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第2部
第29話:悪魔の嫉妬
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苔ノ橋と東雲翼は病院を出た。
特に行く場所は決まっていない。
ただ東雲翼と一緒ならば、どこでもよかった。
「雪だね」
「あぁ、雪だ」
今年最初の雪がポツポツ気味で降り出した。
肌に触れると簡単に溶けた。
人生で初めてのデートを迎える苔ノ橋の体温を冷めてくれるようだ。
「剛くん」
「ん?」
「手、繋いでもいい?」
甘えた瞳で覗き込まれると、苔ノ橋の解答はただひとつしかない。
「いいよ、ほら」
自分から手を差し出し、東雲翼が握るのを待つ。
すぐに少しだけひんやりした感触が触れてきて、苔ノ橋は優しく包み込んでくる。
自分の手とは違い、小さくて柔らかくて、愛らしかった。
「……なんだか、とってもドキドキするね」
「僕もだよ。でもカップルってこーいうものなんだよね」
手を握り合うだけ。
たったそれだけの行為で、お若いお二人さんは意識しあってしまう。
もう既に二人はキスを終わらせているのに、無駄に緊張してしまうのだ。
「あ、あれ!」
東雲翼が頭上高くを指さした。
液晶型の電光掲示板がある。
そこに映っていたのは、廃進広大一味の連中であった。
人生楽しんでます感を醸し出して、ピョンピョンと跳ねている。
「デートのときにもアイツらの顔があるって、ちょっとムカつく」
「相手は人気の有名動画投稿者だからね……」
「剛くんは冷静だね」
「もう少しで全ての決着が着くからさ」
「……そうだね、今はアイツらのことは忘れてデートを楽しもうッ!」
◇◆◇◆◇◆
県内随一の都市部、駅前にて——。
西方リリカは自分が映る電光掲示板を眺めて、思わず笑みを漏らしてしまった。
やっぱり自分は可愛いと。やはり自分は美しいと。
動画投稿者ではなく、今後はタレントとしても売れていくだろうと。
「ふふっ……全てが順調だわ」
テレビ出演も、雑誌のインタビューも、CM契約も。
そして、クリスマスのオフ会ライブも。
全部が全部上手くいっている。軌道に乗った状態というわけだ。
個人事務所を立ち上げてから大丈夫かと。このままやっていけるだろうかと。
でも、そんな不安を打ち消すように、仕事の依頼がガンガン入ってきている。
案件動画を作って欲しいと何度も来ている。お金に困ることはない。
それなのに——。
(どうしてここまでモヤモヤするんだろう?)
(どうして毎回毎回あの豚のことを思い出してしまうんだろ?)
(どうしてあたしは孤独のままなんだろ……?)
「あんな豚のことなんてどうでもいいのに……」
思わず、愚痴を漏らしていると——。
「剛くん、最近ちょっと痩せた?」
「自分ではあまり分からないけど、筋トレしてるからかな?」
「あ、たしかにちょっと身体付きがほっそりしてきたかも。意外と筋肉質?」
あの忌々しい二人だった。
顔を見ただけでも、イライラが止まらなくなる。
ただ、同時に、西方リリカは思わず口元を緩めてしまう。
ちょうどいいストレス発散道具が見つかったと。
「発見発見、大発見~❤︎ 豚にはもっと調教が必要みたいねぇ~❤︎」
今日は楽しくデート中なのか分からないが、イチャイチャしてやがる。
それを見るだけで無性に腹が立ってしまうのだ。
「とりあえず、アイツらの幸せなデートを邪魔してやろうかしら❤︎」
(どうしてあの豚はニコニコ笑顔で泥棒猫と手を繋いでるのよ……!!)
(どう考えてもおかしいでしょ!! どう考えても……これはおかしい!!)
(豚の気持ちは、今までも、そしてこれからも一生あたしのものなのに……)
「気に入らないわ。……あたしは仕事だらけっていうのに」
理由は定かではないが、あの二人を見るだけで苛立ちが止まらないのだ。
ふふふと薄気味悪い笑みを浮かべて、赤茶髪の少女は意思を固める。
「ふふふ、本当に……油断も隙もないわね、あの雌猫風情が……」
(ただ、このまま黙って見過ごすと思う……?)
(この西方リリカ様の所有物である、バチャ豚が奪われたのよ……?)
