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愉快な仲間たち
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ーーこうして、パーティーメンバーと合流した俺たちは、行きつけの酒場へときていた。ここは冒険者たちに人気で、毎晩人で溢れかえっている。
ここで一度、俺のパーティーメンバーを紹介しておこう。
勇者・ブレイド 職業:剣士
この世界の勇者であり、パーティーのリーダー。人類最強だと言われている。剣の扱いでは右に出る者はいない。
キュア 職業:癒術士
パーティーの回復担当で、実は勇者とは恋人関係にある。もしもブレイドを主人公とするなら、彼女はヒロインといったところだろう。
ブロック 職業:守備兵
頑丈な巨大と防御スキルを活かして、敵の注意を引く。言ってしまえば、タンクキャラのようなものだ。ゴリゴリの筋肉マッチョに、禿げている頭がチャームポイントである。
そして、魔法使いの俺ことディル。
俺たちのパーティーは、この四人で結成されているのだ。
ーー俺は酒場の隅の方に座って、一人で酒を飲んでいた。
何故かって?ぼっちだからだよクソが!
まあ、基本的に一人の方が好きだし、特別仲の良い奴もいないからな。とは言っても……流石に、こういうときに飲み仲間がいないというのは辛いものである。
……ああ、誰か一緒に飲んでくれねぇものかなぁ……。
そんなことを思いながら、ふと勇者がいる方に目をやると、
「勇者様!私とも飲んでくださいよー!」
「あっ、ずるーい!勇者様、私も御一緒させてください!」
うん、めちゃくちゃ女の子にモテていた。全然羨ましくなんてないのだが、何と言うか……これが格差社会というものか……俺はそう思うのだった。
「悪いな、君たち。これでも俺は彼女持ちなんだよ。……その代わりと言っちゃなんだが、この金で好きに飲むといい」
そして、勇者・ブレイドは女の子たちにさり気なくその金を渡した。
ああ、何と言うか……ムカつくほどに紳士的な男である……。
なぁに、ちょっと彼女持ちかつ他の女の子からもモテて、それに加えて性格も良い主人公のような男に嫉妬していただけさ。
だーくそ!!羨ましいぜちくしょー!!
……なんつってな、俺はもうそんことで悩むのはやめたんだけどな……。
再びブレイド方へ目を向けると、恋人のキュアから小言を言われているようだった。
「もー!なんで私というものがありながら、他の女性に言い寄られているんですか?」
「いやいや、そう言われてもなぁ……。こういうのって相手がどう思うかだから、俺のせいではないと言うか……」
勇者は何とか弁解しようとする。正直、見ていて面白かったんだけどな。ちなみに、ブレイドの言い分については俺も納得はできる。(……リア充ムーブをやっているのには眉をひそめた訳だが……)
「悪い悪い……それでもな、俺が好きなのはお前だけだよ」
そんなキザな台詞を勇者は言った。
「まったくー……ブレイドったら~」
キュアも惚気たようにそう言う。
……やれやれ。完全に絵に描いたようなバカップルがそこにいたので、俺は苦笑を浮かべるしかなかった。
ーーその後、俺が酒を飲み続けていると、一人の男が話しかけてきた。
「よぉ、ディル!また一人で飲んでんのか?」
「誰かと思ったら、アックスか。ぼっちで悪うござんしたね」
アックス……職業:斧使い。俺の唯一の友達と言っていいかもしれない。
ぶっちゃけ言うと、パーティーメンバーよりもコイツの方が断然仲は良い。
アックスは今みたいに、俺が一人で酒を飲んでいるときによく話しかけてきてくれるのだ。
本人に言ったことはないが、俺はそのことにとても感謝している。
……もともと俺は、周囲に馴染むのが苦手だった。勇者の一味になれるぐらいの実力はあったが、パーティーメンバーの中にも心から信頼できる仲間なんてできなかった。
だから、パーティーにいるときは、適当に周りに合わせた言動をして、任務などが終わったら酒場でみんなが賑やかにしているのを見ながら酒を飲む……そんな日々が続いていた。
まあでも、コイツが話しかけかてくれるようになってから、酒場に来る時間が楽しくなったんだけどな。
つーわけでよ、ありがとな、アックス。
俺は、心の中ではそう感謝している。
