ちょっと待ってよ、シンデレラ

daisysacky

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Scene10 シンデレラを取り戻せ!

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「あのイベント当日に…あなたにお迎えをよこすわ。
 その人に、あなたのことをちゃんと話しておくから、
 黙って何も聞かずに、ついて行ってちょうだい!
 そうしたら、きっとあなたの弟に会えるわ。
 それからね、あなたにして欲しいことがあるの。
 これはね…あなたにとって、とっても大事なことでも
 あるのよ」
 と言うと、何やら信子の耳元で、耳打ちをしました。
エラのささやきに、信子は「えっ?」と言うと、
目を大きく見開くと、エラの顔を穴が開きそうなくらい見つめます。

「えっ?私に、出来るのかしら?」
不安そうに、オドオドするので、
「それは、大丈夫。絶対に大丈夫よ!」
エラはひどく自信たっぷりの表情で、しきりと
「大丈夫、大丈夫」と連呼します。
信子はまだ、納得はいかないものの、とりあえずは
言われるままに、動くことにしました。
何よりも…やっぱり弟に会えることが、とてもうれしかったからです。


 ここから、エラの本当の戦いが始まりました。
まずは、最初の一歩として、信子に弟を合わせないと
いけません。
どうしたらいいのか…と、頭を悩ませています。
とりあえず、信子の弟に、会いに行った時に、
信子の手紙と共に、あるメッセージを伝えました。
この計画が1つでも、うまくいかなければ…
全てが、うまくことが運ぶとは、かぎりません…
エラは祈るような気持ちでした。
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