(それなら、普通に決まっているわよねぇ~)
「あの醜い豚が、誰のものなのか……みっちりと教えてあげないといけないわね❤︎」
理不尽な怒りに突き動かされ、現役モデルにも抜擢される西方リリカ。
(豚❤︎ 豚❤︎ 豚❤︎ 豚❤︎ 豚❤︎ 豚❤︎ 豚❤︎)
(すぐに教えてあげる……誰がアンタのものなのかってね❤︎)
(アンタのご主人様が、誰で、誰に尽くすべきなのかをね❤︎)
「生意気な豚さんには、お仕置きが必要だよねぇ~❤︎」
彼女は鬼のような形相で、幸福に満ちた二人の元へと向かおうとするのだが——。
ピピピと、電話音が鳴るのだ。
「一体何よ!! こんな大事なときに!! もう本当に腹が立つわッ!!」
電話の主を無視して、アイツら二人を懲らしめることもできる。
だが——相手は廃進広大だ。
仕事仲間である以上は、出ないわけにはいかない。
もしかしたら、また何か仕事が入った可能性もあるし。
「……それで何かしら? 今日は休日でしょ?」
『おいおい、リリカ。不機嫌じゃねぇ~か。どうしたんだ?』
「べ、別に何でもないわ。で、何? わざわざ電話かけてきて」
『実はな、お偉いさんたちとお食事会があるんだ。お前も来るだろ?』
スポンサー各位との食事会は営業に必要なことだ。
廃進広大はビジネス面において優秀な男だ。
謎の人脈を巧みに利用し、謎の資金や仕事を得ているのだから。
今後の展望を聞いてみると、動画投稿を主軸に置きつつも、他の事業にも参入するようだ。
「分かったわ。あたしも急いで行くわ」
廃進広大に付いていけば、必ず幸せになれる。
そう心のなかで直感している。
この男ならば、何でも成し遂げてしまうと。
でも、モヤモヤが止まらないのだ。あの幼馴染みの豚を思い出すだけで。
何か違和感があるのだ。心の中にポッカリと穴が開いているかのように。
「……あたしの心を弄んでほんとう最低最悪な豚だわ」
仕事に私情を挟んではいけない。
西方リリカはそう確信し、顔をパチンと叩く。
「よしっ。それじゃあ、仕事の一本や二本……荒稼ぎしましょうかね❤︎」
少し離れた位置を歩く二人の背中を眺める。
肩と肩を寄せ合い、腕を組んで、更には手まで握っているのだ。
そんな幼馴染みの姿を見るだけで、悶々とした感情が迸る。
だが、仕事モードに切り替えた西方リリカは偉そうな口調で呟く。
「今日のところは見逃してあげるわ❤︎」
でも、と呟いてから、西方リリカは首から掛けたハート型のペンダントを掴んで。
「でもあんたたちの大切なものはあたしが持ってるんだから、むふふふふふ」
勝ち誇った表情で豪快な笑みを浮かべる西方リリカ。
彼女はまだ知らない。
今後、そのペンダントが自分の首を絞めるアイテムになるとは。
「ねぇ、豚……早くあんたが死んで、もっともっとあたしを輝かせてよ❤︎」
特に行く場所は決まっていない。
ただ東雲翼と一緒ならば、どこでもよかった。
「雪だね」
「あぁ、雪だ」
今年最初の雪がポツポツ気味で降り出した。
肌に触れると簡単に溶けた。
人生で初めてのデートを迎える苔ノ橋の体温を冷めてくれるようだ。
「剛くん」
「ん?」
「手、繋いでもいい?」
甘えた瞳で覗き込まれると、苔ノ橋の解答はただひとつしかない。
「いいよ、ほら」
自分から手を差し出し、東雲翼が握るのを待つ。
すぐに少しだけひんやりした感触が触れてきて、苔ノ橋は優しく包み込んでくる。
自分の手とは違い、小さくて柔らかくて、愛らしかった。
「……なんだか、とってもドキドキするね」
「僕もだよ。でもカップルってこーいうものなんだよね」
手を握り合うだけ。
たったそれだけの行為で、お若いお二人さんは意識しあってしまう。
もう既に二人はキスを終わらせているのに、無駄に緊張してしまうのだ。
「あ、あれ!」
東雲翼が頭上高くを指さした。
液晶型の電光掲示板がある。
そこに映っていたのは、廃進広大一味の連中であった。
人生楽しんでます感を醸し出して、ピョンピョンと跳ねている。
「デートのときにもアイツらの顔があるって、ちょっとムカつく」
「相手は人気の有名動画投稿者だからね……」
「剛くんは冷静だね」
「もう少しで全ての決着が着くからさ」
「……そうだね、今はアイツらのことは忘れてデートを楽しもうッ!」
◇◆◇◆◇◆
県内随一の都市部、駅前にて——。
西方リリカは自分が映る電光掲示板を眺めて、思わず笑みを漏らしてしまった。
やっぱり自分は可愛いと。やはり自分は美しいと。
動画投稿者ではなく、今後はタレントとしても売れていくだろうと。
「ふふっ……全てが順調だわ」
テレビ出演も、雑誌のインタビューも、CM契約も。
そして、クリスマスのオフ会ライブも。
全部が全部上手くいっている。軌道に乗った状態というわけだ。
個人事務所を立ち上げてから大丈夫かと。このままやっていけるだろうかと。
でも、そんな不安を打ち消すように、仕事の依頼がガンガン入ってきている。
案件動画を作って欲しいと何度も来ている。お金に困ることはない。
それなのに——。
(どうしてここまでモヤモヤするんだろう?)
