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謡弦村アルフェイオ、陽虹を招くは漆黒の王編
溜息
「ダンナ、すいやせんね付いて来て貰って」
やけに腰が低い盗賊の子分にそう言われて、ブラックは黙って首を振る。
別に、謝られる筋合いはない。それほど気安い関係でも無く、こちらは盗賊風情に心を寄せる腹積もりも無いのだ。謝られようが面倒な事を押し付けられようが、別段何も思う事は無かった。
だが、ブラックの様子を勘違いしたのか、二頭の馬を引く子分達はどこかホッとして霧の道を進んでいく。何をそんなに安堵する事があるのか解らなかったが、ブラックは前方を見て軽く息を吐いた。
(それにしても、よく迷いなく歩くもんだな……あの頭……。どうも、あの明かりに秘密が有りそうだが……あれも“曜具”か?)
数歩先を歩く盗賊の頭は、手に小さなカンテラを持っている。
そのカンテラの中では白い光が眩いくらいに煌々と輝いているが、アレは炎や水琅石の発する光ではないだろう。“視て”みると、間違いなく金の属性の曜気が外へと漏れ出していた。もしあれが『金の曜術師だけが作れる、術を籠めた特殊な道具』――曜具の一つだとすると、この道を迷いなく歩けるのも納得が出来る。
しかし、曜具とは本来高価なもので、あのような機能を持つ曜具なら、冒険者でもそれなりに活躍している者でなければ買うのを躊躇うほどの品だ。
それを、粗雑な洞窟の隠れ家しか持たない盗賊が持っているなんてありえない。
何物かから奪ったのであれば、当然他の物品も奪取しているだろう。
これほどの逸品を持つ被害者から物を奪ったならば、何もあのような洞窟に住んで、ちまちまと馬を盗み金を稼がずとも良かったはずだ。
そもそも、これまでに数等売買しているのだから、あの粗末な洞窟だってそれなりに充実して居て然るべきである。なのに、この薄汚い恰好の盗賊どもは、あの荒れた隠れ家に留まり続けているのだから、これはおかしい。
(何か目的があって、散財するのをやめている? いや、こいつらは典型的な盗賊だ。どう考えても金を蓄える脳みそなど持ってないだろう。一応隠れ家の中を探してみたが、金属なんて武器以外は頭の隠し財産くらいしかなかったしなぁ)
その財産だって、遺跡で得られる財宝と比べたら段違いに少ない。
ディオメデを売った後で散財していようが、財宝を貯める脳があるならあのような粗末な貯えになどなっていなかったはずだ。
だとすると、あのカンテラは……元から持っていた物か、あるいは――――
(こいつらを“動かしている黒幕”が与えた物って事かな……)
ただの盗賊が、曜具などと言う高度な物を扱えるはずもない。
そもそも、モンスターと同等に切り捨てられる討伐対象が、真っ当な一般人のような知能を持ち合わせているのが稀有な事なのだ。
自らモンスターと同じ位置に堕ちた人族など、斬って捨てても罪にはならない。人を襲う事しか能が無い存在など、モンスターと同じ害悪でしかないのだから。
それが、この世界の一般的常識なのである。
(でも、ツカサ君はそんな事ですら、すんなり納得してくれないんだよなぁ)
考えて、ブラックは笑ったのだか苦みを感じたのだか判らない感覚に顔を歪めた。
(はあ……。本当にそう言う所だけは面倒臭い世界だよなあ……アッチって)
――ツカサの世界では人殺しは重罪らしく、貴族下賤関係なく犯罪者すらも殺せば罪になってしまうという世界らしい。しかも、ツカサの国では人殺しなども他の犯罪に比べてはるかに少ないらしいのだから驚きだ。
そんな世界で育ったからか、ツカサは人型の存在を殺すのに非常に抵抗感があるようだった。それはもう、ブラックが驚くほどに。
だが、だからといってツカサがブラックの思考を責めた事など一度も無い。
それは、ツカサの前で一度しか人型の存在を殺さなかったからも有るだろうが……まあ、それは兎も角として。
生きるために生物を殺し糧を得る……という価値観はツカサの中にも存在していたお蔭か、彼は狩猟や戦闘での“命を奪う行為”などは最初から肯定してくれていた。
