異世界日帰り漫遊記!

御結頂戴

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古代要塞アルカドビア、古からの慟哭編

  その糸をたぐり寄せ2

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 目玉砲台への装填が終わる前に仕掛けたことで、アクティーが警戒して動く。威嚇する犬のように鼻の付け根へ皺を寄せ、鬼の形相でこちらを睨んだが、クロウは足を止めずに砲台の群れの中を縫うように駆けた。

 ある程度間隔が開いているとはいえ、網目のように配置された砲台の間を進むのは、右に左に体が動いてかなりバランスを取るのが難しい。
 落ちないように必死にクロウの太い首にしがみ付くと、後ろに流れる長くなった髪がもふっと顔にかかり、びしびしと叩いてきた。ぐうっ、毛の圧が凄い。

 だがクロウはそこから一気に速度を上げて、一気にアクティーに肉薄する。

「グッ……!!」

 技を使ったかと疑うほどに秒を数える暇もなく接近したこちらに、アクティーが明確な動揺を見せた。だが、彼女もすぐに対応しクロウが片手でアクティーの首を捕えようとしたのを見切ってその場を離れる。

 操られていても、アクティーの身体能力はかなりのものだ。
 しかし捕まえない事には、俺もクロウもどうすることも出来ない……!

「クロウ、俺降りようか!?」
「そのままでいてくれ! ツカサの方に飛ばす余裕はないかもしれん!」

 いや、片腕だけで戦ったり、俺を守りながら戦う方がよほど大変じゃないか……と思ったけど、クロウにとっては今の方が良いらしい。
 邪魔だろうしせめて肉の盾になろうかとも思ったんだが、クロウがこれで良いと言うのなら、俺も精一杯しがみ付くだけだ。でも、俺を守ったりしなくていいんだからな。

 クロウがアクティーの居た場所に足を踏み込み、跳んで避けた相手を追うために地を蹴って飛ぶ。一気に距離が近付いたが、それでもアクティーに届かない。

 そのもどかしい距離を一層伸ばすために、アクティーは橙色の光を放つ炎を周囲に纏い始めた。やばい、また術が来る。
 俺が息を呑んだと同時、唸り声で詠唱したアクティーの周りに土の鋭いくいが出現し、迷いなく俺達に向かってきた。だが、それをクロウは吠えてすべて砕く。

 ――――今、手っていうか……なにか複数の鞭みたいな物が背後から伸びてきて、目にも止まらぬ速さで土を砕いたけど……今のはなんだ。

 ……あっ、もしかしてアレ、クロウの長くなった尻尾か!?

 馬の尻尾みたいに長くなって、裾から少し見えてたから気になってたんだが、アレは触手みたいに伸ばして手の代わりに使うためだったのか。
 驚く俺の前で、クロウはアクティーに何度も近付きながら、そのたびに繰り出されるくいいくつかに束ねた尻尾で次々砕いて行く。

 あまりにも早く、これなら手を使わなくても良いぐらいだ。
 もしかして、最初の岩のつぶてを全て砕いたのもこの尻尾だったんだろうか。

 そんな事を考え意識を逸らした俺の耳に、またアクティーの咆哮が響く。
 岩のくいを全て撃ち落されたアクティーは再び橙色の光を迸らせ、今度は自分の目の前に壁を作る。どうやら、こちらが何をしたいのか分かってしまったようだ。

 だがクロウも負けず、咆哮を轟かせ岩を一瞬で砕く。
 何度も何度も跳びながら避け岩壁を出現させるアクティーを追い、クロウはその度に壁を壊し尻尾でアクティーを捕まえようとした。

 足首でも手首でも一度掴めば引き寄せられるというのに、距離が遠い。

 沈黙した砲台を足場に高く飛び立つ相手を追って飛べば、上から壁と杭が降る。
 壊して追い立てるも、犬特有のしなやかで素早い走りによってアクティーは城壁へ足を付け、重力を無視して数秒横に走り、伸びる尻尾からすんでの所で逃れた。

