異世界日帰り漫遊記!

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聖獣王国ベーマス、暗雲を食む巨獣の王編

17.獣王の都、アーカディア

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 陽光に輝く砂丘ばかりの大地に、場違いなほど鮮やかな都市がある。

 だだっぴろい砂地に突然現れるその姿は、ともすれば蜃気楼による幻か、それとも暑さゆえの都合のいい幻覚かと思ってしまうが、これは現実だ。

 壁上に透かし彫りを施した豪華な欄干を張り巡らせた白い壁には、金糸の刺繍と七色の糸で模様を描いたかのような、古代の壁画にも似た模様が描かれている。
 所々に見覚えのある動物の形の紋章が大きく刻まれているのは、この都市がその獣の所有物であると言う主張なのだろうか。

 もしかしたら、文字を持たない獣人に、こうやって長を示しているのかも知れない。

 ツノのある獣の紋章は、それだけでもう威厳を感じさせる。
 そんな豪奢な壁に囲まれた王都は、高い壁に囲まれていてもなお、その壁の向こうに緑豊かな植生を見る事が出来た。

 ――壁の高さを越え伸び上がるいくつかの木々は、南国の植物らしい葉を繁らせている。そして時折その頂点を目指すように、小鳥のようなものが飛び上がり、砂が動く音しかしなかった砂漠に可愛い鳴き声を響かせていた。

 これだけでもう、この王都がここに存在する意味がなんとなくわかる。

 あの場所は、間違いなくこの砂漠のオアシスなのだと。

 …………まあ、ブラックが「水場を支配して周辺の獣人を従わせるなんて汚い戦法だなあ」なんて夢のない事を言っていたが、ともかく王都は王都だろう。

 俺達はそんな【王都・アーカディア】に遂に突入すべく、人の姿になったシーバさんとクロウ(またザツなメイドさん姿だ……)と共に、もう日が上がり始めた砂漠を徒歩で歩き、王都へ入ろうとする獣人達の列に加わっていた。

「ホントはすぐにでも休める所に案内したいんですが、急いでいると思われたら、何か勘繰られかねないザンス。なので、もうしばらく我慢してくださいね」
「はい。あ、でも……王都に入った後はどうするんですか?」

 思ったよりもスムーズに済んでいるらしい検問に足を進めながら、俺はシーバさんに問う。すると、相手は少し難しそうな顔をして腕を組んだ。

「うーん……とりあえず、指示を仰ぐザンス。“あのお二人”が帰って来てる以上は、余計な火種を生みたくありませんし、言い方は悪いですが長いこと王宮から居なくなって下さる時間を待つって感じですかねえ」
「なるほど……」
「はー……時間かかりそうだなぁ……」

 ブラックが素直にガックシきてしまっているが、俺もちょっと同じ気持ちだ。
 すぐに謁見できると思っていたから、そんなに時間がかかるなんて思ってもみなかったもんなぁ……。いやでも逆に言うとこれは良い休息なんじゃないか?

 シーバさんやクロウには砂漠を走るのを頑張って貰ったんだし、ブラックも、その、あ、甘えたいとか言ってたワケだし……ここはひとつ、俺が頑張ってみんなの慰労会を……って爺ちゃん婆ちゃんみたいだな。どう言うんだこういう時。お疲れ会?
 ともかく三人を労ったら良いんじゃないだろうか。

 よし、そうとなったら持って来た料理と酒で一発豪華にしてやるか……なんてことを思っていると、巨大で堅牢な門の方から兵士っぽい人が走って来た。

 獣人の国……っていうか、ちゃんとした国として機能しているアルクーダの兵士は、そういえば兜ではなく額当てとベストの前を詰めたような皮鎧だな。肩当てとか腕を守る籠手、股間を守る前掛けなんかは装備してるけど、人族の警備兵や騎士団達と比べると随分質素な装備に感じてしまうな。

 とはいえ、装飾はされているし格好いいんだけど、軽装備なのは何か理由があるんだろうか。やっぱ獣人は重装備だと動きにくいと思うからなのかな?

 ……いや、それはともかく。
 なんか急いでいるけどどこに行くんだろうか、などと暢気に考えていた俺達の前に兵士たちは近寄って来るではないか。
 どうしたのかと驚いていると、ネコにしては少々分厚い三角耳の褐色な兵士さんと白い肌で黒い馬耳を持つ兵士さんが慌てた様子で俺達にコソコソと聞いて来た。

「あ、あの、申し訳ありませんが……シーバ副隊長でしょうか」

 耳打ちするように手を当てて聞いて来る二人の兵士に、シーバさんは戸惑うこともなく「そうザンス」と素直に答える、すると、二人の兵士はオバケでも見たかのように尻尾から耳の先までのケモ毛を一気にぶわわと膨らませビクビク驚かせると、また焦ったかのようにペコペコと頭を下げた。

「うわーっ、も、も、申し訳ありませんんん! お迎えする手筈になっていたのに、気が付きもせずに一般人と同じ列に……!」
「さ、ささっ、お連れ様もこちらへどうぞ! どうかお早く」

