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第三章 初めての女
第4話 予行練習
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◇ ◇ ◇
二時間後――先に彼女の家を出た俺は、最寄り駅で行き交う人々をぼんやりと眺めながら時間を潰していた。
一緒にいたのになぜ俺だけ先に家を出たのかというと、せっかくデートをするのなら待ち合わせをしよう、という話になったからだ。
待ち合わせもデートの予行練習に含まれている、というのが彼女の弁である。
それに関しては同意見なので否はなかった。
一応、彼女の名誉のために言っておくと、待たせるために俺を先に行かせたわけではない。
男のほうが待つべきだ、という考えを彼女は持っていない。
女性は男よりも準備に時間がかかる。男でも化粧をする人はいるが、俺はしない。
だから彼女の後にシャワーを浴びた俺のほうが先に家を出られたというわけだ。
急遽デートをすることになったのだから慌ただしいのは仕方ない。
長時間待たされているわけではないから、なにも苦ではない。
まだ最寄り駅に着いてから十分くらいしか経っていないしな。
そもそも俺のために付き合ってくれているのだから不満なんてあるわけがない。
「――お待たせ」
家でのやりとりを思い返していた俺の思考を引き戻すように、横合いから声がかかった。
「待たせてごめん」
「大して待ってないぞ。それに付き合わせてるのは俺のほうだからな。気にするな」
声のほうへ顔を向けると、そこには彼女の姿があった。
「その返しは及第点かな」
「それはどうも」
彼女の評価に俺は小さく肩を竦める。
「なんか気合入ってないか?」
「わかる?」
「ああ。いつもより化粧が濃い気がするんだが……」
彼女は基本、いつも薄化粧だ。
もしかしたら素材がいいから普段はあまり化粧をする必要がないのかもしれない。――まあ、本人がそう思っているかはわからないが。
「予行練習とはいえ、一応デートだから気合を入れてみたんだけど……変?」
彼女は無表情のまま首を傾げる。
感情が面に出ていないからわかりにくいが、もしかしたら不安なのかもしれない。普段、俺と二人で出掛ける時はここまで化粧に気を遣わないからな。
「正直、俺には濃いか薄いかの違いくらいしか化粧のことはわからん。だが、俺はいつものお前も今のお前も好きだな」
「ふ~ん」
「それになんかかっこいい感じだからお前に合ってるし、より魅力が引き立ってると思う」
彼女はバンドマンらしく、パンクロックなファッションに身を包むことが多い。
今日も例に漏れず、全身黒で統一されたパンクロックのベルトワイドパンツ、長袖のロングTシャツ、革ジャンに身を包んでいる。
ミディアムとショートの中間くらいの長さの銀髪は、正しくバンドマンらしいかっこいいスタイルにセットしている。俺の乏しい語彙力では詳細に説明することができないのがもどかしい。
そして両耳にある数多くのピアスが髪の隙間から姿をあらわしており、右手に二つ、左手に一つ嵌めている指輪と共に存在感を放っている。
身形に関してはいつも通りだ。
しかし、今日はいつもより幾分か化粧が濃いからか、妖しさが増していて、彼女の色気とかっこよさが際立っている。
女性としては高めの身長に、長い手足を備えた細めの体型なのも相まって、男性よりも同性にモテそうな外見だが、めちゃくちゃ似合っているし、彼女の魅力が遺憾なく発揮されているから、俺は結構好きだ。
「……口説いてる?」
「いや、素直な感想だ」
最初は満足そうに少しだけ口元を緩めながら鼻を鳴らした彼女だったが、途中からジト目に変わってしまった。
「まあ、いいや。別にあんたに言われても本気にしないし」
「なら言うなよ……」
興味を失ったように視線を逸らした彼女に、今度は俺がジト目を向ける。
「でも、わからないなりに女性を褒めようとしたのは偉いよ」
