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ある日、俺は友人の坂下に誘われて、クルージングに出かけた。
坂下が小型のクルーザーを持っており、それで太平洋へと繰り出したのだ。
これで水着の美女でもいれば申し分ないのだが、いないものは仕方がない。
俺も坂下も海は大好きなので、男二人でも充分楽しめる。
天気は快晴。
気分よく沖までクルーザーを進めていたときに、それが目に入った。
遠くに見える船だ。
船自体はそれほど珍しいものではない。
太平洋は広いとはいえ、海なのだから船ぐらいは時折遭遇する。
しかし船を見慣れている俺と坂下は、その船に違和感を覚えた。
その動きと言うか、かもし出す雰囲気というか。
「おい、あの船なんか変じゃないか」
俺がそう言うと坂下も「そうだな。ちょっと見てみるか」と返した。
坂下がクルーザーを船のほうに進めた。
やがて船のすぐそばまで来て、やはりおかしいと感じた。
それなりの大きさのある船。
小型の貨物船だろうか。
海洋丸というよくありそうな名前が見えた。
そしてその船は漂っていた。
波をわけて進んでいるでもなく、停船しているようにも見えない。
坂下が小型のクルーザーを持っており、それで太平洋へと繰り出したのだ。
これで水着の美女でもいれば申し分ないのだが、いないものは仕方がない。
俺も坂下も海は大好きなので、男二人でも充分楽しめる。
天気は快晴。
気分よく沖までクルーザーを進めていたときに、それが目に入った。
遠くに見える船だ。
船自体はそれほど珍しいものではない。
太平洋は広いとはいえ、海なのだから船ぐらいは時折遭遇する。
しかし船を見慣れている俺と坂下は、その船に違和感を覚えた。
その動きと言うか、かもし出す雰囲気というか。
「おい、あの船なんか変じゃないか」
俺がそう言うと坂下も「そうだな。ちょっと見てみるか」と返した。
坂下がクルーザーを船のほうに進めた。
やがて船のすぐそばまで来て、やはりおかしいと感じた。
それなりの大きさのある船。
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