「何かつまみ頼もーぜ!」
俺はそんな提案をした。
「あいよ、何にするか?」
「ドラゴンチキンの唐揚げにしよう」
「お前、相変わらずこれが好きだな」
「ああ、もちろんさ!この世にこれ以上美味い食い物は存在しないと思ってるぜ」
「ま、確かに美味いからな。じゃあ頼むぞ。マスター、ドラゴンチキンの唐揚げ、山盛りで頼む」
マスターは「あいよ、兄ちゃん達!」と言って、注文の品を作り始めた。
ちなみに、ドラゴンチキンというのは、その名の通りニワトリとドラゴンのハイブリッドをイメージしてもらえるといいだろう。
数分後、カラッと揚げられたドラゴンチキンの唐揚げが俺たちの元に運ばれて来た。
「でっかいやつもーらい!!」
次の瞬間、俺は大きめの唐揚げを一つ掴んで、そのままかぶりついた。
「おいおい、子供かよ。もうちょっと落ち着いて食べたらどうだ??」
アックスは呆れたような顔でそう言う。しかし、俺はその言葉を完全に無視して、
「うんめぇぇーーー!!そしてすかさず……」
俺は流れるままにジョッキを掴んで、唐揚げを酒で胃袋へと流し込んだ。
「かーーー!!マジでこのために生きてる気がするぜぇぇーーー!!」
そんな感じで、俺は上機嫌になっていた。
「やれやれまったく……若い癖におっさんみたいな飲み方しやがって……」
「別に良いだろ、こんなに美味いんだから!それにおっさんと言うならお前だろ」
そんなやりとりをした後、アックスも唐揚げをガツガツと食べ始めた。
言ってなかったが、アックスの方は俺よりも十歳ほど年上である。年上には敬語を使えと言うが、俺たちの友情の前ではそれは無縁なものだった。
もしかしたら、俺って年上との方が気が合うのかもしれないな。
それから、俺たちは馬鹿話をしながら飲み食いを続けた。そうしているうちに、ドラゴンチキンの唐揚げは残り一つとなっていた。
「お前唐揚げ何個食べた?」
俺はアックスにそう尋ねる。
アックスは、確認のために皿の上にある骨の残骸を確認した。骨付きというのは、こういうときに助かるな。
……どうでもいい話だが、アックスの食べ方の方が俺の何倍も綺麗だった。つーか俺の食べ方汚すぎだろ。流石にこれはちょっと直さないとな……。
それから、アックスが口を開いた。
「俺は四個だな。全部で九個あったから、お前も四個。つまり、お互い同じ数食ったってことだな」
「……そうか」
俺はゆっくりと呟く。
「となると……やることは一つだな」
「ハハハ……お互い、考えていることは同じらしい。」
俺はそう言うと、ゆっくりと右手を突き出す。
それに呼応するように、アックスも俺と同じ行動に出た。
……そして、緊迫した空気が二人の間に漂う。
次の瞬間、
「じゃーんけーん……」
「じゃーんけーん……」
「ポンッ!」
「ポンッ!」
結果は、俺はグー、アックスはパーを出していた。つまり、俺の負けだ。
「よっしゃー!!!それじゃあ、ラスト一個は俺がもらうぜ!」
アックスはそう言うと、最後の唐揚げをヒョイっと掴み上げて美味そうに食べま始めた。
「あー、やっぱうんめぇな!!」
コイツは自慢するかのようにそう言ってくる。
……食いながらこっち見てくるんじゃねぇよ……。と、俺は心中で呟くのだった。
……調子のいい奴ではあるが、俺は良い友人を持っているんだなと思った。
正直、パーティーメンバーの連中とはあまり馬が合わず、仲が良いとも言い難いが、せめてこういう気を許せる友人は大切にするべきだろう。
俺はそんなことを考えながら、深夜まで飲み続けるのだった。
ここで一度、俺のパーティーメンバーを紹介しておこう。
勇者・ブレイド 職業:剣士
この世界の勇者であり、パーティーのリーダー。人類最強だと言われている。剣の扱いでは右に出る者はいない。
キュア 職業:癒術士
パーティーの回復担当で、実は勇者とは恋人関係にある。もしもブレイドを主人公とするなら、彼女はヒロインといったところだろう。
ブロック 職業:守備兵
頑丈な巨大と防御スキルを活かして、敵の注意を引く。言ってしまえば、タンクキャラのようなものだ。ゴリゴリの筋肉マッチョに、禿げている頭がチャームポイントである。
そして、魔法使いの俺ことディル。
俺たちのパーティーは、この四人で結成されているのだ。
ーー俺は酒場の隅の方に座って、一人で酒を飲んでいた。
何故かって?ぼっちだからだよクソが!