「狙って言ったわけじゃないんだけどな……」
「あんたはいつもそういうことを素で言うもんね。だからこそ、私は本気にしないんだけど」
「なるほど。簡単に褒めすぎても駄目ってことか……」
「そうだね。いつもだと本気度が薄れるし、誰にでも言ってるんだろうな、って思うからね」
あまり気軽に褒めすぎると、美辞麗句を並べ立てているだけだと思われてしまう可能性があるということか……。
「でも、褒めすぎないのも駄目なんだけどね」
それはまあ、男も同じゃないかな。
男女関係なく適度に褒めてもらえたら嬉しいだろう。
要は塩梅が大事ということだ。
「女って面倒臭い生き物なんだよ」
肩を竦めながらそう言った彼女は――
「まあ、中には私みたいに褒められたりするのを鬱陶しいと思う女もいるから、人を選んで言ったほうがいいよ」
と注意を促した。
「恋人にならたまに言われるぶんには嬉しいけどね」
「なんだそれ……かわいいな」
恋人にだけ見せる顔的なやつですか……。
「あんたにならそう言われるのは悪くないかも」
「なんだそれ……かわいいな」
相変わらず表情の変化が乏しいが、どことなく照れているようにも見える。
「……なんで同じ言葉を復唱してんの?」
「無意識に出た言葉だ。多分、本当にかわいいと思ったから自然と口から出たんだと思う」
「なにそれ」
照れと呆れが混在する表情になった彼女は、可笑しそうに小さく笑みを零す。
「そういうことは舞さんと彼女さんに言ってあげな」
「それはその通りだが、別にお前に言ってもいいだろ。素直に思ったことなんだから」
「はいはい」
彼女は俺の苦言を軽く受け流すと――
「――それで、これからどうする? このままここで喋ってても予行練習にならないけど」
照れを隠すためなのか、鬱陶しかったのかはわからないが、華麗に話を逸らされた。
もしかしたら本来の目的を果たすための時間を無駄にしないように、という配慮かもしれない。
「そうだな……」
さて、どうするか……。
もうすぐ十七時なろうかという時間帯だ。
今は三月の末だから、夜になるとさすがに肌寒くなる。
なので、夜になったらどこかの施設に入って過ごすのがいいかもしれない。
となると、今のうちに外でできることを済ませたほうがいいか……?
「せっかくだし、桜でも見に行くか?」
「あぁ~、そういえば今って桜の季節か」
「春休みだから人が多そうなのが不安ではあるが……」
春休み中の学生に加え、これからの時間帯は仕事帰りの社会人も花見に繰り出す可能性がある。
そうなると混雑してデートどころではなくなってしまうかもしれない。
花見が目的なら無礼講なので騒々しいのも一興かもしれないが、デートとなると話は別だ。
二人で楽しく過ごせないのならデートの意味がなくなってしまう。
なにより、俺も彼女も人の多い場所があまり好きじゃない。
「いいんじゃない? 騒々しいのは嫌いだけど、たまにはそういうのも悪くないし、適当に散歩しながらのんびり過ごせる場所を探せばいいしね」
「ならそうするか」
「うん。散歩デートと洒落込みましょうか」
「仮にいい場所が見つからなかったとしても、お前となら楽しく過ごせそうだ」
話が纏まったので早速、俺は歩き出そうとする。
しかし、その機先を制するように彼女が「それじゃ」と口にした。
そして――
「はい」
と言いながら右手を差し出してきた。
「デートなんだから手を繋ぐでしょ?」
「……なんか今日のお前は一段とかわいくないか?」
普段の彼女からは想像できない行動に俺は内心で動揺してしまう。
これがギャップ萌えというやつだろうか……?
「ほら」
「あ、ああ」
催促されてなんとか平常心を取り戻した俺は彼女の手を取る。
「それと、予行練習とはいえ、一応、私たちにとっては初めてするちゃんとしたデートなんだから、今くらいはお前じゃなくて名前で呼んで」
「わ、わかった」
本当になんで今日はこんなにかわいいんだ……。
いつものクールなお前はどこに行ったんですか……?
