勇者の右腕で魔法使いの俺は実はレベルMAXで最強でした

キャンディ

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契約

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ーーあの日、俺はその人物に用があって大聖堂へと来ていた。
「よう、失礼するぜ!……大賢者・マーリン」
「あらいらっしゃい。私に何か用でもあるのかしら、ディル」
ディル……というのは俺の名だ。
「俺のこと知ってるんだな。ま、一応有名人らしいから無理もないか」
「勇者パーティーの一員なら、名前が売れているのも無理はないでしょう?」
彼女はそう言ってくすくす笑う。こういうのを美魔女というのだろうか……。この人確か数百歳くらいだからな……。
「それもそうだな。……おっと、話が脱線しちまったが、今日はアンタに頼みがあって来たんだ」
「……なるほど、それは一体?」
………………………………………………………………

ーーそれから、俺はその内容を彼女に話した。
「……確かに、それならできるかもしれないけど……。あなたは……本当にそれでいいの?」
「ええ、もう決めたことなんでね」
「……そう、分かったわ。……あなた、物凄い覚悟ね……」
彼女は戦慄の表情を浮かべた。まあ、こんなこと聞いたら誰だってそうなるわな……。
俺はそんなことを思うのだった。

「これで終わったわ」
「……ありがとよ、マーリン!この恩は一生覚えとくぜ!」
そう言って、俺は大聖堂を後にした。
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