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迷宮都市ヘカテクライオ、秘めたる記憶と誘う手編
全てはきみのために2
よし、じゃあ早速やってみよう。
メモリを土の曜気2、木の曜気8に動かし、上から伸びている取っ手を回す。
「丁寧に分離させる場合には、今掴んでいる取っ手に曜気を流せ。無暗に想像で頭を働かせるより、曜気の光を直接見て細い糸を垂らすように意識を集中させ調節する方が良いだろう。やってみろ」
「は、はい」
イメージより目で見て……ってのは、今日水の曜術でやったのと同じだな。
使ったばかりの方法だから、これならやりやすいかもしれない。
よーし、やってみよう。
俺は取っ手を見つめて、ひとまず掴んでいる場所に木の曜気を灯すようなイメージを思い浮かべた。と、すぐに緑色に光り始める。
手を包み込むように緑色の丸い光が現れたのを見て、横にいたローブを被ったままのおにーさんは、感心したように片眉を上げた。
「ほう、曜気の出力は安定しているようだな」
「へへ……つい最近、似たような事をやったもんで……」
「修行はしているのか。感心だな」
いや、修行に関しては正直滞ってたんだけども、それをこの人に言っても仕方がないよな。師匠に怒られるならまだしも、知らない人に怒られても怖いだけだ。
それに、余計な話をして変に長引くのも不本意だしな。
俺の目的は、ブラックにキチンとした薬を飲ませて休ませることなのだ。
教えて貰うことに集中してササッと完成させたい。
そう思って気合いを入れ直し、俺は手を覆っている緑の光から細い糸のような物を捩じり出すイメージを強く持った。
ぐっとお腹に気合いを入れるように集中すると、光の端が捻じれ細くなる。
糸を作り出す……とはいうが、実際にやってみるとかなりの集中力が必要だ。先程やった時もそうだったが、かなり精神が削られるんだよな……。
なんというか、小さいビーズの穴に糸を通すかのような感じだ。
集中すればするほど、目も頭もしんどくなっていくんだよな。
だが、それを軽々とやってこその一流の薬師……ってことなんだろう。
よし、俺も頑張らねば。
ゆっくりとツノが立つ光を見て、糸が紡がれるように視線を集中させる。
そうして、その光の糸が取っ手の部分から下に流れ込むイメージを保ち続け、中へと糸を垂らしていく。すると――――【曜気分離機】が淡く光った。
「……うむ。初めてにしては筋が良い。そこまで光れば燃料は足りたろう。あとは蓋を開けてリンゴを上部の器に入れ、丁寧に回すだけだ」
もう手を離していい、と言われて離すと、掌がじっとり湿っているのに気付く。
そうか、やっぱりこうやって集中するとかなり汗を掻くんだな。……けっこう頭が痛い感じもするけど、それは疲労感としての症状なんだとはっきり分かる。
少なくとも……【黒曜の使者】としてチート能力を使った時の痛みとは違う。
しんどいけど時間経過ですっかり治っちゃうし……そう考えると、あの異様な痛みや苦しさは、やっぱり俺が無意識にチートを使ってたからだったんだろうな。
うーむ、あの痛みに関してはブラックも凄く心配してたし……今後は気を付けて、自分の力だけで曜術を使うように意識した方が良いかも知れない。
一旦その考えは置いておき、今はブラックのための薬が良い感じになるように祈りつつ、俺はぐるぐると取っ手を回して中のリンゴを擂り潰した。
妙な形ではあるが、中身はハンドミキサーと同じなのかもしれんな。
リンゴの手ごたえを感じながら、しばらく丁寧に回していると徐々にその手ごたえが無くなった。どうやら終わったようだ。
おにーさんが器具の下の膨らんだ部分を開けて、中身を取り出す。
“成果物”は、教科書に書いてあるように確かに練り物のようにまとまっていた。
「リンゴがこんな風になるんですか……」
「形は重要ではないさ。成分が偏れば、当然“名”で固定された物体は変化する」
「ほ、ほう……?」
「ただし“名”は性質を失わせない。分離させた“成果物”は非常に不安定な状態だが、これは分離させた必要な性質を持った【トカイアスのリンゴ】なのだ。これを可能にする【曜気分離機】は正に文明の利器といえるな」
「な……なるほど……」
いや、なるほどじゃないが。
……どうしよう、ほぼ言っていることがわからない。
えーと、まあ……たぶん、ゲームの合成システムみたいなモンだよな?