 上空、台地、城壁を足場にし横に飛び、縦横無尽に駆け回る。
 あまりにも素早い動きで、俺には移動したことを理解するので精いっぱいだ。けれどクロウも負けずに、俺を抱えているのに息一つ乱さずアクティーをとらえていた。
 追う足取りも、まったく疲れを見せない。まるで、体力が無尽蔵に湧いてきているかのようだった。

 そんなクロウ相手に、アクティーは次第に動きが鈍ってくる。
 いや、俺からすれば今も素早いが、徐々にクロウが追い付いてきたのだ。

 持久戦となると、こちらが有利だ。
 もう少し。あと少しでアクティーに手が、尻尾が届く。

 必死に逃れようと術を繰り出すも、息が切れ始めたのかそれとも全力で逃げたのに追い続けられることに精神が削られたのか、かなり精度が落ちている。
 打ち出される杭は尻尾で一打ちしただけで砕け、岩の壁も練りが足りなかったのか、空中で出てきた途端に崩れ始めるくらいだ。

 アクティーは消耗している。
 これは俺の予想でしかないが、いくつもの術を使い続けながら全力で逃げ回ることで、アクティーは【アルスノートリア】の力を分配する気力も削られているんだろう。

 これが人族の大陸なら、自然の力を集めてもっと楽に術が出せたかもしれないが、今居るこのベーマス大陸は曜気などほとんどない不毛の地だ。

 【アルスノートリア】がどうやって曜気を操っているのかは不明だが、もし自分の中に溜め込んだ曜気を放出しているとすれば、その総量は決まっているはず。
 その総量のいくらかをクロウに奪われているなら、事態はもっと深刻だろう。

 彼女がこちらに曜気を引き出し使用するたびに、曜気は奪われていく。
 しかも疲れまで出てくれば、暴発の危険があって術を使うのも難しいのかも。

「グゥウッ……!!」

 操られていてもその事に気付いたのか、アクティーは悔しそうに唸り声を漏らすと、俺達の上を高く飛んで再び距離を取った場所に着地した。

 いつの間にか、また目玉砲台の群れの中に降りている。

 クロウはチャンスとばかりにすかさず拳を繰り出そうとした、が――――寸前の所で、アクティーが体を斜めに傾けながら俺の方へ向かって拳を突き出してきた。

「クッ……!」

 クロウの拳が空を切ったが、しかしギリギリのところで束になった尻尾がアクティーの拳を弾いて逸らし俺への直撃を阻止する。
 すぐに体勢を変えて再びアクティーへ拳を打ち込もうとするが、彼女も曜術を使う事を諦めたのか掌でクロウの拳を受け止めて逸らし、カウンターを打ち込もうとした。だが、それも尻尾が阻止する。

 右、左、躱した頭に襲ってくる蹴りをいなし、低い姿勢で相手の足元を蹴りすくう。
 しかしアクティーはクロウの蹴りを最小限の力で跳び逃れ、体を捻って回し蹴りを俺達にくらわせてきた。

 ッ……し、尻尾が無かったら、俺の頭が危なかったぞ。

 その事に怒るような唸り声を上げたクロウが黒い爪を立て、アクティーを切り裂こうとするが、それもまたギリギリで回避されてしまった。

 相手も疲弊しているけど、それでも決着がつく道筋が見えない。
 こちらが殺す気でやれば何か変わるのかもしれないが、それでも俺とクロウは彼女を出来るだけ無事な姿で止めたかった。

 それが都合のいい願望なのはわかっていても、それでも、彼女は操られているだけなんだ。何とか手だけでもしっかり掴む事が出来たら。そしたら、クラウディアちゃんと一緒に、彼女を止められるのに……!