ほとんど表情の変化がないから今もクールではあるんだけど、普段とのギャップが凄くて破壊力抜群だな……。
「――それじゃ、行こうか、純」
「ん」
せっかく取り戻した平常心を再び掻き乱された俺は、動揺を悟られないように顔を逸らす。
そして彼女が頷いたのを横目で確認した俺は、浮かれて予行練習であるということを忘れないようにしよう、と心に刻みながらゆっくりと歩き出した。
そうして、彼女――鮫島純とのデートが始まるのであった。
二時間後――先に彼女の家を出た俺は、最寄り駅で行き交う人々をぼんやりと眺めながら時間を潰していた。
一緒にいたのになぜ俺だけ先に家を出たのかというと、せっかくデートをするのなら待ち合わせをしよう、という話になったからだ。
待ち合わせもデートの予行練習に含まれている、というのが彼女の弁である。
それに関しては同意見なので否はなかった。
一応、彼女の名誉のために言っておくと、待たせるために俺を先に行かせたわけではない。
男のほうが待つべきだ、という考えを彼女は持っていない。
女性は男よりも準備に時間がかかる。男でも化粧をする人はいるが、俺はしない。
だから彼女の後にシャワーを浴びた俺のほうが先に家を出られたというわけだ。
急遽デートをすることになったのだから慌ただしいのは仕方ない。
長時間待たされているわけではないから、なにも苦ではない。
まだ最寄り駅に着いてから十分くらいしか経っていないしな。
そもそも俺のために付き合ってくれているのだから不満なんてあるわけがない。
「――お待たせ」
家でのやりとりを思い返していた俺の思考を引き戻すように、横合いから声がかかった。
「待たせてごめん」
「大して待ってないぞ。それに付き合わせてるのは俺のほうだからな。気にするな」
声のほうへ顔を向けると、そこには彼女の姿があった。
「その返しは及第点かな」
「それはどうも」
彼女の評価に俺は小さく肩を竦める。
「なんか気合入ってないか?」
「わかる?」
「ああ。いつもより化粧が濃い気がするんだが……」
彼女は基本、いつも薄化粧だ。
もしかしたら素材がいいから普段はあまり化粧をする必要がないのかもしれない。――まあ、本人がそう思っているかはわからないが。
「予行練習とはいえ、一応デートだから気合を入れてみたんだけど……変?」
彼女は無表情のまま首を傾げる。
感情が面に出ていないからわかりにくいが、もしかしたら不安なのかもしれない。普段、俺と二人で出掛ける時はここまで化粧に気を遣わないからな。
「正直、俺には濃いか薄いかの違いくらいしか化粧のことはわからん。だが、俺はいつものお前も今のお前も好きだな」
「ふ~ん」
「それになんかかっこいい感じだからお前に合ってるし、より魅力が引き立ってると思う」
彼女はバンドマンらしく、パンクロックなファッションに身を包むことが多い。
今日も例に漏れず、全身黒で統一されたパンクロックのベルトワイドパンツ、長袖のロングTシャツ、革ジャンに身を包んでいる。
ミディアムとショートの中間くらいの長さの銀髪は、正しくバンドマンらしいかっこいいスタイルにセットしている。俺の乏しい語彙力では詳細に説明することができないのがもどかしい。
そして両耳にある数多くのピアスが髪の隙間から姿をあらわしており、右手に二つ、左手に一つ嵌めている指輪と共に存在感を放っている。
身形に関してはいつも通りだ。
しかし、今日はいつもより幾分か化粧が濃いからか、妖しさが増していて、彼女の色気とかっこよさが際立っている。
女性としては高めの身長に、長い手足を備えた細めの体型なのも相まって、男性よりも同性にモテそうな外見だが、めちゃくちゃ似合っているし、彼女の魅力が遺憾なく発揮されているから、俺は結構好きだ。
「……口説いてる?」
「いや、素直な感想だ」
最初は満足そうに少しだけ口元を緩めながら鼻を鳴らした彼女だったが、途中からジト目に変わってしまった。
「まあ、いいや。別にあんたに言われても本気にしないし」
「なら言うなよ……」
興味を失ったように視線を逸らした彼女に、今度は俺がジト目を向ける。
「でも、わからないなりに女性を褒めようとしたのは偉いよ」
「狙って言ったわけじゃないんだけどな……」
「あんたはいつもそういうことを素で言うもんね。だからこそ、私は本気にしないんだけど」
