異世界日帰り漫遊記!

御結頂戴

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交易都市ラクシズ、綺麗な花には棘がある編

  思わぬ好機は誰のもの2

 
 
 
   ◆


 ウィリットの馬車を見て、最初に思ったのは「案外あんがい質素しっそだな」という事だった。

 いや、まあ、貸し馬車よりかは豪華だし、座席も尻が痛くならないようにふかふかしているけど、それでもなんというか……王都の一等地を買い上げた貴族にしては、妙にかざがないと言うか無骨と言うか。

 それに、良く考えたら、一般人だと思ってる俺を馬車に乗せてくれるのも、貴族としては少しフランク過ぎるような気がしないでもない。
 俺が今まで出会ったくらいたかい人達はわりとそうだったけど、アレは出会いかたが例外だったし、普通はあんな風にはいかないはずだ。この世界の貴族ってのはテンプレの悪者貴族のほうが少ないってレベルでまともな人が多いし、一般人を下等民だと見ている奴が多いけど、それでも国や国民を守ろうって意識は強いんだよな。

 だからこそ、自分の権威を大事にしてる普通の貴族が、ごく普通の一般人に見えているだろう俺の事をこうも普通に馬車に乗せるとは思えないんだが。
 何だろう……何か思惑があるのかな。いやでも案外とっつきやすい人だからと言う可能性もなくはないぞ。

 そんな事を思いながら、それほど遠くは無いのであろう別荘を目指していると――不意に、ウィリットがつぶやいた。

「…………やはり、あの館の中には居ないのか……?」

 いかにもひとごとのようにボソッとこぼしたウィリットに、俺は振り向く。
 やっぱりジュリアさんを探していたのか。でも、何故今更いまさらそう思ったんだ?
 思わず首をかしげると、何を思ったのかウィリットは再び独り言のように喋った。

「お前のような下等民を素直に寄越よこすと言う事は、何かを知られる心配がないと言う事だ。金に釣られて手を上げるような裏切り者ものを野放しにするほど、高級娼館はおろかではない」

 …………それって、俺が金で動くようなヤツだって思われてたってこと?
 いやいやちょっと待ってよ。俺のナイスな行動が、コイツにはそういう小狡こずるやつだと認識されたってのか。それは我慢ならんぞ。俺は真実を追い求めてるだけなのに!
 ……まあでも……コソコソ嗅ぎまわってるって部分を見れば、そりゃ相手には何かよからぬことを考えているって思われちゃうか。

 でも、そうやって見下されてるのは何かヤだな。
 俺だって仕事を任された以上はキチンとヤル気でいるんだからな。
 くそう、そのひねくれた根性こんじょう俺が叩き直してやる。

 そう決心していると、ウィリットが疑わしげに目を細めて俺をじろりと見た。

「首をかしげたり気合を入れたり、お前は見ているだけでうるさいな」
「なっ……し、仕事をキチンとやるって意思表示ですよ!」

 かーっ、ちくしょう。なんで俺ってばこう態度に出ちまうんだか……。
 でも無意識にやっちまうんだからしょうがないじゃんか。
 いや、でも、俺だってポーカーフェイスくらいは出来るというか。

「到着するぞ」
「えっ!? あ、は、はいっ」

 いつの間にか馬車の動きがゆっくりになり、停車する。
 降ろされた場所はどこなのだろうと思っていたら、ラクシズの中の【高等区】でもかなりのお金持ちが住むと言う奥まった区域の一角いっかくだった。
 金持ちの別荘……というからには覚悟はしていたのだが、一つの家族が暮らす家にしては、かなりデカい。綺麗に整えられた前庭なんて当たり前で、そこかしこに心をなごませる綺麗な花が咲いているし窓もいっぱいあるし、かなりの豪邸だ。
 とは言え……まあ、他のお屋敷と比べると、確かにまだ小さい方だが。

「仕事の前に、風呂に入って仕事服に着替えろ」
「えっ、風呂入って良いんですか」

 思わず問い返すと、ウィリットは嫌そうな顔をして俺を見やった。

「下等民は水浴びしかせんのだろう。そんな体で館を歩き回られるのはごめんだ」
「は、はぁ……」

 …………コイツ、潔癖のケがあるな。
 いやまあしかし、お風呂に入れるのは素直にありがたい。
 俺は執事のおばあさん(凄く姿勢が良くて、綺麗と言うよりむしろ格好いい)に案内を受けて、二畳ほどの狭い風呂場で体を洗うと、仕事着を拝借させて貰った。
 のだが。

「…………えっと……」

 なんかこの白エプロン、肩んところが魚のヒレみたいにふわあってなってるんだが、ちょっと俺向けじゃないのではないか。
 それに、詰襟つめえりのシックな黒い服は露出が低いしとても素敵だが、すそやらそでえりやらに細かくて小さなレースが付けられているのが気にかかる……ってか、もっと重要な問題があるんですけども。

 あのっ、あの、これスカートなんですけど。
 すそが足首まであるけどスカートなんですけど!?
 しかもこれで、どうみてもメイドさんがつけるような頭の飾りのヤツまで付けろって、どう考えても服装間違えてませんか。俺さっきまで普通の男らしい格好だったんですけど、なんでこうなっちまうんですか!?