「グウゥウウウ……ッ……、…………っ!」
「……!?」

 なんだ、アクティーの動きが一瞬止まったぞ。
 ――――と、思う間もなく……突然、アクティーがその場から消えた。

「えっ!?」
「ツカサ、上だ! 城壁に登ったんだ!」

 クロウが叫んで跳ぶ。
 高い城壁の上を見上げると、そこには確かに彼女の姿があった。

 どうしたのかと目を凝らすと、またアクティーの体を橙色の光が炎のように包み込むのが見えた。その、刹那。

「うわぁ!!」

 空中に浮かせた石のつぶてを蹴って戻ろうとしていた城壁が、大きく揺れた。
 一瞬自分達に何か起こったのかと思ったが、そうではない。これは、恐らく……城壁自体が大きく揺れているんだ。

「クッ……速度をあげて一気に王都へ迫るつもりか……!!」

 突然のクロウの言葉に、俺は目を剥く。
 な……なんだって。ちょっと待て、それが本当なら……このヤドカリと王都の距離は、もう数キロくらいしかないはず。王都の前に戦場に突っ込んじまう!!


 焦った俺達が城壁に上がると、外の風景が見える。
 アクティーを止めるために駆けだすクロウを横目に進行方向を見ると――――そこには、未だゴーレムやビジ族と戦っている兵士達が見えた。

 中には、二角熊や獣などの姿に成ってゴーレムを押しとどめる人達や、ビジ族達に拳で挑む人たちが見える。
 その中には見知った人達もいて……そして、黒い姿が見えた。

 見間違うはずもない。アレはロクショウだ。
 あまり変化しないが、ロクショウは竜人のような姿に成ることも出来る。頭は準飛竜のような黒く格好いい兜を被ったような感じで、体はそのまま物語で見るような、筋骨隆々の竜人族みたいな姿に変化できるのだ。

 戦場では炎を吹けず、本来の姿に戻るのも混乱を招く。
 そう考えて、竜人の姿で戦場を必死に収めようとしてくれているんだろう。

 ……くそっ、ロクもブラックも兵士の人達も頑張ってるのに、俺は何一つできてないじゃないか!

 そのくせ、こんなに近い場所までヤドカリを引き寄せちまって……!!

「っ……!! こいつ、まさか王都にぶつかるつもりか!?」

 クロウが片腕を振り上げアクティーを捕まえようとするが、避けられる。
 距離を取った彼女は、操られたが故の怪しく輝く目を歪ませニヤリと笑った。

 まるで、クロウの問いかけに“操縦者”が「正解だ」と答えたかのように。

「ちょっ、そ、そんなの……!」
「クソッ、今から止めても間に合わない……!! 戦場の者達が巻き込まれる!」

 クロウは必死にアクティーを捕えようとするが、尻尾も拳もギリギリ届かない。
 その間にも、ヤドカリが動く。砲台を捨て操るものを決定した彼女の力は、生半可な事では止められない。このままだと、本当に犠牲者が出てしまう……!!

「っ……! クロウ、使って!!」

 俺を、俺の力を使え。
 叫ぶ俺に立ち止まり、クロウは心配するような表情で俺を見る。

 感情が素直に出てしまうこの姿では、表情も抑えられないようだ。
 しかし俺は時間がないとクロウにまくし立てた。

「もう時間がない、出来ないなら俺がやる!!」
「し、しかし……っ」
「全員を救うには、もうこれしかない!」

 俺なら大丈夫。死なない、というか死ねない体だと知っているはず。
 なら、救うべきは何か。誰なのか。それはアンタだって分かるだろう。

 こんな時に約束だの危険だの言っていられない。
 もし力を使わなければ、その時は別の地獄に堕ちることになるんだぞ。

 ――命惜しさに出来る事を出来なかった結果、誰も救えず死なせてしまった。

 出来るのに、臆病風に吹かれて出来なかった。
 そんな後悔を背負うくらいなら、誰かを更に悲しませることになるのなら、覚悟など最初から決まっている俺達が泥を被るべきだろう。