まあ、基本的に一人の方が好きだし、特別仲の良い奴もいないからな。とは言っても……流石に、こういうときに飲み仲間がいないというのは辛いものである。
……ああ、誰か一緒に飲んでくれねぇものかなぁ……。
そんなことを思いながら、ふと勇者がいる方に目をやると、
「勇者様!私とも飲んでくださいよー!」
「あっ、ずるーい!勇者様、私も御一緒させてください!」
うん、めちゃくちゃ女の子にモテていた。全然羨ましくなんてないのだが、何と言うか……これが格差社会というものか……俺はそう思うのだった。
「悪いな、君たち。これでも俺は彼女持ちなんだよ。……その代わりと言っちゃなんだが、この金で好きに飲むといい」
そして、勇者・ブレイドは女の子たちにさり気なくその金を渡した。
ああ、何と言うか……ムカつくほどに紳士的な男である……。
なぁに、ちょっと彼女持ちかつ他の女の子からもモテて、それに加えて性格も良い主人公のような男に嫉妬していただけさ。
だーくそ!!羨ましいぜちくしょー!!
……なんつってな、俺はもうそんことで悩むのはやめたんだけどな……。
再びブレイド方へ目を向けると、恋人のキュアから小言を言われているようだった。
「もー!なんで私というものがありながら、他の女性に言い寄られているんですか?」
「いやいや、そう言われてもなぁ……。こういうのって相手がどう思うかだから、俺のせいではないと言うか……」
勇者は何とか弁解しようとする。正直、見ていて面白かったんだけどな。ちなみに、ブレイドの言い分については俺も納得はできる。(……リア充ムーブをやっているのには眉をひそめた訳だが……)
「悪い悪い……それでもな、俺が好きなのはお前だけだよ」
そんなキザな台詞を勇者は言った。
「まったくー……ブレイドったら~」
キュアも惚気たようにそう言う。
……やれやれ。完全に絵に描いたようなバカップルがそこにいたので、俺は苦笑を浮かべるしかなかった。
ーーその後、俺が酒を飲み続けていると、一人の男が話しかけてきた。
「よぉ、ディル!また一人で飲んでんのか?」
「誰かと思ったら、アックスか。ぼっちで悪うござんしたね」
アックス……職業:斧使い。俺の唯一の友達と言っていいかもしれない。
ぶっちゃけ言うと、パーティーメンバーよりもコイツの方が断然仲は良い。
アックスは今みたいに、俺が一人で酒を飲んでいるときによく話しかけてきてくれるのだ。
本人に言ったことはないが、俺はそのことにとても感謝している。
……もともと俺は、周囲に馴染むのが苦手だった。勇者の一味になれるぐらいの実力はあったが、パーティーメンバーの中にも心から信頼できる仲間なんてできなかった。
だから、パーティーにいるときは、適当に周りに合わせた言動をして、任務などが終わったら酒場でみんなが賑やかにしているのを見ながら酒を飲む……そんな日々が続いていた。
まあでも、コイツが話しかけかてくれるようになってから、酒場に来る時間が楽しくなったんだけどな。
つーわけでよ、ありがとな、アックス。
俺は、心の中ではそう感謝している。
「何かつまみ頼もーぜ!」
俺はそんな提案をした。
「あいよ、何にするか?」
「ドラゴンチキンの唐揚げにしよう」
「お前、相変わらずこれが好きだな」
「ああ、もちろんさ!この世にこれ以上美味い食い物は存在しないと思ってるぜ」