彼自身も獣などは己の手で狩って解体をしているからか、お互い納得済みの戦闘でならば、相手の命を奪う事も許容出来ているらしい。
とは言え、彼の中からの忌避感が消えている訳ではないのだ。
だからこそ、昨日の話し合いでも「出来るだけ穏便に……生け捕りに出来るなら、そうしような」なんてふざけた事を言って、盗賊に情けをかけるような事をブラックに提案して来たのである。ツカサは、そんな悪党どもに捕まっていると言うのに。
その他者への甘さだけは、ブラックも未だに納得出来なかった。
(まあでも……ツカサ君だって、一度は人と戦って“勝った”んだ……。これからどんどんこっちの世界に偏って、僕とずっと一緒に居てくれるようになるよね……)
一度は“出来た”のだから、ツカサもいつかは人型のなにかを殺す事など躊躇わなくなるに違いない。そうすれば、一緒にどこへでも行ける。
ツカサのためにわざと人型のモノを殺さぬようにしていたブラックも、より自由に動く事が出来るようになるというワケだ。それを思うと口を笑みに歪めずにはいられなかった。
ツカサがこちらの世界に染まると言う事は……
愛しい愛しい最愛の婚約者が、異世界になど帰らずに未来永劫こちらの世界で暮らしてくれるという事に繋がるのだから。
「おっ……居たな」
気分のいい妄想に浸っていると、盗賊の頭が呟いた。
何が居たのだろうかと改めて正面を見やると、霧の向こう側に白い光の玉のような小さな灯りがぼんやりと見えた。どうやらあれもカンテラの光のようだ。
警戒せずに近付いて行くと……そこには、布を巻き顔を隠した身なりが良さげな男がぽつんと立っていた。
(カンテラと金の入った皮袋と……馬を大人しくさせる道具を持っているな。コイツが買い取りを行うのか。しかし、なんだってこんな場所で? まあ、悪い取引を行うのなら、こんなに都合のいい場所はないだろうが……)
まあとにかく観察してみよう。
そう思いながら盗賊達と近付くと、取引相手はブラックの姿を見てビクリと怯えたような反応をしたが、盗賊の頭が動じていない事を察知すると、すぐに立て直した。
随分と臆病なようで、どうも商人と言う訳ではなさそうだ。となると、駆け出しか小物の闇商人……というところかもしれない。
しかし、そんな未熟そうな様子なのに、この『霧の壁』を利用する命知らずな取引を行っているのだから、度胸があるのかないのか解らない。
「おう、今回も頼むぞ」
注意深く相手を観察するブラックを余所に、男はハッとしてぎこちなく頷いた。
そうして、無言のまま馬を寄越せと手で示す。
不躾な態度だったが、盗賊達は素直に馬を渡した。どうやらこのやりとりは何度も行われて来た事のようだ。そうでなければ、この血の気が多い盗賊どもが黙っているはずもない。少なくとも……この男も、初めての取引ではなさそうだ。
だったら、情報を引き出せるかもしれない。
「おう、帰るぞ」
相手から金の入った小さな革袋を受け取った盗賊の頭が言う。
ブラックは黙って頷くと、盗賊達が歩いて行くのにわざと遅れて足を動かした。
……が、進むわけではない。
少しだけ霧の中に埋没し、相手の視界から消える。
そうして取引相手が踵を返し、カンテラをこちらに向けるのをやめたと、同時。
「うがっ!?」
判りやすい光る目印を持った相手に飛び掛かり、その背中に剣を突き立てた。
あくまで、刺す寸前で。
「騒ぐな。騒いだら殺す」
「ん゛ーッ! ん゛ん゛ん゛ーっ!?」
盗賊達が近くにいると思ったのか、相手はうろたえながら声を出そうとする。
そういう腹積もりであれば、遠慮する事は無い。
ブラックは躊躇いも無く左肩に剣を突き刺した。
「ん゛ん゛ん゛ん゛ん゛!!」
「騒いだら殺すと言ったはずだが、お前はバカなのか? 二度は言わんぞ」
痛みで暴れようとするが、そんな力ではこの体が動くはずも無い。
馬乗りになり平然としているブラックに恐怖を覚えたのか、先程までは抵抗しようとしていた相手も、ガタガタと震えながら必死に頷いて来た。