(どうして毎回毎回あの豚のことを思い出してしまうんだろ?)
(どうしてあたしは孤独のままなんだろ……?)
「あんな豚のことなんてどうでもいいのに……」
思わず、愚痴を漏らしていると——。
「剛くん、最近ちょっと痩せた?」
「自分ではあまり分からないけど、筋トレしてるからかな?」
「あ、たしかにちょっと身体付きがほっそりしてきたかも。意外と筋肉質?」
あの忌々しい二人だった。
顔を見ただけでも、イライラが止まらなくなる。
ただ、同時に、西方リリカは思わず口元を緩めてしまう。
ちょうどいいストレス発散道具が見つかったと。
「発見発見、大発見~❤︎ 豚にはもっと調教が必要みたいねぇ~❤︎」
今日は楽しくデート中なのか分からないが、イチャイチャしてやがる。
それを見るだけで無性に腹が立ってしまうのだ。
「とりあえず、アイツらの幸せなデートを邪魔してやろうかしら❤︎」
(どうしてあの豚はニコニコ笑顔で泥棒猫と手を繋いでるのよ……!!)
(どう考えてもおかしいでしょ!! どう考えても……これはおかしい!!)
(豚の気持ちは、今までも、そしてこれからも一生あたしのものなのに……)
「気に入らないわ。……あたしは仕事だらけっていうのに」
理由は定かではないが、あの二人を見るだけで苛立ちが止まらないのだ。
ふふふと薄気味悪い笑みを浮かべて、赤茶髪の少女は意思を固める。
「ふふふ、本当に……油断も隙もないわね、あの雌猫風情が……」
(ただ、このまま黙って見過ごすと思う……?)
(この西方リリカ様の所有物である、バチャ豚が奪われたのよ……?)
(それなら、普通に決まっているわよねぇ~)
「あの醜い豚が、誰のものなのか……みっちりと教えてあげないといけないわね❤︎」
理不尽な怒りに突き動かされ、現役モデルにも抜擢される西方リリカ。
(豚❤︎ 豚❤︎ 豚❤︎ 豚❤︎ 豚❤︎ 豚❤︎ 豚❤︎)
(すぐに教えてあげる……誰がアンタのものなのかってね❤︎)
(アンタのご主人様が、誰で、誰に尽くすべきなのかをね❤︎)
「生意気な豚さんには、お仕置きが必要だよねぇ~❤︎」
彼女は鬼のような形相で、幸福に満ちた二人の元へと向かおうとするのだが——。
ピピピと、電話音が鳴るのだ。
「一体何よ!! こんな大事なときに!! もう本当に腹が立つわッ!!」
電話の主を無視して、アイツら二人を懲らしめることもできる。
だが——相手は廃進広大だ。
仕事仲間である以上は、出ないわけにはいかない。
もしかしたら、また何か仕事が入った可能性もあるし。
「……それで何かしら? 今日は休日でしょ?」
『おいおい、リリカ。不機嫌じゃねぇ~か。どうしたんだ?』
「べ、別に何でもないわ。で、何? わざわざ電話かけてきて」
『実はな、お偉いさんたちとお食事会があるんだ。お前も来るだろ?』
スポンサー各位との食事会は営業に必要なことだ。
廃進広大はビジネス面において優秀な男だ。
謎の人脈を巧みに利用し、謎の資金や仕事を得ているのだから。
今後の展望を聞いてみると、動画投稿を主軸に置きつつも、他の事業にも参入するようだ。
「分かったわ。あたしも急いで行くわ」
廃進広大に付いていけば、必ず幸せになれる。
そう心のなかで直感している。
この男ならば、何でも成し遂げてしまうと。
でも、モヤモヤが止まらないのだ。あの幼馴染みの豚を思い出すだけで。
何か違和感があるのだ。心の中にポッカリと穴が開いているかのように。
「……あたしの心を弄んでほんとう最低最悪な豚だわ」
仕事に私情を挟んではいけない。
西方リリカはそう確信し、顔をパチンと叩く。
「よしっ。それじゃあ、仕事の一本や二本……荒稼ぎしましょうかね❤︎」
少し離れた位置を歩く二人の背中を眺める。
肩と肩を寄せ合い、腕を組んで、更には手まで握っているのだ。
そんな幼馴染みの姿を見るだけで、悶々とした感情が迸る。
だが、仕事モードに切り替えた西方リリカは偉そうな口調で呟く。
「今日のところは見逃してあげるわ❤︎」
でも、と呟いてから、西方リリカは首から掛けたハート型のペンダントを掴んで。
「でもあんたたちの大切なものはあたしが持ってるんだから、むふふふふふ」
勝ち誇った表情で豪快な笑みを浮かべる西方リリカ。
彼女はまだ知らない。
今後、そのペンダントが自分の首を絞めるアイテムになるとは。
「ねぇ、豚……早くあんたが死んで、もっともっとあたしを輝かせてよ❤︎」
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この作品は感想を受け付けておりません。
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