第二次世界大戦の終わりは1945年でよいのか?

ギョクサイ999

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第一章 第二次世界大戦の終わりは1945年でよいのか?

3、白人クラブだった国際連盟

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 欧米にとってどのような条約も白人国家のためのものでしかなく、日本との戦いにおいてハーグ陸戦条約が守られることはなかった。

 それは平和を目的とされた国際連盟においても同じことが言える。

 彼らの言う平和とは白人国家の平穏であり、有色人種がいくら踏みにじられようと構わなかったのである。


 日本は第一次世界大戦で戦勝国として名を連ねたことで、のちに作られた国際連盟において常任理事国になっている。

 そして1919年(大正8年)日本は世界で初めて国際会議で人種差別撤廃を訴えたのだ。

 全会一致を原則とする国際連盟において賛成多数ではあったが、イギリス・アメリカ・ポーランド・ブラジル・ルーマニアの反対で否決されることになる。
 
 1921年に開かれたワシントン会議においては、日英同盟を破棄させられ、軍縮条約で軍艦を沈められた。さらに巨額の投資をしていた山東地域を日本は失うことになる。

 このように国力を削られていくが、これらを日本は受け入れている。

 まともに戦える非白人国は日本一国であり、戦えば負ける運命しかない。国際的平和組織としての国連に期待して、外交努力により世界の変革を待つしかなかったのだろう。

 とにもかくも平和の維持目標とした国際連盟に一縷の望みをつなぎつつ日本は最大限の譲歩を強いられていくことになる。

 だが、である。
 支那や満州におけるテロ活動や無政府状態は加速していく。

 何故ならアメリカやロシアから、彼らは武器や物資などの支援を受けていたのである。
 欧米の支援ルートは日中戦争に入ってから援蒋ラインとして知られている。

 山東地域の返還など支那に良い顔をしながら、反日侮日運動を煽っていたのがアメリカだと言ってもよいのだ。
 支那に租界を持たないアメリカは支那利権に参入を狙い、ロシアのコミンテルはと共産革命のために支那の混乱を望んでいた。


 リメンバー○○○はアメリカの戦争開始の定石として有名である。なので、当時スペインからアメリカの植民地になったフィリピンの歴史をみてみよう。

 フィリピンは米西戦争によって、スペインの植民地からアメリカの植民地になっている。そして、その際にアメリカはフィリピンの独立運動を支援しているのである。


 支那と満州は、国民党軍と共産党軍、そして馬賊が覇権を争う戦乱の時代だったといってよい。

 支那人にとっての世界は中華であり、本当の世界や人種差別主義の問題はどうでもよいことだった。清王朝が倒れた支那にとって当時は易姓革命の時代であり、利己的に権力を求めていたのだ。

 そのような支那人の性質は白人に利用されることになる。 
 だからこその反日、侮日運動であり、そのことで彼らは白人社会から軍事的支援を得られていたのである。

 支那は西洋各国の租界が作られ白人の権益の地となっていたのだが、支那人の歴史では抗日戦争で日本だけが敵なのだ。

 多くの白人植民地においても支那人は中間支配者となって白人とともに利益を得て華僑を形成していた。
 その立場は白人の御用有色人種だったとでもいうべきかもしれない。

★★★

南京事件(1913年) 
 
袁世凱配下の軍が日本人居留民を殺害、略奪。 

南京事件(1927年3月24日) 

蒋介石の南軍(北伐軍)が南京で外国領事館を襲撃し暴行、略奪、破壊。 
漢口事件(1927年4月3日)

蒋介石の南軍(北伐軍)と暴徒が漢口の日本人租界に侵入し、日本海軍兵士や一般の日本人に暴行。 
済南事件(1928年5月3日)
南軍により襲撃され、日本人居留民12名が虐殺された事件。 

★★★

 そして満州事変がおきる。
 1931年(昭和6年、民国20年)9月18日に南満州鉄道の線路が爆破されて張作霖が殺害されたのだ。

 1932年(昭和7年)2月初め頃には関東軍は満洲全土をほぼ占領した。3月1日、満洲国の建国が宣言される。国家元首には、清朝の廃帝愛新覚羅溥儀が就任した。


 1932年三月、中華民国の提訴と日本の提案により連盟からリットン卿を団長とする調査団が派遣され、3カ月にわたり満州を調査、9月に報告書(リットン報告書)を提出する。

 そして欧米諸国は、日本の満州での権益は認めなかった。


 満州国を傀儡政権であると悪くいうが、当時の満州は軍事力なくして安全は保障できなかった。そして五族協和の声の下で人口が増え(悪政化で増えるだろうか?)インフラも整備されて産業が発展していった。

 アジアの民族にとって満州国は本当に悪いものだったのだろうか?
 ちなみにその発展ぶり都市や満州鉄道などは世界的にも高評価を得ている。それを当時の満州の人達は享受していたのだ。当然のこと費用は日本の持ち出しである……。


 支那も満州も欧米諸国のテーブルの上のものであり、有色人種である日本が利権を持つことを許さなかったのである。

 そして日本は国際連盟を脱退することになる。

 日本の国際連盟脱退は妥当だったといって良いだろう。
 戦争とは外交の一側面でしかない。つまり、外交で負け続けることは戦争に負けるのに等しいのである。
 人種差別撤廃を拒否した欧米諸国に、有色人種の国である日本は、外交で戦艦を沈められ様々な権益を奪われてきたのだ。
 そのままでは人種差別的干渉により、抵抗すら出来ぬまでに国力を削がれる危険性もあったといえる。

 あくまで敵対する相手に、まともな話し(外交)は通じないのである。
 

★★★
 
 ところで満州事変、張作霖殺害の犯人は誰であろうか?
 満州事変は関東軍の自作自演である。と、戦後に言われてきた。洗脳後である。
 ネットで調べてみたところ証拠は見つからず、GHQの調査? や花谷正の証言とあった。

 基本的に戦後の証拠なしの証言だけは信用できない。せめて命令書とかの証拠品がないとね。
 関東軍の自作自演というのが疑わしいのは、田中上奏文とうプロパガンダが出回っていたことも挙げられる。

 そして国際的にも立場を弱くして国際連盟を脱退せざる得なくなった日本より、よほど犯人候補が多数いるのである。

 たとえば張作霖の後継者の息子は国民党の党員なので、死後は国民党が満州の所有を主張している。
 そしてその国民党を支援していたアメリカ……。
 父祖の地を馬賊に実効支配されていて、清王朝復権を願う愛新覚羅 溥儀。
 共産革命のため支那共産党のテロを支援をするロシアのコミンテル。

 むしろ日本悪玉史観がなけば、日本の名前が挙がる方がおかしいくらいだと思うのだ。

★★★

 1920年に作られた国際連盟は1946年に解散した。
 その資産などは1945年10月24日に51ヵ国の加盟国により設立された現在の国際連合に継承されている。

 そして現在の国際連合は第二次世界大戦で多くの植民地を失ったこともあり、人種差別と植民地支配からのソフトランディングをしていく。

 日本だけを植民地主義の悪者として……。


 かつて白人社会は強権的な王制から資本主義への転換を経験していたね。支配構造を権力からお金によるモノににかえているよ。
 ソフトランディングできず断頭台にきえた権力者もいたけれど、権力者が資本家になりイギリスのように王家を残した国もあるね。

 欧米は第二次世界大戦で白人至上主義(人種戦争)からの勝ち逃げに成功したのかもしれない。だけど勝者にねつ造されたものでない歴史の真実だけはきっちりと記していくべきだと思う。

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