「なるほど。簡単に褒めすぎても駄目ってことか……」
「そうだね。いつもだと本気度が薄れるし、誰にでも言ってるんだろうな、って思うからね」
あまり気軽に褒めすぎると、美辞麗句を並べ立てているだけだと思われてしまう可能性があるということか……。
「でも、褒めすぎないのも駄目なんだけどね」
それはまあ、男も同じゃないかな。
男女関係なく適度に褒めてもらえたら嬉しいだろう。
要は塩梅が大事ということだ。
「女って面倒臭い生き物なんだよ」
肩を竦めながらそう言った彼女は――
「まあ、中には私みたいに褒められたりするのを鬱陶しいと思う女もいるから、人を選んで言ったほうがいいよ」
と注意を促した。
「恋人にならたまに言われるぶんには嬉しいけどね」
「なんだそれ……かわいいな」
恋人にだけ見せる顔的なやつですか……。
「あんたにならそう言われるのは悪くないかも」
「なんだそれ……かわいいな」
相変わらず表情の変化が乏しいが、どことなく照れているようにも見える。
「……なんで同じ言葉を復唱してんの?」
「無意識に出た言葉だ。多分、本当にかわいいと思ったから自然と口から出たんだと思う」
「なにそれ」
照れと呆れが混在する表情になった彼女は、可笑しそうに小さく笑みを零す。
「そういうことは舞さんと彼女さんに言ってあげな」
「それはその通りだが、別にお前に言ってもいいだろ。素直に思ったことなんだから」
「はいはい」
彼女は俺の苦言を軽く受け流すと――
「――それで、これからどうする? このままここで喋ってても予行練習にならないけど」
照れを隠すためなのか、鬱陶しかったのかはわからないが、華麗に話を逸らされた。
もしかしたら本来の目的を果たすための時間を無駄にしないように、という配慮かもしれない。
「そうだな……」
さて、どうするか……。
もうすぐ十七時なろうかという時間帯だ。
今は三月の末だから、夜になるとさすがに肌寒くなる。
なので、夜になったらどこかの施設に入って過ごすのがいいかもしれない。
となると、今のうちに外でできることを済ませたほうがいいか……?
「せっかくだし、桜でも見に行くか?」
「あぁ~、そういえば今って桜の季節か」
「春休みだから人が多そうなのが不安ではあるが……」
春休み中の学生に加え、これからの時間帯は仕事帰りの社会人も花見に繰り出す可能性がある。
そうなると混雑してデートどころではなくなってしまうかもしれない。
花見が目的なら無礼講なので騒々しいのも一興かもしれないが、デートとなると話は別だ。
二人で楽しく過ごせないのならデートの意味がなくなってしまう。
なにより、俺も彼女も人の多い場所があまり好きじゃない。
「いいんじゃない? 騒々しいのは嫌いだけど、たまにはそういうのも悪くないし、適当に散歩しながらのんびり過ごせる場所を探せばいいしね」
「ならそうするか」
「うん。散歩デートと洒落込みましょうか」
「仮にいい場所が見つからなかったとしても、お前となら楽しく過ごせそうだ」
話が纏まったので早速、俺は歩き出そうとする。
しかし、その機先を制するように彼女が「それじゃ」と口にした。
そして――
「はい」
と言いながら右手を差し出してきた。
「デートなんだから手を繋ぐでしょ?」
「……なんか今日のお前は一段とかわいくないか?」
普段の彼女からは想像できない行動に俺は内心で動揺してしまう。
これがギャップ萌えというやつだろうか……?
「ほら」
「あ、ああ」
催促されてなんとか平常心を取り戻した俺は彼女の手を取る。
「それと、予行練習とはいえ、一応、私たちにとっては初めてするちゃんとしたデートなんだから、今くらいはお前じゃなくて名前で呼んで」
「わ、わかった」
本当になんで今日はこんなにかわいいんだ……。
いつものクールなお前はどこに行ったんですか……?
ほとんど表情の変化がないから今もクールではあるんだけど、普段とのギャップが凄くて破壊力抜群だな……。
「――それじゃ、行こうか、純」
「ん」
せっかく取り戻した平常心を再び掻き乱された俺は、動揺を悟られないように顔を逸らす。
そして彼女が頷いたのを横目で確認した俺は、浮かれて予行練習であるということを忘れないようにしよう、と心に刻みながらゆっくりと歩き出した。
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