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第9章 迷路に迷い込んで…
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「見つける前に、こっちが迷子になりそうだ」
冗談めかして、秀人がそう言うけれど…
正直玲も、そう思っている。
(もう、とおに…迷子になっているんじゃあないの?)
こうやって見ると…先輩は思ったよりも、頼りない。
どうやら思い付きで、動くタイプのようだ。
もっとセンスがあって、優しくてユーモアがある、と思っていたけれど…
単なる思い違いのようだ。
(なんだぁ~ちっとも大人じゃないなぁ)
玲はさらに、幻滅するのだった。
実の所、ちょっとカッコいいな、と思っていたので、2人でペアに
なった時、嬉しかったのだ。
(だけど、もういいなぁ)
珠紀が見つかったら、ちゃんと教えてあげよう…
チラリと秀人の方に、視線を向けた。
それでも…ぐるぐると歩き回っているうちに、段々と目が慣れてきて、
「もしかして、これって…同じところを、行ったり来たり
してるんじゃあないの?」
ようやく玲が気付いたのだ。
「センパイ、ここって…迷路みたいに、なっているの?」
思い切ってそう言うと
「えっ、そうなの?」
驚いたように、ピタリと足を止めると
「ほら!あのランプ…さっきも見ましたよね?」
確か…ちょっと特徴的な扇形のライトは、見覚えがある。
(確か、少し前でも見た?)
玲は指差してみせた。
「あっ、ホントだ!
でもこれって…他にもあるんじゃあない?」
あくまでもクールに言われると…
何だか自信がなくなる。
「いいえ!あのアーチとくっついているのは、他には見かけなかったです」
ピシリと玲は、強く言った。
冗談めかして、秀人がそう言うけれど…
正直玲も、そう思っている。
(もう、とおに…迷子になっているんじゃあないの?)
こうやって見ると…先輩は思ったよりも、頼りない。
どうやら思い付きで、動くタイプのようだ。
もっとセンスがあって、優しくてユーモアがある、と思っていたけれど…
単なる思い違いのようだ。
(なんだぁ~ちっとも大人じゃないなぁ)
玲はさらに、幻滅するのだった。
実の所、ちょっとカッコいいな、と思っていたので、2人でペアに
なった時、嬉しかったのだ。
(だけど、もういいなぁ)
珠紀が見つかったら、ちゃんと教えてあげよう…
チラリと秀人の方に、視線を向けた。
それでも…ぐるぐると歩き回っているうちに、段々と目が慣れてきて、
「もしかして、これって…同じところを、行ったり来たり
してるんじゃあないの?」
ようやく玲が気付いたのだ。
「センパイ、ここって…迷路みたいに、なっているの?」
思い切ってそう言うと
「えっ、そうなの?」
驚いたように、ピタリと足を止めると
「ほら!あのランプ…さっきも見ましたよね?」
確か…ちょっと特徴的な扇形のライトは、見覚えがある。
(確か、少し前でも見た?)
玲は指差してみせた。
「あっ、ホントだ!
でもこれって…他にもあるんじゃあない?」
あくまでもクールに言われると…
何だか自信がなくなる。
「いいえ!あのアーチとくっついているのは、他には見かけなかったです」
ピシリと玲は、強く言った。
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