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第十六章 チャレンジ
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「ネットで調べて、色々と取り寄せてみました。
それで見つけたのが、このソーセージなんです」
貴大が熱弁を奮う。どうしてもこれを使いたいようだ。
「なかなか見ない大きさだな」
「これって80gあります。市販されている大きい方でも60gですから、食べ応えが違うんですよ」
「分かった、すぐに社長と相談しよう。
パンも食パン以外に何種か試してくれ」
俺も日本のホットドッグやソーセージパンには不満があった。
主役のソーセージが貧弱過ぎて、食べ応えが無い。
だが1本200円は高すぎで、売価が上がり過ぎてしまう。
姪浜店の閉店後に武内社長を本店まで迎えに行く。
車で俺の自宅まで連れてきて、ホットドッグの試食をすることにした。
「そういえば、香山さんの家に来たのは初めてです」
「でも、もうすぐ引っ越しますけどね」
手を洗ってから、キッチンでレシピ通りにホットドッグを作る。
エスプレッソマシンを使って、フラットホワイトも用意した。
食パンを使ったオーストラリアスタイルと、コッペパンを使ったものを2つに切り分けて試食する。
「食パンを使うと珍しいけど、店で出すには安っぽいね。
ハード系のパンなら、腹いっぱいになるんじゃないかな」
「クッペに挟んで、黒オリーブを乗せると豪華になりますよ。
ピクルスを刻んでも美味しいはずです」
「OLさんにはウケそうだね。
日野かすみや絵美里、彩音たちにも意見を聞いてから考えよう」
「ソーセージの値段交渉はどうします?」
「まずは発売するかどうかが先ですね。 他のメーカーにも相談するか考えてみる」
博多駅の店は、ランチタイムが一番大事になる。
スピード提供が見込めるホットドッグは、大事なアイテムだ。
テイクアウトにも最適だし、もっと企画を詰める必要がある。
俺は奈良屋町店の開店準備があるので、ここから先は社長に一任しておく。
11月の後半に、エイジア製菓学校を訪ねた。
春田先生と面談して、兵藤碧と佐野蓮の内定と日野かすみの協業を報告した。
「日野トラストの関連会社入りは、うまくやったな」
「武内社長の手腕ですよ。俺の知らないところで決まってました」
「奈良屋町の店は、いつ開店だ?」
「12月10日を予定してます」
「もうすぐじゃないか」
「ええ、それで先生にお願いがあります。
パン職人が足りないんですが、製パンでアルバイトしたい子はいませんか?」
「時間帯は大丈夫か?」
「土日に、大量に仕込みをしたいんです。
週末ですから学校とは重なりません。
実際の商品を作る手伝いですから、経験も積めますよ」
「まずは、学生指導課に話を通そう」
先生と一緒に担当者と相談をして、アルバイトの求人を出すことになった。
就職課の担当者とも面談をして、有償企業実習やインターンシップの受け入れについて色々と意見交換をする。
「社長に報告して、後日また相談に来ます」
「これからも、学校に足を運んでくれ。
来年は経営学の講義も頼みたい」
この縁は大事にしなければならない、そう再確認した訪問だった。
それで見つけたのが、このソーセージなんです」
貴大が熱弁を奮う。どうしてもこれを使いたいようだ。
「なかなか見ない大きさだな」
「これって80gあります。市販されている大きい方でも60gですから、食べ応えが違うんですよ」
「分かった、すぐに社長と相談しよう。
パンも食パン以外に何種か試してくれ」
俺も日本のホットドッグやソーセージパンには不満があった。
主役のソーセージが貧弱過ぎて、食べ応えが無い。
だが1本200円は高すぎで、売価が上がり過ぎてしまう。
姪浜店の閉店後に武内社長を本店まで迎えに行く。
車で俺の自宅まで連れてきて、ホットドッグの試食をすることにした。
「そういえば、香山さんの家に来たのは初めてです」
「でも、もうすぐ引っ越しますけどね」
手を洗ってから、キッチンでレシピ通りにホットドッグを作る。
エスプレッソマシンを使って、フラットホワイトも用意した。
食パンを使ったオーストラリアスタイルと、コッペパンを使ったものを2つに切り分けて試食する。
「食パンを使うと珍しいけど、店で出すには安っぽいね。
ハード系のパンなら、腹いっぱいになるんじゃないかな」
「クッペに挟んで、黒オリーブを乗せると豪華になりますよ。
ピクルスを刻んでも美味しいはずです」
「OLさんにはウケそうだね。
日野かすみや絵美里、彩音たちにも意見を聞いてから考えよう」
「ソーセージの値段交渉はどうします?」
「まずは発売するかどうかが先ですね。 他のメーカーにも相談するか考えてみる」
博多駅の店は、ランチタイムが一番大事になる。
スピード提供が見込めるホットドッグは、大事なアイテムだ。
テイクアウトにも最適だし、もっと企画を詰める必要がある。
俺は奈良屋町店の開店準備があるので、ここから先は社長に一任しておく。
11月の後半に、エイジア製菓学校を訪ねた。
春田先生と面談して、兵藤碧と佐野蓮の内定と日野かすみの協業を報告した。
「日野トラストの関連会社入りは、うまくやったな」
「武内社長の手腕ですよ。俺の知らないところで決まってました」
「奈良屋町の店は、いつ開店だ?」
「12月10日を予定してます」
「もうすぐじゃないか」
「ええ、それで先生にお願いがあります。
パン職人が足りないんですが、製パンでアルバイトしたい子はいませんか?」
「時間帯は大丈夫か?」
「土日に、大量に仕込みをしたいんです。
週末ですから学校とは重なりません。
実際の商品を作る手伝いですから、経験も積めますよ」
「まずは、学生指導課に話を通そう」
先生と一緒に担当者と相談をして、アルバイトの求人を出すことになった。
就職課の担当者とも面談をして、有償企業実習やインターンシップの受け入れについて色々と意見交換をする。
「社長に報告して、後日また相談に来ます」
「これからも、学校に足を運んでくれ。
来年は経営学の講義も頼みたい」
この縁は大事にしなければならない、そう再確認した訪問だった。
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