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やっぱり産んでくれって、言ってくれないかな…。どうしても淡い期待を抱いてしまって、病院にすぐには行かなかった。
学校も極力行くようにした。急にいなくなったら何言われるかわからないし体育がある日は早退したり、遅刻して避けた。
久志くんと付き合ってからは他の人とセックスしなくなったから学校でのあたしの存在感は薄れて、いないものとして扱われてたけど。
お腹が空きすぎて気持ち悪くて、毎日吐きそうになる。何かを食べていないと辛くて、食べる量が今までの倍以上になり一気に体重が増えた。
早くしんと、体に負担かかるから。ちょっとでもしんどい思いさせたくないから早く病院に行こう。
久志くんにそう促された時、あたしはまた泣いて暴れた。久志くんに物をぶつけるだけじゃ飽き足らず、直接殴ったり蹴ったりもしてしまった。
「菜々!!お願い!!」
体を抑えるように久志くんが、暴れるあたしの体を抱きしめた。
…無理なんだ。やっぱりだめなんだ。
ようやく観念したあたしは次の日久志くんに連れられ病院に行って、先生に中絶の意思を伝えた。
久志くんが20歳を超えていたから親の同意書がいらないことがせめてもの救いだった。10万円近い手術費用は全て久志くんが払った。
手術は3日後の朝。前日に体に器具を入れるので2日後に来てくださいと言われ、前日に行った時に今から明日ここに来るまで何も食べないで。メイクはしてこないで下さい。と色々言われた。
器具が入った状態の体の違和感と空腹で気持ち悪くて寝れなくて、久志くんが一晩中起きてあたしの頭を撫でたり、お腹をさすっていた。
うっとしい。触らんといて!
体が辛い。明日が来るのが怖い。なんであたしだけ痛い思いしないといけないの。
あまりにも気が立っていてつい怒ってしまったけど、ごめん。こうさせて欲しい。俺の子やから…
そう言われると何も言えなくなって、久志くんにお腹をさすられながら静かに涙を流した。
***
手術は滞りなく行われた。早い段階で手術をしたから比較的スムーズだったらしい。
全身麻酔で意識が朦朧としていて気分が悪くて、終わってすぐの時に吐いてしまった。胃液しか出なかったけど。
看護師さん2、3人に支えられてベッドに寝かされて、しばらく…にしてね…起きたら…という言葉を最後まで聞くことなく意識を失った。
どれくらい寝たかはわからないけど、どこか…待合室?から聞こえる子供の声で目が覚めた。楽しそうにはしゃぐ声を聞いて、しばらく泣いていた。
手術するまでは空腹感からくる気持ち悪さが辛くて仕方なかったのに、その気分の悪さは消えていた。
起き始めたあたしを見にきた看護師さんに体を支えてもらいながら診察室に入り、あたしの顔色を見て異常のないことを確認した先生にまた3日後に見せに来てね。と言われ病院を後にし、駐車場に停めている久志くんの車に乗り込んだ。
おかえり、とあたしに声をかけてきた久志くんの顔を見ると目が少し腫れていた。
「ハンバーグ食べたい。久志くんどっか連れてって」
「うん。ハンバーグどころか何でも食べていいよ」
「やった!」
病院で子供の声を聞いた時はあんなに泣いて辛かったのに久志くんの顔を見ても全く涙が出なかったし、むしろあたしは元気だった。空元気だったと思うけど。
あたしのお腹に何もいなくなって、白状だけど体が軽くなった。吹っ切れてしまったんだと思う。
悪くないって思ってるわけじゃない。この日のことは一生忘れないし、忘れちゃいけない。けど前を向かなきゃ…全部終わったんだから。
車の窓から見た空はとても晴れていた。
3日後に病院に行って、それからまた後日改めてピルを処方してもらった。
飲み忘れない様にね。
この病院に初めて来た時から今までずっと優しくしてくれた先生のお世話になれて良かった。
それ以来、ピルは欠かせない存在になった。
***
2人で水子供養に行って、それからもあたしは久志くんの家にいたけどセックスは出来なくなった。
体調が戻った頃に一度したけど…ピルを飲んでいても久志くんがゴムをつけていても、また子供が出来るような気がして拒否反応が出てしまい、最後までは出来たもののちょっと泣いてしまった。
それ以来久志くんは手を出してこなくなった。
キスもしないし抱き合うこともない。ただの同居人だった。
子供のことを忘れるつもりはないけど久志くんといたら思い出す。やっぱり、この人とはもう一緒にいられない。