 俺は、こんなチート能力を持っているのに、そんなことになったら耐えられない。

 誰かを救うことが出来るのに救わないなんて、そんなの、男として……いや、一人の人として、到底受け入れられないんだ。
 だから。

 クロウが出来ないなら、俺が一人で泥をかぶる。
 ブラックは怒るだろうけど、それでもきっと理解してくれるはずだ。

 「俺が俺じゃないと嫌だ」と言ってくれた言葉は、嘘じゃない。心配をかけてしまう事は心苦しいけど、この胸の指輪をくれた思いを疑う事は絶対にないから。

 だから、もう。

「――――~~ッ……! 分かった……!!」

 たった数秒で決意を決めた俺に、クロウが苦しそうな声を漏らしたが、結審したような声を絞り出して俺をすぐさま腕から降ろした。

 そうして、がっしりと両肩を掴んで自分の方を向かせる。

「……ありがとう、クロウ」

 一緒に泥をかぶってくれる。

 やっぱりアンタは、そういう人だ。誰かを思いやれる、優しい人。
 俺が信じる、男らしくて格好いい大事な仲間だよ。

 そう思って見上げるクロウは、不可思議な光を放つ長い髪を風に揺らしながら――俺を橙色の綺麗な瞳で見つめた。

「お前が死んだら、オレも死ぬだろう。だから……口づけを、させてくれ」

 その少し気弱な声に、俺は小さく笑って「いいよ」と態度で示した。
 何故死ぬのかは、きっと……俺達の群れの“長”が、クロウを許さないからだろう。

 誰かが死ぬ事などクロウは恐れていない。
 覚悟を決めた以上、全てを守り抜く。そう決意しているから、今はブラックの事だけが怖いと思ってしまうのだ。

 だが、何よりも恐れているのがブラックだけなのかと思うと、無意識に笑みが浮かんでしまう。そんな俺を見て、クロウは顔を近づけてきた。
 ――……実際は、数分にも満たない時間。

 だけど、俺には、やけにその動きがゆっくりしたものに思えた。

「――――……」

 触れた唇は、かさつき少しざらついた感触がする。
 砂と岩を操り、その体で必死に戦っていた証だ。俺はそれを不快だとは思わない。
 人を守るために戦ってくれているクロウが望むなら、ただ受け入れてやりたかった。

 そんな思いにこたえるかのように、体の中に溜まっていた熱が急速に引いて行く。目を開けなくても、俺の体から膨大な土の曜気が流れ出ていくのが分かった。

 …………勝手にキスした、なんて知れたら、ブラックは怒るだろうな。
 でも、ブラックが怒ってくれる顔を見られずに、死ぬわけにはいかない。

 体から、徐々に力が抜けて……っ、ぅ……も、だめ、だ……足が……っ。

「……ツカサ、ありがとう」

 また、俺の体をクロウが支えてくれる。
 目を開けると、今まで俺と顔を合わせていた相手が、俺を支えながら嬉しそうな顔で微笑みながら俺を見ていた。

 その、姿は――――キラキラと小さな閃きを散らす橙色の光を纏っている。

 ……あれ……こんなの、今まで見たことない……。
 まるで星屑でも散らしたかのように、橙色の曜気が光るなんて……――――

「見ていてくれ。……オレは、誰も死なせはしない」

 クロウは俺を片腕で抱きかかえ、もう一つの腕を進行方向へ伸ばす。
 意識が朦朧としはじめたが、それでも気を張って前方を見やる。

 その頭上で、静かだが威厳のある低い声が響いた。

あまねくものを添えささう土よ、永久とこしえの大地よ、聖骨を覆う大地に還りし者達にこいねがう。我は大地の使徒、己が創主を崇めしもの。ゆえに生きとし生ける同胞を守り安寧を与うるため、今その聖骸せいがいを意志に歪め契りしものの命によって掌握せん……!!」

 閃く橙色の光が、うねる海流のようにクロウの腕を包んでいく。
 そうして光が前方へ向けられた掌に強く集まった、瞬間。


「我が血に応えろ――――
 【マヌア・マヌス・テーレ】――――!!」


 強く雄々しい、叫び。

 間近に迫る戦場へ、その時告げの鐘のように響く声が宣言した刹那――



 目の前の風景が、一変した。












 
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