今回は【トカイアスのリンゴ】の何らかの特性を抽出したってことだろうか。
その抽出した特性を、薬に混ぜて付与……調合するってワケだな。
そう考えると納得いかないでもないが、直接的かつ確定で特性を取り出せるって、現実でもゲームでも物凄い利器じゃないのさ。
特性の付与だなんて、ゲームですら確率が低い設定されてるモンもあるのにな。
詳しく勉強してないので、まだイマイチ【曜気分離機】の凄さが分からないが、ともかく今後高度な調合をするなら必要な物ではあるだろう。
覚えておかないとだな。
そんなことを思いつつ、俺は残りの作業をおにーさんに見守られながら続けた。
“成果物”を【乾燥機】という謎の器具に入れて火を点け、一時間ほど乾燥させた後、水に混ぜ【蒸留器】で不純物を取り除き再び乾燥させ粉状にする。
粉が桃色になったことを確かに確認すると、俺は他の物を小麦粉と綺麗な水の中に混ぜ込んで練り上げる。もちろん、曜気を込める事は忘れない。
……ただ、なんか薬っていうか料理に思えて来たな。
思わず「おいしくなあれ」なんて思って練り上げちゃったが、まあいいだろう。
餅のように弾力があるモノになった薄緑色の物体を広げ、そこに桃色の粉を入れると混ざるように捏ねた。
すると――――教科書通り、ベージュのような色に変化する。
「おおっ……これで完成か!?」
「うむ。初めてにしてはいい出来だったようだな」
おにーさんも素直に褒めてくれる。
ということは【揺らぎ治しの薬】は完成したってことでいいよな!
……でも、なんというか……思ったより薬っぽくないな?
見た目はデカい餅だ。あとなんかキラキラしている気もするし。
コレをどうやって飲ませるんだろうと思っていると、おにーさんが木べらで丁寧に薬の端を切り取り口に放り込んだ。
なんかモグモグしてる。やっぱり食べるのか。食べる薬なのかこれは。
「…………ふむ。やはり上等だな」
「えっ」
「食べてみろ。人に売る前に、出来具合を確かめるのも薬師の役目だからな。だが口に含んで噛むだけだぞ。味や刺激がなくなれば捨てるんだ」
それってもしかしてガムってことなんじゃないのか。
俺も少しちぎって味見……いや治験してみると。
「――――っ!? わっ、こ、これ……マジでガムだ……っ」
口に入れて噛むと、その途端に清涼感のあるミントの味と香りが広がり、その中でリンゴの甘さが広がってくる。これ、アップルミント味のガムじゃん……!
しかも、それだけじゃない。なんかパチパチっていうか、しゅわしゅわって感じの刺激があるぞ。駄菓子みたいでちょっと面白い。
噛んだ感触はガムだけど、ちょっと違うのが不思議だ。
いやこれ普通に美味しいな。ガムと言うにはちょっと弾力が強い気もするが、噛むうちに頭がすっきりしてきて、さっきのしんどい頭痛も消えてしまった。
これが魔法の薬の力か……!