久志くんが仕事に行っている日、あたしは学校をサボって久しぶりにお母さんに電話をした。怒られるかと思いきや全くそんなことはなく、返ってきた言葉はちょうど私も連絡しようと思ってた、だった。
彼氏とは別れた。1人になって菜々を無下にしてたことを、ものすごく後悔した。お願いやから帰ってきて。
…都合いいなこのババア。捜索願も出さずに過ごしてきたくせに。
心の中で初めてお母さんをババア呼ばわりした。
まぁいいや。もう家に帰ろう。
こっちも都合よく使うことにした。都合よくっていうか、あたしが家に帰るのは当然なんだけど。
一人暮らしの男の子の家にずっといたことを正直に話して、いつまでもその人に迷惑かけられないから帰るね、と伝えた。…子供を堕ろしたことは言えなかった。
すぐさまスーパーから段ボールをもらってきて、荷物を全部詰めて自分の家宛に送った。
仕事から帰ってきた久志くんは明らかに家の物が減っていることにすぐ気付いた。
「…出て行くん?」
「うん…家帰るわ、お母さんに帰っといでって言われてん。やっぱあたし、まだまだ子供やから」
菜々はまだまだ子供やから、っていう久志くんがよく言ってた言葉を皮肉ってあたしは笑顔を見せた。
「もう、ここにはこーへんの?」
「…多分。急にごめん…。ほんまにお世話になりました。久志くんと一緒にいれて幸せやった」
「俺のこと嫌いになった?」
「そういうわけじゃないよ。でも…さ」
「…そうやんな。ごめん。でも俺」
「ありがとう。ばいばい」
「送っていく」
「いい。まだ夕方やし、ありがとう」
あたしは言葉を遮って合鍵を返した。久志くんの目が潤んでいた気がするけど、あまり顔を見ないようにして家を出て行った。
季節が2つも変わる程の、あたしのながーい家出はようやく終わった。
それから卒業まで、ちゃんと自分の家で過ごした。
自分の家に戻ってから少し経った頃、学校の後輩とセックスをした。したかった。もう出来なくなってたらどうしよう、と思ってたから。
…心配したのがバカらしかった。何の問題もなく普通に出来たし、久々だったからめちゃくちゃ気持ち良かった。
あれからピルもちゃんと飲んでるし、もう大丈夫。
妊娠したことで一瞬太ったものの、元の体系に戻ったあたしはその頃読んでいた雑誌のモデル募集のページを見てなんとなく応募し、オーディションですんなりと合格した。
撮影に行く時の交通費や、服を買うためのお金を貯めたかったので前のアルバイトを辞め、それより時給のいいところで働き始めた。久志くんと別れて以来店の子と顔を合わせるのも気まずかったし、いいきっかけになった。
3年生になってからも相変わらずうまいこと学校をサボって、東京まで撮影に行った。
お金がかかるし、こっちにいても楽しくないから高校を卒業したら地元を出て東京に住むことにした。
前みたいにお母さんが男を連れ込んでも嫌だし。
あたしが家出をしていた時の罪滅ぼしなのか、お母さんは引越し費用とか家具用にとお金をいっぱいくれた。
舞い散る桜と共にあたしは地元から消えた。
学校も極力行くようにした。急にいなくなったら何言われるかわからないし体育がある日は早退したり、遅刻して避けた。
久志くんと付き合ってからは他の人とセックスしなくなったから学校でのあたしの存在感は薄れて、いないものとして扱われてたけど。
お腹が空きすぎて気持ち悪くて、毎日吐きそうになる。何かを食べていないと辛くて、食べる量が今までの倍以上になり一気に体重が増えた。
早くしんと、体に負担かかるから。ちょっとでもしんどい思いさせたくないから早く病院に行こう。
久志くんにそう促された時、あたしはまた泣いて暴れた。久志くんに物をぶつけるだけじゃ飽き足らず、直接殴ったり蹴ったりもしてしまった。
「菜々!!お願い!!」
体を抑えるように久志くんが、暴れるあたしの体を抱きしめた。
…無理なんだ。やっぱりだめなんだ。
ようやく観念したあたしは次の日久志くんに連れられ病院に行って、先生に中絶の意思を伝えた。
久志くんが20歳を超えていたから親の同意書がいらないことがせめてもの救いだった。10万円近い手術費用は全て久志くんが払った。
手術は3日後の朝。前日に体に器具を入れるので2日後に来てくださいと言われ、前日に行った時に今から明日ここに来るまで何も食べないで。メイクはしてこないで下さい。と色々言われた。
器具が入った状態の体の違和感と空腹で気持ち悪くて寝れなくて、久志くんが一晩中起きてあたしの頭を撫でたり、お腹をさすっていた。
うっとしい。触らんといて!
