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「まさか電話出てくれると思わなかった。嬉しいなー。菜々っほんと久しぶり!!」
「うん。久しぶり…ところでほんとに大丈夫…?」
「だいじょーぶだいじょーぶ!地方に撮影行ってるから帰ってこないしっ」
将くんがあたしに抱きついてはしゃいでいるのを見て、つい笑ってしまった。
剛くんにしばらく会うのやめよって言われてすぐ、どこかで見てたのかってくらいタイミング良く将くんから電話があった。
心が弱っていたあたしはつい電話に出てしまい、会いたいって言う将くんを家に招いてしまった。
「にしても菜々、どういう風の吹き回し?俺と不倫なんて絶対嫌って言ってたくせに」
「別に何も考えてないよ」
「俺のこと忘れられなかったの?相性良かったもんね俺たち」
体の相性は、ね。前戯の物足りなさとかは置いとこう。
子供みたいにはしゃいでいた将くんの表情が急に真剣モードになって、あたしにキスをした。…演技なんだか素なんだか、ちょっとどきっとしてしまった。
結婚すると男は変わるって言うもんね…たまに将くんが出てるドラマとか見てても何となくそう思ってたけど、なんか前よりかっこよくなった気がするし、実際会ってもそう感じた。…中身は変わってなさそうだけど。
この前まではタイプの男がいてもときめかないなーなんて思ってたのにな。久しぶりに会う将くんはやっぱりカッコよくてときめいてしまった。
剛くんとこないだみたいになってなければ、そんなこと思わなかったかな…そもそも将くんから電話があったところで出てないだろうから会ってもないか。
何度も唇が触れ合った後、将くんがあたしの目を見て嬉しそうに笑って、あたしをベッドに押し倒した。将くんが自分の服を脱ぎ始め、あたしも自分で脱いだ。
「あれ?菜々痩せた?」
「そうかな…」
下着姿になったあたしを見た将くんが、サイズを確認するようにウエストを掴んだ。
「うーん…」
唸りながら何度かそれを繰り返した後、上半身に手が伸びてきたから背中を軽く浮かせると将くんがあたしのブラジャーのホックを外し、そのまま脱がせた。
「やっぱり痩せてる。おっぱいちっさくなってるし」
将くんがあたしの胸を鷲掴みにしてそう言った。
「えーそうかなぁ」
「久しぶりだからよくわかるんだよねぇ」
自分ではわかんないや…モデルのくせに、体重とか普段測らないんだよね。食べても全然太らないし…後で測ってみよう。
「まぁ十分巨乳だけどねっ」
そう言って将くんがあたしの胸に飛び込んできた。
「あ…」
相変わらず将くんはあたしの胸を散々弄んだ。将くんとセックスしてた頃よりずっと体が敏感になってしまったあたしは胸を弄られる度に何度も体を震わせた。将くんが上手くなってる様な感じもするけど。
「どうしたのそんなにびくびくして」
「気持ちいい…あ、あっ…」
「菜々めっちゃエロくなったね」
「ん…ほんと…?あっ、待って指入れちゃ…やぁぁんっ」
将くんとセックスするのが久しぶりだから?こんな風に普通にセックスするのが久しぶりだから?自分でもわけがわからないぐらい気持ちいい。
そんなに指動かさないで…
「将くんっ…やばい…」
「んー?」
「いっちゃうっ…あ、あっ…!!」
あたしは将くんに抱きついて、いってしまった。将くんとのセックスでいったのいつぐらいぶりだろう…
「菜々、かわいー」
はぁはぁと肩で息をするあたしを将くんがぎゅっと抱きしめてキスをした。
「ん…」
「気持ちよかったの?」
耳元で優しく囁かれ、無言で頷くあたしを見て将くんが微笑んだ。
「入れていい?」
目を見て頷くと将くんがのしかかってきて、あたし達は一つになった。
「菜々とセックスするの久しぶりだね」
「はぁ、はぁっ…あ…っ、きもちいい…」
「俺も…」
あー…あたし、結局剛くん以外の人とセックスしてる。
あたしは剛の女です、剛としかセックスしません、とか言いながら。
あぁ言った時はほんとにそう思ってたし、ずっと剛くん以外の男とはしてなかった。
こんなんじゃ剛くん、あたしと結婚なんてしてくれないよね…。最初からそんなつもり無かったんだろうけどさ…
剛くんにはもう会えないのかな。きっとめんどくさくなっちゃったんだよね。もう何も言わないからまだ一緒にいたいよ…
「菜々、いきそう…中に出していい?」
「んっ…いいよっ…あ、あっ…」
剛くんじゃない声。当たり前だよね、今あたしは将くんとセックスしてるんだから。
違う人としてるのに、剛くんのことばっかり。忘れたいっていう気持ちがあったから将くんと会ったはずなのに。
結局剛くんのことばっかり考えて、忘れたいのに忘れられない。
もう、嫌だ…
「いく…」
将くんの腰の動きが止んで、あたしは将くんにもう一度抱きついた。
「菜々?」
将くんが心配そうにあたしの顔を見た。…あたしの目が涙に濡れていたから。
あーあ、泣いちゃった…。将くんからしたらわけわかんないよね。こういうことするのわかってて家に呼んだくせに何なんだよって思うよね。
将くんとするのが嫌なんじゃないんだよ。将くんとしてるのに剛くんのことばっかり考えちゃう自分が嫌なの。
将くんがあたしの頭を撫でた。…ただそれだけなのに、優しくしてもらうのが久しぶりな気がして余計に涙が出てきた。
「おー、よしよし」
将くんからしたら何がなんだかわからないはずなのに、あたしを優しく抱きしめて何も聞かずに泣き止むまで頭を撫でてくれた。