 どちらの獣人兵士も耳をびよびよと動かしながら俺達を急かしてくる。
 何が起こっているのかワケが解らなかったが、シーバさんが「行きましょうか」というので、俺達はとりあえず兵士たちについて行くことになった。

 まあ、王様のところに行くっていうのは前から決まってたんだから、兵士たちに話が伝わっていてもおかしくないよな。
 だとしたら、これは王様の計らいってヤツなんだろうか。検問パスで通して貰うのは何度やられてもちょっと申し訳ない気分になるな……ブラックもクロウもそうなんじゃなかろうかと顔を上げると、クロウは何故か納得いかないような声を漏らしていた。

「王都守備隊のくせに、あれほどあからさまに毛を逆立てるとは……なっとらんな」

 もちろんクロウの顔は無表情なんだけど、雰囲気が「ムッとしてる」って感じだ。
 何故そう厳しいのかと思ったが、もしかしてそういうのって獣人の間じゃあんまりやっちゃいけないことなのだろうか。でもクロウは二人きりの時とか旅の途中では耳を分かりやすく動かしてたけどな……人前ではダメってことなのか?

 前も同じような事で「ムゥ……」てなってたし、その可能性は有るよな。

 獣人のルールってのがまだ理解出来てないが、わりと真面目なクロウがフンフンと憤っているのだから褒められた事ではないんだろう。
 とりあえず納得しながらも、俺達は兵士に案内されて門を通る。

 この王都の門もしっかりと分厚く作られた外壁によって、街への通り道がトンネルと化している。だけど、熱い日差しの中だとこのトンネルも涼しくてありがたい。

 朝や夜の寒さが嘘みたいだなと思いつつ、汗を拭ってトンネルを抜ける。
 するとそこには――――目を見張るほどの美しい光景が広がっていた。

「うわぁ……っ! こ……ここがオアシス都市……!」

 砂漠の貴重な休息地である水がわき出る場所――オアシスは、俺の世界でも街をつくるとそれはもう文字通りの「潤っている街」のような様相になる。
 文化の中継地点だったからっていうのもあるだろうけど、それは獣人の大陸も同じなようで、アルクーダの王都は街や村とは比べ物にならないほどの豪華さだった。

 いや、住民達の家は黄土色の石で詰まれた家に変わりは無いんだけど、そんな家や建物を華やかにするように、大通りに張り出した日よけの布屋根には色鮮やかな物が使ってあったり、なんなら家も布を垂らして飾られている。

 それぞれの家には家紋のような獣の姿や顔の紋章の布が掲げられていて、その豪華な色彩の布が地味なはずの四角い建物を隠しているのだ。

 これは……アルクーダは「色々な種族が集まっている国」だから、それぞれの家が自分の種族を現しているってことなのかな。俺達の世界で言う所の表札みたいな物なのかもしれない。いや、それにしても極彩色でキラキラだ。

 大小さまざまな建物が立ち並び、それぞれが壁に装飾や彫り込みをしているのも、この都市の人達が装飾を楽しんでいる感じがするし……そういうのって、平和な所でしか見られない事なんだよな?
 だとすると、この王都は凄く平和ってことなんだろうか。

 そういえば……人族の都市と比べて、道が広い気がする。
 大通りなんて一回りくらいデカいし、歩く最中に見える小道も普通の通りレベルだ。
 道を見ているとに碁盤の目みたいにしっかり区分けされてるっぽいし、馬車みたいな物が通るからデカいんだろうか。……いや、獣人は大型の獣なら人の姿になってもデカい人ままって人がいるみたいだから、そういう人に対しての配慮かも知れない。

 うーむ、こうして凄い都市を見てしまうと、獣人と一口に言っても自然を大事にする昔ながらの民族だけじゃないんだなと思い知らされる。
 まあクロウが軍記や英雄譚を嗜んでいたインテリなのを考えると、今更な驚きなんだけども。……インテリか……。そういえば、クロウにもお兄さんと弟がいるらしいが、クロウの家族ってどこに住んでるんだろう?

 後でラトテップさんの一族が住んでる場所も教えて貰いたいし、その時にさりげなく聞いてみようかな。クロウはブラックと一緒であんまり過去の事を話したがらないんだけど、父親のドービエル爺ちゃんもこっちに帰って来てるんだから、里帰りをしてみたらどうかなって提案するくらいはいいよな。
 せっかく再会できたんだし……爺ちゃんだって、息子には会いたいはずだ。

 よし、そうと決まれば早く王様の所に案内して貰わないと。
 こんな凄いオアシス都市を作り上げる王様なんだから、きっと面会なんてのもちょちょいのちょいで取り決めてくれるはずだ。俺達はそれまで待とうじゃないか。

「オアシス都市なら待ち時間も楽し……って、水場はどこにあるんだ?」

 そういえば、ここは建物ばかりだ。「オアシス」なのに肝心の泉が見つからない。
 どこにあるのだろうかとキョロキョロ頭を動かした俺を見て、馬耳の兵士……いや、守備兵のお兄さんがクスリと笑って説明してくれた。