体が辛い。明日が来るのが怖い。なんであたしだけ痛い思いしないといけないの。
あまりにも気が立っていてつい怒ってしまったけど、ごめん。こうさせて欲しい。俺の子やから…
そう言われると何も言えなくなって、久志くんにお腹をさすられながら静かに涙を流した。
***
手術は滞りなく行われた。早い段階で手術をしたから比較的スムーズだったらしい。
全身麻酔で意識が朦朧としていて気分が悪くて、終わってすぐの時に吐いてしまった。胃液しか出なかったけど。
看護師さん2、3人に支えられてベッドに寝かされて、しばらく…にしてね…起きたら…という言葉を最後まで聞くことなく意識を失った。
どれくらい寝たかはわからないけど、どこか…待合室?から聞こえる子供の声で目が覚めた。楽しそうにはしゃぐ声を聞いて、しばらく泣いていた。
手術するまでは空腹感からくる気持ち悪さが辛くて仕方なかったのに、その気分の悪さは消えていた。
起き始めたあたしを見にきた看護師さんに体を支えてもらいながら診察室に入り、あたしの顔色を見て異常のないことを確認した先生にまた3日後に見せに来てね。と言われ病院を後にし、駐車場に停めている久志くんの車に乗り込んだ。
おかえり、とあたしに声をかけてきた久志くんの顔を見ると目が少し腫れていた。
「ハンバーグ食べたい。久志くんどっか連れてって」
「うん。ハンバーグどころか何でも食べていいよ」
「やった!」
病院で子供の声を聞いた時はあんなに泣いて辛かったのに久志くんの顔を見ても全く涙が出なかったし、むしろあたしは元気だった。空元気だったと思うけど。
あたしのお腹に何もいなくなって、白状だけど体が軽くなった。吹っ切れてしまったんだと思う。
悪くないって思ってるわけじゃない。この日のことは一生忘れないし、忘れちゃいけない。けど前を向かなきゃ…全部終わったんだから。
車の窓から見た空はとても晴れていた。
3日後に病院に行って、それからまた後日改めてピルを処方してもらった。
飲み忘れない様にね。
この病院に初めて来た時から今までずっと優しくしてくれた先生のお世話になれて良かった。
それ以来、ピルは欠かせない存在になった。
***
2人で水子供養に行って、それからもあたしは久志くんの家にいたけどセックスは出来なくなった。
体調が戻った頃に一度したけど…ピルを飲んでいても久志くんがゴムをつけていても、また子供が出来るような気がして拒否反応が出てしまい、最後までは出来たもののちょっと泣いてしまった。
それ以来久志くんは手を出してこなくなった。
キスもしないし抱き合うこともない。ただの同居人だった。
子供のことを忘れるつもりはないけど久志くんといたら思い出す。やっぱり、この人とはもう一緒にいられない。
久志くんが仕事に行っている日、あたしは学校をサボって久しぶりにお母さんに電話をした。怒られるかと思いきや全くそんなことはなく、返ってきた言葉はちょうど私も連絡しようと思ってた、だった。
彼氏とは別れた。1人になって菜々を無下にしてたことを、ものすごく後悔した。お願いやから帰ってきて。
…都合いいなこのババア。捜索願も出さずに過ごしてきたくせに。
心の中で初めてお母さんをババア呼ばわりした。
まぁいいや。もう家に帰ろう。
こっちも都合よく使うことにした。都合よくっていうか、あたしが家に帰るのは当然なんだけど。
一人暮らしの男の子の家にずっといたことを正直に話して、いつまでもその人に迷惑かけられないから帰るね、と伝えた。…子供を堕ろしたことは言えなかった。
すぐさまスーパーから段ボールをもらってきて、荷物を全部詰めて自分の家宛に送った。
仕事から帰ってきた久志くんは明らかに家の物が減っていることにすぐ気付いた。
「…出て行くん?」
「うん…家帰るわ、お母さんに帰っといでって言われてん。やっぱあたし、まだまだ子供やから」
菜々はまだまだ子供やから、っていう久志くんがよく言ってた言葉を皮肉ってあたしは笑顔を見せた。
「もう、ここにはこーへんの?」
「…多分。急にごめん…。ほんまにお世話になりました。久志くんと一緒にいれて幸せやった」
「俺のこと嫌いになった?」
「そういうわけじゃないよ。でも…さ」
「…そうやんな。ごめん。でも俺」
「ありがとう。ばいばい」
「送っていく」
「いい。まだ夕方やし、ありがとう」
あたしは言葉を遮って合鍵を返した。久志くんの目が潤んでいた気がするけど、あまり顔を見ないようにして家を出て行った。
季節が2つも変わる程の、あたしのながーい家出はようやく終わった。
それから卒業まで、ちゃんと自分の家で過ごした。
自分の家に戻ってから少し経った頃、学校の後輩とセックスをした。したかった。もう出来なくなってたらどうしよう、と思ってたから。
…心配したのがバカらしかった。何の問題もなく普通に出来たし、久々だったからめちゃくちゃ気持ち良かった。
あれからピルもちゃんと飲んでるし、もう大丈夫。
妊娠したことで一瞬太ったものの、元の体系に戻ったあたしはその頃読んでいた雑誌のモデル募集のページを見てなんとなく応募し、オーディションですんなりと合格した。
撮影に行く時の交通費や、服を買うためのお金を貯めたかったので前のアルバイトを辞め、それより時給のいいところで働き始めた。久志くんと別れて以来店の子と顔を合わせるのも気まずかったし、いいきっかけになった。
3年生になってからも相変わらずうまいこと学校をサボって、東京まで撮影に行った。
お金がかかるし、こっちにいても楽しくないから高校を卒業したら地元を出て東京に住むことにした。
前みたいにお母さんが男を連れ込んでも嫌だし。
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