ごめんね、将くん…
「うん。久しぶり…ところでほんとに大丈夫…?」
「だいじょーぶだいじょーぶ!地方に撮影行ってるから帰ってこないしっ」
将くんがあたしに抱きついてはしゃいでいるのを見て、つい笑ってしまった。
剛くんにしばらく会うのやめよって言われてすぐ、どこかで見てたのかってくらいタイミング良く将くんから電話があった。
心が弱っていたあたしはつい電話に出てしまい、会いたいって言う将くんを家に招いてしまった。
「にしても菜々、どういう風の吹き回し?俺と不倫なんて絶対嫌って言ってたくせに」
「別に何も考えてないよ」
「俺のこと忘れられなかったの?相性良かったもんね俺たち」
体の相性は、ね。前戯の物足りなさとかは置いとこう。
子供みたいにはしゃいでいた将くんの表情が急に真剣モードになって、あたしにキスをした。…演技なんだか素なんだか、ちょっとどきっとしてしまった。
結婚すると男は変わるって言うもんね…たまに将くんが出てるドラマとか見てても何となくそう思ってたけど、なんか前よりかっこよくなった気がするし、実際会ってもそう感じた。…中身は変わってなさそうだけど。
この前まではタイプの男がいてもときめかないなーなんて思ってたのにな。久しぶりに会う将くんはやっぱりカッコよくてときめいてしまった。
剛くんとこないだみたいになってなければ、そんなこと思わなかったかな…そもそも将くんから電話があったところで出てないだろうから会ってもないか。
何度も唇が触れ合った後、将くんがあたしの目を見て嬉しそうに笑って、あたしをベッドに押し倒した。将くんが自分の服を脱ぎ始め、あたしも自分で脱いだ。
「あれ?菜々痩せた?」
「そうかな…」
下着姿になったあたしを見た将くんが、サイズを確認するようにウエストを掴んだ。
「うーん…」
唸りながら何度かそれを繰り返した後、上半身に手が伸びてきたから背中を軽く浮かせると将くんがあたしのブラジャーのホックを外し、そのまま脱がせた。
「やっぱり痩せてる。おっぱいちっさくなってるし」
将くんがあたしの胸を鷲掴みにしてそう言った。
「えーそうかなぁ」
「久しぶりだからよくわかるんだよねぇ」
自分ではわかんないや…モデルのくせに、体重とか普段測らないんだよね。食べても全然太らないし…後で測ってみよう。
「まぁ十分巨乳だけどねっ」
そう言って将くんがあたしの胸に飛び込んできた。
「あ…」
相変わらず将くんはあたしの胸を散々弄んだ。将くんとセックスしてた頃よりずっと体が敏感になってしまったあたしは胸を弄られる度に何度も体を震わせた。将くんが上手くなってる様な感じもするけど。
「どうしたのそんなにびくびくして」
「気持ちいい…あ、あっ…」
「菜々めっちゃエロくなったね」
「ん…ほんと…?あっ、待って指入れちゃ…やぁぁんっ」
将くんとセックスするのが久しぶりだから?こんな風に普通にセックスするのが久しぶりだから?自分でもわけがわからないぐらい気持ちいい。
そんなに指動かさないで…
「将くんっ…やばい…」
「んー?」
「いっちゃうっ…あ、あっ…!!」
あたしは将くんに抱きついて、いってしまった。将くんとのセックスでいったのいつぐらいぶりだろう…
「菜々、かわいー」
はぁはぁと肩で息をするあたしを将くんがぎゅっと抱きしめてキスをした。
「ん…」
「気持ちよかったの?」
耳元で優しく囁かれ、無言で頷くあたしを見て将くんが微笑んだ。
「入れていい?」
目を見て頷くと将くんがのしかかってきて、あたし達は一つになった。
「菜々とセックスするの久しぶりだね」
「はぁ、はぁっ…あ…っ、きもちいい…」
「俺も…」
あー…あたし、結局剛くん以外の人とセックスしてる。
あたしは剛の女です、剛としかセックスしません、とか言いながら。
あぁ言った時はほんとにそう思ってたし、ずっと剛くん以外の男とはしてなかった。
こんなんじゃ剛くん、あたしと結婚なんてしてくれないよね…。最初からそんなつもり無かったんだろうけどさ…
剛くんにはもう会えないのかな。きっとめんどくさくなっちゃったんだよね。もう何も言わないからまだ一緒にいたいよ…
「菜々、いきそう…中に出していい?」
「んっ…いいよっ…あ、あっ…」
剛くんじゃない声。当たり前だよね、今あたしは将くんとセックスしてるんだから。
違う人としてるのに、剛くんのことばっかり。忘れたいっていう気持ちがあったから将くんと会ったはずなのに。
結局剛くんのことばっかり考えて、忘れたいのに忘れられない。
もう、嫌だ…
「いく…」
将くんの腰の動きが止んで、あたしは将くんにもう一度抱きついた。
「菜々?」
将くんが心配そうにあたしの顔を見た。…あたしの目が涙に濡れていたから。
あーあ、泣いちゃった…。将くんからしたらわけわかんないよね。こういうことするのわかってて家に呼んだくせに何なんだよって思うよね。
将くんとするのが嫌なんじゃないんだよ。将くんとしてるのに剛くんのことばっかり考えちゃう自分が嫌なの。
将くんがあたしの頭を撫でた。…ただそれだけなのに、優しくしてもらうのが久しぶりな気がして余計に涙が出てきた。
「おー、よしよし」
将くんからしたら何がなんだかわからないはずなのに、あたしを優しく抱きしめて何も聞かずに泣き止むまで頭を撫でてくれた。
ごめんね、将くん…
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