 まさか、おばあさん執事さんが冗談で用意したなんて事は無いよな。
 いやでも場をなごませるジョークかも知れないし、そんな、まさか。まさかな。
 そう思いながら、俺は恐る恐る脱衣所に待機していた執事さんを見上げた。

「あの……この頭のヤツ、つけなきゃいけません……?」
「ヘッドドレスとおっしゃい」
「へ……ヘッドドレス、俺に似合わなくないですか……」
「貴方はこのセグ・ラウンド家のメイドです。女性の給仕として恥ずかしくない格好をしなければなりません。例え一時のお雇いでも、ご主人様は服装が乱れている者をお許しにはなりませんよ」

 女性。女性って!!
 ……いや待て、ライクネスでは男女といったで人を分けるのが一般的だけど、その反面はんめん子供を生めるオスやメスで分ける文化は無いんだっけ……。
 
 だから、俺もライクネスでは今まで男のままでえてたんだったっけ。
 普通に男湯も平気で入ってたし。
 そのせいで、後からオスだのメスだのと厳格に分けられたのに付いて行けなかったんだよな。まあ、人によっては男のメスを一発で区別出来るみたいだが(ブラックとかクロウとか)、男のメスの判別は一般的には難しいんだろう。何故そうなるのか、どうやって見分けてるのかは俺にはいまだに分からんのだが。

 閑話休題。
 そんな感じだもんで、ライクネスでは男のメスであってもメス比率が高い女性用の名称に加えられて女性あつかいされてしまうのだ。
 多分それは文化的な理由があるんだろう。外様とざまの俺にはよくわかからんが。
 なので俺も恐らくはそのせいで女性用の服を着させられているわけで……あ、あぁああぁああ……。

「お、おれ、体は男なんですが女性用の服とか、その……着なきゃだめですか」
「体が男であろうと、子を産めるのですから貴方は女でしょう。この私が男性であるから執事の服を頂戴する栄誉を与えられたように、貴方は女性として華やかで美しく愛らしい栄誉ある服装をすべきなのです。ご主人様を癒すためにも。それが、仕事と言う物なのですよ」
「ぬ、ぬぅうう……」

 性別に見合った服装をしなさいと言うのは分かるし、俺だって女の子がスカートを穿いてるのは大好きですけども! でもさっ、どうみても男の俺に女装させるってのは癒すどころか不快感しかもよおさないと思うんですけど!?
 あっ、ちなみに俺は女の子のパンツスタイルも好きです!! お尻と太腿ふとももがバシッと出てるのいいよねっいやそう言う場合じゃない。

「貴方が街でどのような格好をしてもかまいませんが、セグ・ラウンド家は格式と伝統を重んじる存在なのです。例え貴方が姿勢で男のように振る舞っていても、あなたがメス……おっと、汚い言葉遣い失礼しました。【母子ははご】であるのなら、わたくし達のような【父子ちちご】である存在と同じように、男としての女としての礼節に足りる服装をすべきなのです。おわかりですね?」
「は……はぃ……」

 そう言われるとグウの音も出ない。
 まあ、そうだよね。ドレスコードってもんが世界には存在するんだもんね。
 俺はれっきとした男だが、この世界では何故か「メス」認識されてしまうらしいので、そうなるのなら俺も従うしかないのだ。嫌だけど。認めてはいるけど嫌だけど。

 そもそも、この世界じゃ男だろうが子供の頃にメスだと判明したら、メスとしての心構えとかを教えられるってんだから……まあ、俺の方が特殊なんだろうな……。
 あんまりメスの男って会ったこと無いんだけど、俺とどう違うんだろうか……。
 深く考えてしまったが、これが正装だと言われてしまえば仕方がない。ここに中年二人組がいなくて本当に良かったと思いつつ、俺は観念してヘッドドレスを装着し、一旦いったんウィリットの所へと連れて行かれる事になった。

 何かバカにされるんじゃないかと怖かったが、執事のおばあさんに連れて行かれた執務室には、なにやら書類を処理しているウィリットがいて。
 真面目に仕事してるんだなと思っていると、相手は俺を一瞥いちべつして「では仕事をして貰う」とだけ言った。……どうやら俺の服装はどうでも良かったらしい。
 こうなると楽なもので、俺も普通に仕事をさせて貰う事にした。

 いやな事実だが、これまで何度か似合わない女装をしているおかげか、股間がスースーする違和感も少し慣れて来た。それに他の人にこの姿を見られる心配は無い。
 掃除も、執事のおばあさんがこまめにやっているのか、俺のやる事と言えば水拭みずぶきモップで床をみがくことぐらいだった。

 ……なんか【薄紅の館】以上に楽だなこの仕事……いいのかこれで。

 まあその、色々と調べるには多少ヒマな方が良いし、これは良しとしておこうではないか。俺の目的は「三つの事件にウィリットが関わっているのかを調べる」って事なんだから。そこはしっかり覚えておかないとな。