(最初からそうすれば良いのに。だから嫌いなんだよなあ、頭の悪い奴って)
何故無駄な事をしようとするのだろうか。
これがツカサなら抵抗する姿に性欲も際限なく湧くが、今馬乗りになって刃を突き立てている相手はツカサではないただのゴミだ。
ゴミに馬乗りになって剣を立てても、興奮する気など一分も湧かない。
早くツカサの所に帰りたいなと思いつつ、ブラックは震える相手に問うた。
「お前、ただの仲買人だろ。依頼して来た首謀者は誰だ?」
「――――ッ!?」
何故解った、とでも言いたげな目をして振り返って来る相手に、思わず呆れた溜息が出そうになる。この状況でそう考えない愚か者がどこにいるのだろうか。
モンスターや盗賊から逃げる術すら持たないエセ商人が、こんな危ない所で盗賊と取引できるものか。駆け出しの商人なら尚更だ。
とすれば、この場所で取引をするように指図した黒幕が居るに違いない。
何せ、この『霧の壁』は……ある一定の時間以外は、この標高の高い岩山を上から下まですっぽりと覆っている、モンスター達の住処なのだから。
しかもこの山は【国境】と呼ばれる恐ろしい山脈を背にしており、そこそこランクの高いモンスターが跋扈している危険地帯だ。冒険者ですら用が無ければ登りたがらない旨味も何も無い山だというのに、一介の商人が取引に使うなんて自殺行為だ。
肩を貫かれただけで悲鳴を上げるような軟弱な雑魚が使う手ではない。
しかも身を守る装備も無く現れるなんて、どう考えても真っ当な商人ではないだろう。普通は「そうと解らない装備」で身を固めている……それが、商人なのだから。
「正直に話せば、命だけは助けてやる。こんな場所でお前も死にたくないだろう?」
そう言いながら剣を動かすと、悲鳴を上げながら相手は頷く。
こういう相手に優しい取引は無駄だ。さっさと締め上げ「本気で殺す」と伝えねば、思ったような情報など出てこないのだから。
しかしまあ、今回の相手は嘘を吐く気概も無いようなので、そこは安心だが。
顔を覆っていた布を取り去ると、相手は頬のこけたみすぼらしい小男だった。どうやら商人ですらなかったらしい。
「ひっ、ひぃい……た、助けで……」
「全部、言え。嘘をついても判るからな」
さっさとして欲しい、と眉根を寄せると、相手は一層怯えて口を震わせた。
「お、お、俺はホントにただの伝達役なんだよぉっ! か、金だって依頼主から」
「依頼主って誰だ」
「おっ、おんなっ、緑の髪の男みてえな女ッ! 馬はどこ行ったかしらねえよ! 俺は、その女に馬を町はずれの卸に売りに行ってるだけで……ッ、な、何も知らねえんだよォ! 金で雇われただけで、ほっ、他には本当に!」
「本当か? 些細な事まで全部喋れよ」
剣の柄を握る感触が伝わったのか、相手が呻く。
恐怖と言う者は全てを鋭敏にさせ、更に精神を蝕むのだ。
だが、ほどほどの量を与えないと恐怖は尋問に取って邪魔な要素にしかならない。さっさと終わらせたいと思っているブラックの下で、男は焦りながらも喋った。
「うえっえっ、えっど、あっ、む、村っ、村を潰すまでやるって、だから一年ぐらい契約をするって、そ、それくらい……ッ」
上々な答えだ。
まあ、元からそれほど詳しい情報が手に入るなどとは思っていない。
そもそも馬が売買されようが攫われようが、ブラックにはどうでもいい事なのだ。
村だって勝手に困って滅べばいい。この世界で一日に一体いくつの「何か」が滅んでいるのかを考えれば、手助けするのすら馬鹿らしかった。縁もゆかりも無い存在がどうなろうがブラックにとってはどうでもいい事なのだ。
だが、残念ながら今はそうもいかない。
ツカサが「村を助けたい」と自分に、婚約者であるブラックに頼って来たのだ。
普段は意地を張っているくせに、他人のためとなれば憎らしいほどに素直になる。だが、ブラックにとって、ツカサに頼られるのは非常に気分が良かった。
(だからこんな面倒な事をしてるんだ)
イライラしながらも、ブラックは最後に相手を労ってやりながら拳を振り上げた。
「そうか。良く覚えていたな。じゃあ気兼ねなく死ね」
