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25話 現実
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(ママ…ママ…)
え?
(ママ!ママ!)
(スミ!)
「え…」
寿美子が目を覚ますと、テソンとジソンが見つめている。
「スミ‼︎よかった…よかった‼︎スミ‼︎」
「ママーッ‼︎」
ジソンは泣きじゃくる。
「…ここは…?」
「病院だよ。子供も無事だよ」
2人目を妊娠していた寿美子の出産は、難産で、二日間意識を失っていたのだ。
寿美子はテソンを見た瞬間、涙が溢れ出した。
「大丈夫⁈スミ」
「テソンなのね⁈本当にテソンなのね⁈」
「そうだよ。テソンだよ」
「怖かった…テソンがいなくなって…怖かった…」
「俺はずっといるよ…」
「ママー、僕もいるよ‼︎」
「ジソン!」
寿美子は思いっきりジソンを抱きしめた。
(よかった…夢だった…)
「スミ…女の子だったよ。スミに似て可愛い元気な赤ちゃんだよ」
「…よかった」
「頑張ったね。スミ、ありがとう」
数日後、寿美子は無事に退院した。
ある日の夜、子供が寝静まった後、テソンと寿美子はマンションの屋上で夜空を眺めていた。
寿美子は夢で見た内容を、テソンに詳しく話し始めた。
「丸2日、意識がない時、そんな夢を観てたんだね…」
「うん。目覚めてあなたを見た瞬間、現実なのに、まだ夢を見てるかと思った…」
「…そっか」
「でも、すごい夢だったなー」
「スミ、聞いて驚いたんだけど、俺…本当にいるんだ」
「え?何が?」
「双子の弟」
「え⁈うそでしょ⁈」
「ほんと。カナダにもう何年もいるけど…ごめん、言ってなかったね」
「そ、そうだったの⁈ちょっ、ちょっと待って!一応名前聞いていい?」
「名前?セナだけど」
(う、嘘でしょ~…信じられないっ)
「どうして?」
「ううん…ただ聞いてみただけ…」
寿美子はなんとなく、心の中に閉まっておこうと思った。
「…スミが意識がなかった二日間、生きた心地がしなかった。このまま目覚めなかったらどうしようって…本当、改めてスミの大切さがわかったよ」
「私も今回、テソンの大切さがわかった。テソンが居ないとダメ…」
「俺はずっと、スミの傍にいるよ」
「夢の中では、テソン死んじゃったから」
「俺は死なない」
「約束して」
「約束するよ。スミとジソンとチスを置いて、死んだりしない」
「愛してる。私の愛しい人…」
え?
(ママ!ママ!)
(スミ!)
「え…」
寿美子が目を覚ますと、テソンとジソンが見つめている。
「スミ‼︎よかった…よかった‼︎スミ‼︎」
「ママーッ‼︎」
ジソンは泣きじゃくる。
「…ここは…?」
「病院だよ。子供も無事だよ」
2人目を妊娠していた寿美子の出産は、難産で、二日間意識を失っていたのだ。
寿美子はテソンを見た瞬間、涙が溢れ出した。
「大丈夫⁈スミ」
「テソンなのね⁈本当にテソンなのね⁈」
「そうだよ。テソンだよ」
「怖かった…テソンがいなくなって…怖かった…」
「俺はずっといるよ…」
「ママー、僕もいるよ‼︎」
「ジソン!」
寿美子は思いっきりジソンを抱きしめた。
(よかった…夢だった…)
「スミ…女の子だったよ。スミに似て可愛い元気な赤ちゃんだよ」
「…よかった」
「頑張ったね。スミ、ありがとう」
数日後、寿美子は無事に退院した。
ある日の夜、子供が寝静まった後、テソンと寿美子はマンションの屋上で夜空を眺めていた。
寿美子は夢で見た内容を、テソンに詳しく話し始めた。
「丸2日、意識がない時、そんな夢を観てたんだね…」
「うん。目覚めてあなたを見た瞬間、現実なのに、まだ夢を見てるかと思った…」
「…そっか」
「でも、すごい夢だったなー」
「スミ、聞いて驚いたんだけど、俺…本当にいるんだ」
「え?何が?」
「双子の弟」
「え⁈うそでしょ⁈」
「ほんと。カナダにもう何年もいるけど…ごめん、言ってなかったね」
「そ、そうだったの⁈ちょっ、ちょっと待って!一応名前聞いていい?」
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(う、嘘でしょ~…信じられないっ)
「どうして?」
「ううん…ただ聞いてみただけ…」
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「…スミが意識がなかった二日間、生きた心地がしなかった。このまま目覚めなかったらどうしようって…本当、改めてスミの大切さがわかったよ」
「私も今回、テソンの大切さがわかった。テソンが居ないとダメ…」
「俺はずっと、スミの傍にいるよ」
「夢の中では、テソン死んじゃったから」
「俺は死なない」
「約束して」
「約束するよ。スミとジソンとチスを置いて、死んだりしない」
「愛してる。私の愛しい人…」
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