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近所に数年前に廃業した廃病院があるが、いつの間にか心霊スポットとなっていた。
ネットを中心にそれなりに有名なようだ。
だが廃病院、そして心霊スポットというワード。
全国にいくつあるやら。
あまりにもありきたりすぎる。
そんなわけで俺の家から徒歩数分だが、廃業してから俺は行ったことがなかった。
そんな時、会社の先輩がその噂を聞きつけた。
「おまえの近所なんだろう。案内してくれや」
断るとあとがいろいろと面倒くさいことになる先輩だ。
俺は断れなかった。
週末の夜、待ち合わせた先輩と一緒に廃病院に向かった。
開業しているときは何回か行ったところだ。
俺に恐怖心はなかった。
恐怖心はないが、興味もまったくなかったのだが。
「すごいところだな」
確かに初見ではそう感じるであろう外観かもしれない。
でも昔を知っている俺は、何も感じなかった。
「入ろうぜ。先に行け」
中に入る。
懐中電灯の照らす先は、まさに心霊スポットと言っていい雰囲気だ。
荒れ果てている。
しかしいくら廃病院とはいえ、こんなにも雑然と荒れてしていいものなのか。
俺はなんだか不自然さを覚えたほどだ。
ここに来た連中が散らかしたのかもしれない。
見れば壁にスプレーで、いくつか落書きが書かれている。
礼儀をわきまえない連中がいるようだ。
俺は幽霊よりも、そんな連中に出くわすことのほうが怖かった。
ネットを中心にそれなりに有名なようだ。
だが廃病院、そして心霊スポットというワード。
全国にいくつあるやら。
あまりにもありきたりすぎる。
そんなわけで俺の家から徒歩数分だが、廃業してから俺は行ったことがなかった。
そんな時、会社の先輩がその噂を聞きつけた。
「おまえの近所なんだろう。案内してくれや」
断るとあとがいろいろと面倒くさいことになる先輩だ。
俺は断れなかった。
週末の夜、待ち合わせた先輩と一緒に廃病院に向かった。
開業しているときは何回か行ったところだ。
俺に恐怖心はなかった。
恐怖心はないが、興味もまったくなかったのだが。
「すごいところだな」
確かに初見ではそう感じるであろう外観かもしれない。
でも昔を知っている俺は、何も感じなかった。
「入ろうぜ。先に行け」
中に入る。
懐中電灯の照らす先は、まさに心霊スポットと言っていい雰囲気だ。
荒れ果てている。
しかしいくら廃病院とはいえ、こんなにも雑然と荒れてしていいものなのか。
俺はなんだか不自然さを覚えたほどだ。
ここに来た連中が散らかしたのかもしれない。
見れば壁にスプレーで、いくつか落書きが書かれている。
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俺は幽霊よりも、そんな連中に出くわすことのほうが怖かった。
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