くんがもう一度キスをしながらパンツを下ろして、あたしの中に指を入れた。
「どしたん、あんま濡れてないやん」
舌が絡まってくるにつれ更に指が深く入ってきた。剛くんがネクタイを緩め、ベルトを外して下の服だけ脱いであたしの入り口にモノをあてがう。
まだちゃんと濡れてないよ…。無理やり入れられたら余計濡れないのに。その思いとは裏腹に剛くんのモノがあたしの膣をゆっくりと掻き分けながら入ってくる。
「痛…」
「気持ちよくするから」
気持ちよくなんてならないもん…こんなの嫌だよ。
そう思ってたのに…受け入れたくなかったはずなのに、剛くんが動く度にだんだん気持ちよくなって濡れてきて、我慢出来ず声が漏れた。
「…あっ…」
「まだ痛いかな、やめる?」
「…やめない…」
結局あたしは快感に抗えなかった。嫌だったのに。悔しいけど、あたしは結局いかされてしまった。
「あれ、いっちゃったん?」
「は、ぁ、あぁっ!もうやめて変になるっ」
「嫌や、俺まだいってないもん」
「あっ、んん!や…」
「やっぱり菜々ちゃんのは気持ちいい」
菜々ちゃんのは、って。奥さんともしてるって言いたいの?わざと?
「出る…」
剛くんがいつもの様に、あたしの中で果てた。
シャワーから上がって、服を着始めている剛くんをベッドで裸のまま横向きになってぼーっと見ていた。
「剛くん…」
「なーに、菜々ちゃん」
剛くんがあたしをちらっと見て、またすぐに服を着る作業に戻る。
「…あたしと奥さん、どっちが気持ちいい?」
「は?」
剛くんが笑い、言葉を続ける。
「2人目出来てからしてないし忘れた。比べようないわ」
「…そっか…」
あたしは力無く笑った。嘘だとわかっていてもちょっとだけ嬉しくなる。バカみたい。去りゆく剛くんの背中を目で追いかけ、涙をぽろっとこぼしながら呟いた。
「お仕事頑張ってね…」
「ありがとう。愛してるよ」
唇に軽く触れるようなキスをして、剛くんが出て行く。
愛してなんかないくせに。もうそんな言葉いらないよ…。
流れる涙と共に剛くんがあたしの中に出したものも、少しずつ流れ出していた。
最近の剛くん、全然思いやりが無い。セックスも前はあんなに時間かけてくれたのに、ちょっと舐めて触って、すぐ入れて、一人だけいってシャワー浴びて、さっさと帰る。時間ない時間ない、ばっかり。
今日なんて舐めてもくれなかったし、ちょっと指入れられただけ。
あたしと会う時間を短くして、仕事さっさと片付けてなるべく早く家に帰れるようにしてるんだよね。剛くん子供好きだもんね。生まれたばっかりなんて可愛くて仕方ないだろうし。
そんなに時間ないなら誘わなきゃいいのに呼び出すのは、あたしで性欲を解消したいから。前からそうだったってわかってるよ。あたしだって最初はその程度の気持ちだった。
いっぱい気持ちよくしてくれて、自分が自分じゃなくなるくらいめちゃくちゃにされる時もあって。剛くんとのセックスはいつも刺激的だった。
けど、愛されてるって勘違いするぐらい時間をかけて優しく抱いてくれる時もあったよね…
前みたいに愛してるっていっぱい言いながら抱いて欲しいよ…
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