「ああ、聖なる泉は右手側ですよ。ペリディェーザ宮殿もそちらです」
「ぺり……えと……」
「ペリディェーザ。……アルクーダを治める武神獣王陛下の王宮の名だ。オアシスの中の小島にあって、その小島は砂漠で唯一の『土ある場所』だ。そのため、神聖な場所とされている。ペリディェーザは王宮でもあり、政をする宮殿としても重要な場所なのだ」

 補足するように、クロウが説明してくれる。
 土がある場所って……オアシスの中の小島ってのも驚きだが、この砂漠の中で土の地面が存在しているって凄いな。そりゃ聖なる場所になるワケだ。そこに住んでるんだから、そら王様の名前も“武神獣王”になるよな……もう色々驚きだ。
 カルチャーショックが多過ぎて頭がこんがらがってきたぞ。

「大通りの終点には、我々守備隊の家や施設だけでなく、護国武令軍ごこくぶれいぐんの皆様の簡易訓練場があります。人族の言葉で言うなら『高等民居住区』って感じですかね」
「貴族が住む場所ってことですか」
「ええ。我々はこの国の住民の中でも選ばれた武人ですから」

 馬耳のお兄さんの説明に続いて、分厚い三角耳のお兄さんもエヘンと胸を張る。
 なるほど、大通りの終点を王宮にしないことで敵を侵入させにくくしているのか。
 見た目は南国の木々が生える緑豊かで華やかな街だけど、この王都はしっかりと戦好きの人が考えた街になっているようだ。

「このまま皆さんをペリディェーザ宮殿に案内したいところですが、そうもいかないとの事で……。ひとまず、耳尾を休められる場所に案内しますね」

 骨でも足でもなく、耳と尻尾。
 なるほど獣人だからコトワザ的な物も違うんだな……なんかもう情報量が多過ぎて頭がパンクしそう。ここは馬耳お兄さんの優しい言葉に甘えておこう。

 俺はベストの内ポケットの中で日差しを避けているロクの頭を撫でつつ、頭にドッと流れて来た大量の情報を整理しようと頭を掻いたのだった。










 様々な石彩が使われた豪奢な廊下は、磨き立てられた白輝石の薄まだら模様を今も浮かび上がらせており、壁や天井に描かれた精緻な模様や絵画を際立たせる。

 熱砂に囲まれた聖なる地の王宮に相応しい美の極致。
 誰が見てもまさしく「真の王たる者の住居」たる風格を感じさせる王宮の華やかな姿は、これまでも王族だけでなく数多の者達を魅了してきた。

 そう、ここは、聖獣ベーマスを尊ぶ獣人達の頂点に達する王宮。
 未だに数えきることも出来ない無数の獣の一族が闇に蠢いている大陸だが、それでも間違いなくこの【ペリディェーザ】は大陸を統べる者に相応しい場所だった。

 だが、ここは美しいだけの宮殿ではない。
 四方を恵ある泉に覆われた小島から見えるのは、王族として守るべき物である民が暮らす街がある。だが後ろを振り向けばそこは……蛮族と戦をするための戦場が広がっているのだ。王宮は、その枯れ果てた大地を見張るための櫓でもある。
 全ては、民を、一族を守るための存在。

 富も名誉も命すらも、獣の頂点に立つ者として最高でなければならない。

 聖獣ベーマスの名を継ぐに最も相応しいと全土の獣が認めるまで、アルクーダの王族は己を最高の存在として民を守り戦わねばならないのだ。

 少なくとも――――赤褐色の髪を持つ男は、そう思っていた。
 父と母のその教えこそが最も大事なことなのだと思って、疑わなかった。

「…………兄上。あの腰抜けが帰って来ているみたいだね」

 静かで穏やかな声が、背後から聞こえる。
 赤褐色の髪の男はその声を聴いて、吐き捨てるように低い声を出した。

「あの恥さらしめが。我々と陛下にどれだけ恥をかかせれば気が済むのだ……!」
「落ち着きなよ。もうこちらで情報は掴んでいるんだ。……また突飛な格好で変装してはいるらしいけどね、薄汚い人族なんぞ連れている時点で意味も無い。そういう所が間抜けなあの男なのさ。だから、今度もまた嘲笑ってやればいい」

 相手の言葉に、赤褐色の髪の男が振り向く。
 装飾が美しい柱の陰にいる細身の男は、言葉を続けながら口を笑ませた。

「間抜けが間抜けらしい姿で帰って来たのだから、それ相応の歓迎をしてやるのが礼儀というものだろう?」
「……フッ……それもそうだな……あの間抜けの腰抜けが今度はどのような失態を犯すのかが見ものだ。……ああ、だが目障りだ……陛下の目が無ければ、さっさと始末してやっているものを……!」
「そうやっていきり立つのは兄上の悪い癖ですよ。……まあ、見ていてください」

 恐らくは、とても楽しい光景が見られますから。

 そう静かに呟く男の口元は、邪悪な笑みを浮かべていた。










 
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