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第十章 2年生 2学期
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「何で、田辺と組んだりするのよ?」
「いや、カフェ専科の責任者から頼まれたんだ。Noとは言えないだろう」
花蓮はご機嫌斜めだ。
しかし、俺には考えがあった。
学校祭のようなイベントじゃなければ出来ないプランだ。
クラスでも顔がいい男と言われている奴を二人、それにショートのボブが似合ってる女子、ウルフショートの女子、計4人をフロアに指名した。
「香山さん、どうして私達じゃなくて他の女子を選んだんですか?」
いつものように、絵美里たちが俺に迫る。
「いや、どうせなら美少年でフロアを固めようと思った」
「香山さんって、そう言う事も思いつくんですか?」
俺のプランに気がついた紗彩が驚いていた。
「あの女子二人がフロアに居たら、映えるだろ」
「もちろん、香山さんが先頭に立つんですよね?」
「いや、若い奴に任せて俺は裏方に徹するよ」
「ダメです、香山さんがいないと決まりません」
何故か、彩音がムキになった。
あっという間に前日リハーサル当日だ、俺はフロアチームと一緒にいた。
美優と玲亜がブラウスにスラックス、腰にエプロンという黒ずくめのユニフォームに身を包んでいる。
「香山さんから話を聞いた時にはびっくりしました」
「ホントですよ、まさかって思いました」
「俺って、そんなに頭が固いって思われてた?」
「いや、いつでも真剣だったから驚いただけです」
「今回だって、真剣に考えたさ」
二人は女子人気が高い。
今日の玲亜は、髪をワックスで後ろに流しているから男性アイドルのようだ。
「俺たちより、二人の方が人気があるってショックです」
「まあ、女子の添え物だと我慢してくれ」
「香山さん、ちょっとひどすぎます」
話しているうちに、ランチタイムのリハーサルが始まる。
本番通りにフロア係が注文を取って、キッチンに流す。
キッチンは注文通りに料理を作ると俺たちが客に出すという手順だが、料理の出来上がりが遅い。
メニューが二つともオーブンを使うから、混乱していた。
明日までに改善策を出さないと、客の矢面に立つのはフロア係だ。
「田辺君、プディングとスープのメンバーを分けてしまえば集中出来るはずだ」
「そうですね。キッチンのメンバーをはっきり分けて、両方に責任者を置きましょう」
彼は判断が早い。
俺の意見を素直に取り入れて、自分の考えとして発表した。
プディングは古賀陽妃、スープは武内凜花に責任者をお願いしている。
あの二人なら問題は起きない、これで明日は何とかなるだろう。
リハーサルが終わったら、俺はすぐに着替えてから製菓学校を出る。
夕方の便で博多に到着する母親を出迎える為に、空港に向かった。
「毅、お迎えありがとう。
また博多に来ることが出来て、うれしいわ」
「母さんが来てくれることが、俺もうれしいんだ。
ホテルに荷物を預けてから、ご飯を食べに行こう」
今回も製菓学校に近いホテルを予約してあり、母の荷物を持ってタクシーに乗り込んだ。
「いや、カフェ専科の責任者から頼まれたんだ。Noとは言えないだろう」
花蓮はご機嫌斜めだ。
しかし、俺には考えがあった。
学校祭のようなイベントじゃなければ出来ないプランだ。
クラスでも顔がいい男と言われている奴を二人、それにショートのボブが似合ってる女子、ウルフショートの女子、計4人をフロアに指名した。
「香山さん、どうして私達じゃなくて他の女子を選んだんですか?」
いつものように、絵美里たちが俺に迫る。
「いや、どうせなら美少年でフロアを固めようと思った」
「香山さんって、そう言う事も思いつくんですか?」
俺のプランに気がついた紗彩が驚いていた。
「あの女子二人がフロアに居たら、映えるだろ」
「もちろん、香山さんが先頭に立つんですよね?」
「いや、若い奴に任せて俺は裏方に徹するよ」
「ダメです、香山さんがいないと決まりません」
何故か、彩音がムキになった。
あっという間に前日リハーサル当日だ、俺はフロアチームと一緒にいた。
美優と玲亜がブラウスにスラックス、腰にエプロンという黒ずくめのユニフォームに身を包んでいる。
「香山さんから話を聞いた時にはびっくりしました」
「ホントですよ、まさかって思いました」
「俺って、そんなに頭が固いって思われてた?」
「いや、いつでも真剣だったから驚いただけです」
「今回だって、真剣に考えたさ」
二人は女子人気が高い。
今日の玲亜は、髪をワックスで後ろに流しているから男性アイドルのようだ。
「俺たちより、二人の方が人気があるってショックです」
「まあ、女子の添え物だと我慢してくれ」
「香山さん、ちょっとひどすぎます」
話しているうちに、ランチタイムのリハーサルが始まる。
本番通りにフロア係が注文を取って、キッチンに流す。
キッチンは注文通りに料理を作ると俺たちが客に出すという手順だが、料理の出来上がりが遅い。
メニューが二つともオーブンを使うから、混乱していた。
明日までに改善策を出さないと、客の矢面に立つのはフロア係だ。
「田辺君、プディングとスープのメンバーを分けてしまえば集中出来るはずだ」
「そうですね。キッチンのメンバーをはっきり分けて、両方に責任者を置きましょう」
彼は判断が早い。
俺の意見を素直に取り入れて、自分の考えとして発表した。
プディングは古賀陽妃、スープは武内凜花に責任者をお願いしている。
あの二人なら問題は起きない、これで明日は何とかなるだろう。
リハーサルが終わったら、俺はすぐに着替えてから製菓学校を出る。
夕方の便で博多に到着する母親を出迎える為に、空港に向かった。
「毅、お迎えありがとう。
また博多に来ることが出来て、うれしいわ」
「母さんが来てくれることが、俺もうれしいんだ。
ホテルに荷物を預けてから、ご飯を食べに行こう」
今回も製菓学校に近いホテルを予約してあり、母の荷物を持ってタクシーに乗り込んだ。
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