 そんなワケで、しばらく掃除を真面目にやった俺は、その次に執事さんに調理場に案内されて、簡単な食事を用意する事となった。
 とは言え、材料は潤沢に用意されていたので、初日はった物を作らず、ヒポカムの骨付き肉を使って煮込んだスープと、少々のサラダと白パンだけにしておこう。
 ぐつぐつとスープを煮込んでいる間、俺は調理場を調べる事にした。

「…………タイル張りの調理場で綺麗だな……。地下の倉庫とかもないみたいだし、特に気になるようなところも無い……」

 使用人を全て辞めさせてしまったという話だが、特に気になる所は無いな。
 というか綺麗過ぎてちょっと怖い。もしかしてこれ執事さん一人でやってたの。

「なにか探し物ですか」
「ヒッ!? あ、い、いや、なんか凄く綺麗で俺の仕事がないなぁ~って!」

 ううううう後ろから話しかけるのやめて下さい執事さん!
 決してやましい所を探してるワケでは無くてデスネ俺はっ。

「ああ、一応見える所はわたくしが綺麗にしております。この別荘はご主人様の本宅よりもせまいので、手間はかかりませんよ」
「こ、この館が狭い……」
「ああ、一般市民はこれ以上に狭い家畜小屋のような家に住むのでしたね。ですが、あなたは掃除も中々上手ですよ」
「あ……ありがとうございます……」

 められてんだかけなされてんだかわかんねーぞコレ。
 いやでも執事さん的には褒めてるんだろう。悪気はないんだろうなコレ。
 ちょっと思う所は有ったが、ラスターも一般市民は下等民呼ばわりだったからな……。この国の貴族はそういうものだと割り切り、俺は気になる事を聞いてみた。

「あのー……ひとつ質問が有るんですが、ウィリット様は何故使用人を全員辞めさせちゃったんですか?」

 人間不信になったからではなかろうかと思ってたけど、それはあくまでも俺の推測すいそくでしか無いからな。こういう所から一個ずつ確認していかないと。
 そう思っての質問だったが、ただ単に疑問に思ったがゆえの物だと勘違かんちがいしたのか、執事さんはすんなり答えてくれた。

「きみ、そういうたぐいの質問は決してご主人様にするんじゃないよ。……ご主人様は、とてもお疲れでいらっしゃるんだ。そのせいで人の気配をうとましく思い、雇っていた者達の契約を破棄なさった。だから、今はわたくししかこの館に居ない」
「……俺は良かったんですか?」
「きみは、まあ……大丈夫なんじゃないかな。だけど、出来るだけおしとやかにね」

 何故ジロジロと俺を見るんです。つーかなんですかそれ。
 いやまあ大人しくしますけど。静かにしてますけど!

 しかし、人の気配をうとましく思ったってのは……やっぱこの館に何かあるのかな。
 隠しておきたい事があるから人を追い出したって可能性もあるよな。だけど、それが真実なら……わざわざ【薄紅の館】まで来て、今でもジュリアさんの行方を探していると見せつけるだろうか。
 まだ肝心かんじんな所が分かってないなぁ。

 それは明日から探してみるしかないか……。

「ところできみ」
「あ、はい」

 考えている途中で呼ばれて執事さんの顔を見やると、相手は今一度俺を見てから「ふむ」と腕を組んで息をいた。

「やはり君は男性用の服の方がいいかな」
「いやだから言ってるじゃないっすか! つーかそれなら何で俺がメスに見えるって言っちゃったんですか!」

 女装がヘンだと思うなら、俺の事をメス……【母子ははご】なんて言わずに、普通に男としてあつかってくれればよかったのにっ。
 今更ながらに抗議こうぎすると、相手は両眉を上げて肩をすくめた。

「なんでって……きみ、一目で分かるぐらいメスだったから」
「えぇ……ど、どこが……」
「どこって……姿と言うか、におい……かな?」

 難しげな顔をして執事さんは言うが、匂いってどういうことなんだろう。
 俺は風呂に入ったばかりで汗をかいた覚えはないぞ。
 クンクンと自分の腕を匂ってみるが、石鹸のニオイくらいで別にこれといって特別なニオイは感じられなかった。
 ……クロウが毎回そんな感じの事を言っていたような気がするが、アレみたいな物なんだろうか。うーん分からん。


 色々と思う所は有ったが、その日はそれ以上の収穫は無かった。
 ……あ、一つあるな。ウィリット……様、に、料理は美味いと褒めて貰ったぞ。
 とりあえず明日以降も雇って貰えるようで、そこは良かったな。うん。
 帰った後のブラックとクロウの反応が怖いけど……ま、まあとにかく頑張ろう!











※父子(ちちご)・母子(ははご)という単語に関しては
 第一部の【空中都市ディルム編】にて出て来ております。
 特に言い換える意味は無いんですが、丁寧ていねいな言い方という認識です。
 主に貴族や神族などがオスメスという直接的な言葉を避ける為に
 使ったりするようです。
 
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