「う゛ッ!? うあぁああああ!?」
ゴツン、と音を立てて相手の頭を殴り気絶させる。
本気で殺す気で殺気を放ったのだから、相手は殴られる瞬間まで気絶だけで済むとは思っていなかったに違いない。まったくもって雑魚だ。
ブラックは二頭のディオメデの内の一頭……――アルフェイオという村から連れて来られた馬に、犯罪者を乗せて荷物のように縛り上げる。
馬はツカサの藍鉄によって事情を知らされているのか、ブラックにも素直に従っていた。……他の馬にまで気を回すなんて、まったく主人よりも賢い馬だ。
「はー……。さてと、首謀者があの男女だって事は……一度隠れ家に戻るか……。面倒だが、締め上げればそれで終わるだろう。さっさと切り上げよ」
軽く爪先で跳び、難なく背の高い藍鉄にまたがる。
ツカサの“守護獣”である藍鉄だが、彼はブラックにも充分に慣れている。
本来なら、守護獣は主人以外には敵意をむき出しにするものなのだが……こうも人懐こいのは、やはりツカサが献身的に藍鉄に愛を注いでいるからだろう。
(ほんと、誰彼かまわず八方美人で嫌んなるよ。……ま、そこがツカサ君のイイトコでもあるんだけどさあ。……あー早く片付けてツカサ君と一緒に帰りたいなぁー)
村人の事を必死に助けようとしているツカサを思い出して、心がささくれる。
他人を聖母のごとく気遣うのは美徳と言えるのだろうが、ブラックにとってはただの八方美人にすぎないし、恋人である自覚が無いようにも思えてしまう。
弱肉強食のこの世界では、ツカサの献身や博愛は珍しい物なのだ。
だからこそ、人やモンスターが彼に惹かれるのかも知れないが……その博愛は、彼と婚約しているブラックには厄介な物でしかなかった。
(そうでなきゃツカサ君じゃないんだけどさあ。でも、加減ってもんがあるよ)
おかげで、こんな面倒な事件に関わってしまったではないか。
ブラックとしては早くツカサを安宿にでも連れ込んで三日ぐらいしけこみたいわけで、こんな面倒な事などツカサの頼みでなければ断わっている。
どれほど敵を圧倒する力を持っていようが、気が乗らねば発揮も出来なかった。
早く解決して宿に連れ込みたい。丸一日ツカサを抱き潰したい。
最早この件が失敗しようが成功しようがもうどうでも良かった。
しかしまあ関わった以上、円満解決でもせねばツカサが落ちこんでセックスどころではなくなってしまうので、どの道ブラックも解決に協力せねばならないのだが。
「ブルルルッ」
「ああそうだね、さっさと片付けて街に帰ろう」
さっきの男が持っていたカンテラに、炎を灯す。
すると、目の前の霧が一気に晴れて「行くべき道」を光が遠くまで指し示した。
どうやらこのカンテラに込められた術は、霧を無効化する力があるらしい。
だが……この『霧の壁』は、本来ならば人の力でどうにかなる事など無い自然現象である。それをいともたやすく捻じ曲げるとは……。
(……こんなとんでもないモノを、雑魚どもに渡して易々と使うなんて……変な事件に巻き込まれなきゃいいけどなあ……)
そうは言っても、どうにもならない。
いやむしろ、ブラックは嫌な予感をビシビシと感じていた。
――――ツカサは、「災厄を引き寄せる」運命の下に生まれたような子だ。
彼が望んでおらずとも、彼は常に危険や危機に追われている。その博愛主義な性格のせいで引き寄せる災いだけでなく……彼の持つ、特別な力によって。
そして、いつも自分達は面倒事に巻き込まれてしまうのだ。
(これも、ツカサ君の【黒曜の使者】の能力なのかねえ)
自分が言えた義理ではないが、本当に面倒な恋人である。だが、それだからこそ、ブラックも彼と出会う事が出来たのだが……。
「はー……。もうそろそろ【黒曜の使者】なんて面倒な役目も無くなって、いい加減に腰を落ち着けて欲しいんだけどなあ……」
ぼやきながらも、ブラックは藍鉄の手綱を鳴らし霧の道を進み始めたのだった。
→
※今日は二話連続更新です(`・ω・´)
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