「ま、確かに美味いからな。じゃあ頼むぞ。マスター、ドラゴンチキンの唐揚げ、山盛りで頼む」
マスターは「あいよ、兄ちゃん達!」と言って、注文の品を作り始めた。
ちなみに、ドラゴンチキンというのは、その名の通りニワトリとドラゴンのハイブリッドをイメージしてもらえるといいだろう。
数分後、カラッと揚げられたドラゴンチキンの唐揚げが俺たちの元に運ばれて来た。
「でっかいやつもーらい!!」
次の瞬間、俺は大きめの唐揚げを一つ掴んで、そのままかぶりついた。
「おいおい、子供かよ。もうちょっと落ち着いて食べたらどうだ??」
アックスは呆れたような顔でそう言う。しかし、俺はその言葉を完全に無視して、
「うんめぇぇーーー!!そしてすかさず……」
俺は流れるままにジョッキを掴んで、唐揚げを酒で胃袋へと流し込んだ。
「かーーー!!マジでこのために生きてる気がするぜぇぇーーー!!」
そんな感じで、俺は上機嫌になっていた。
「やれやれまったく……若い癖におっさんみたいな飲み方しやがって……」
「別に良いだろ、こんなに美味いんだから!それにおっさんと言うならお前だろ」
そんなやりとりをした後、アックスも唐揚げをガツガツと食べ始めた。
言ってなかったが、アックスの方は俺よりも十歳ほど年上である。年上には敬語を使えと言うが、俺たちの友情の前ではそれは無縁なものだった。
もしかしたら、俺って年上との方が気が合うのかもしれないな。
それから、俺たちは馬鹿話をしながら飲み食いを続けた。そうしているうちに、ドラゴンチキンの唐揚げは残り一つとなっていた。
「お前唐揚げ何個食べた?」
俺はアックスにそう尋ねる。
アックスは、確認のために皿の上にある骨の残骸を確認した。骨付きというのは、こういうときに助かるな。
……どうでもいい話だが、アックスの食べ方の方が俺の何倍も綺麗だった。つーか俺の食べ方汚すぎだろ。流石にこれはちょっと直さないとな……。
それから、アックスが口を開いた。
「俺は四個だな。全部で九個あったから、お前も四個。つまり、お互い同じ数食ったってことだな」
「……そうか」
俺はゆっくりと呟く。
「となると……やることは一つだな」
「ハハハ……お互い、考えていることは同じらしい。」
俺はそう言うと、ゆっくりと右手を突き出す。
それに呼応するように、アックスも俺と同じ行動に出た。
……そして、緊迫した空気が二人の間に漂う。
次の瞬間、
「じゃーんけーん……」
「じゃーんけーん……」
「ポンッ!」
「ポンッ!」
結果は、俺はグー、アックスはパーを出していた。つまり、俺の負けだ。
「よっしゃー!!!それじゃあ、ラスト一個は俺がもらうぜ!」
アックスはそう言うと、最後の唐揚げをヒョイっと掴み上げて美味そうに食べま始めた。
「あー、やっぱうんめぇな!!」
コイツは自慢するかのようにそう言ってくる。
……食いながらこっち見てくるんじゃねぇよ……。と、俺は心中で呟くのだった。
……調子のいい奴ではあるが、俺は良い友人を持っているんだなと思った。
正直、パーティーメンバーの連中とはあまり馬が合わず、仲が良いとも言い難いが、せめてこういう気を許せる友人は大切にするべきだろう。
俺はそんなことを考えながら、深夜まで飲み続けるのだった。
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