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あれは私が高校生のころのことでした。
友人のとうやといっしょに、肝試しに出かけることになりました。
幽霊が出ると言う噂のトンネルで、日本中にいくつもあるようなベタなところです。
古い旧道にあり、後から北側に新道、さらに南にバイパスまで出来たために、もともと道幅が狭かったこともあって今で通る人がほとんどいません。
夜を待ち、自転車で行きました。
着いてみると、確かに道幅が狭く、街灯もないために暗くて見通しは最悪でしたが、思っていたほど不気味というかおどろおどろしい雰囲気はありませんでした。
まわりもけっこう開けていましたし。
「本当に幽霊が出るのか、ここは?」
とうやが言いました。
「出るときは出るけど、出ないときは出ない」
私は何か返そうかと思いましたが、やめておきました。二人で自転車を降り、懐中電灯を片手にトンネルの中に入りました。
「とりあえず出口まで行って、また戻ってこよう」
私は聞きました。
「トンネルの長さはどのくらい?」
「調べたところ、九百メートルって書いてあった」
それなら往復千八百メートル。
男子高校生なら、三十分も掛からない距離だと判断しました。
そこで中に入り、歩き始めました。
友人のとうやといっしょに、肝試しに出かけることになりました。
幽霊が出ると言う噂のトンネルで、日本中にいくつもあるようなベタなところです。
古い旧道にあり、後から北側に新道、さらに南にバイパスまで出来たために、もともと道幅が狭かったこともあって今で通る人がほとんどいません。
夜を待ち、自転車で行きました。
着いてみると、確かに道幅が狭く、街灯もないために暗くて見通しは最悪でしたが、思っていたほど不気味というかおどろおどろしい雰囲気はありませんでした。
まわりもけっこう開けていましたし。
「本当に幽霊が出るのか、ここは?」
とうやが言いました。
「出るときは出るけど、出ないときは出ない」
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