「薬は、多くても一日に五回程度にしておけ。健康体には特に害はないが、揺らぎの状態にある者にやりすぎると逆に気分が悪くなる」
「は、はい、ありがとうございます! 色々な器具や材料とか使わせて貰って……。あの、これお幾らなんでしょうか……」
【トカイアスのリンゴ】だけでも高そうだが、使わせて貰った材料はどれも中々に品質が良さそうで、俺がおいそれと買えるような物じゃなかったように思う。
器具だって普通なら人に貸すような安価なモンでもないし……きちんと使った分のお金は渡すべきだよな。
しかし、おにーさんは俺の言葉など意にも介さず金属製の箱を出してくる。
「薬はこの箱に入れて持って行け。半月は持つだろう」
「あ、どうも……じゃなくてあのっ、使わせて貰ったぶんの代金を……」
「気にするな。どれも大して高い物では無いし、器具も丁寧に使って貰ったから弁償の必要もない。持って行け」
「いや、で、でも……」
それじゃ俺の気が済まない。
助けて貰ったんだから、感謝を伝えなければ。そう思い食い下がったのだが、相手は何故か良い顔をしてくれない。相手が本当に善意で助けてくれたのはもう分かったが、だったら尚更俺だって報いたいんだよ。
これじゃアンタが損するばっかりじゃないか。
熱意を込めてそう詰め寄ったのだが、相手は何故か複雑そうな顔をしていて。
……けれど、お礼をさせてくれという俺の気持ちを汲んでくれたのか、おにーさんはフウと息を吐くと、不承不承と言ったような声で答えてくれた。
「……なら、器具を洗っていってくれ。それでいい。あとは、そうだな……その薬を半分ほど私にくれれば、それでいい」
「わ、わかりました……。あ、箱もちゃんと返しに来ますね」
「……うむ……」
嫌、というわけではないようだ。
でも何だか歯切れが悪そうで、何故そんな態度になるのか気になってしまう。
……俺を助けてくれるくらいだから、人嫌いってワケでも無いよな。
なら、どうしてそんなにお礼を遠慮しちゃうんだろうか。
分からなかったけど……でも、恩には恩で返すのが人情ってもんだ。
ここまで真面目に付き合って色々教えてくれたんだから、俺も誠実な感謝の気持ちを伝えておかないとな。
でも、とにかく今はブラックに薬を持って帰ろう。
今も苦しんでるだろうし、だいぶ時間も食っちゃって心配してるかもだしな。
荷物を纏めて、箱もしっかりバッグの中に入れると、俺はおにーさんに改めてお礼を言って、ペコリアと共に小屋のドアを開けた。
おっと……もう日が暮れかけているな。
森の中に薄らオレンジ色の光が差しているぞ。
「今日は、本っ当にありがとうございました! また来ますね! あ……えーっと……貴方のお名前って……」
なんでしたっけ。
っていうか聞いてなかったな俺。
小屋から少し出て後ろを振り返ると、おにーさんは腕を組んだまま扉の枠に凭れたポーズでこちらを見ながら、数秒の間の後ぼそりと呟いた。
「…………スイ。必要なら、そう呼べ」
スイ、さん。
家名もなにも無いが、たぶんワケありなんだろう。
名前だけしか名乗らない人なんてこの世界じゃごまんといるし、俺だって怪しい人には正確な名前とか言わないもんな。
納得して、俺は笑顔で再び頭を下げた。
「スイさんありがとうございました! また来ますね!」
「……ああ」
答えてくれるあたり、やっぱり世話焼きというか人が嫌いではないのがわかる。
俺とペコリアはニコニコ顔を見合わせて、教えて貰った方角へと足を向けた。
この小屋は、俺の当初の想像どおり街から結構離れた森の中だったらしく、帰りは徒歩なら恐らく一時間以上かかるだろう。
だが、それならそれでペコリアに頼んで乗せて貰えば良いのだ。
小屋が見えなくなったら頼もう……などと思っていると、背後から声が聞こえた。
「……いや、待て。やはり徒歩で帰るのはやめろ。せめて森の出口まで送る」
「そこまでしてもらうのは……」
「ライクネスとて、夜のモンスターの凶暴さは高い。お前に死なれたら寝覚めが悪いんだ。大人しく言う事を聞いておけ」
「は、はい……ありがとうございます……」
この有無を言わさない感じ、なんか懐かしいなあ。
そう無意識に思って、俺は近付いてくるスイさんの姿を見やる。
……結局フードを脱いでくれなかった、青鼠色のローブの美青年。
そういえば最初から「悪い人ではないな」って無意識に思ってたけど……なんで、すんなり良い人認定しちゃってたんだろうか。
いや、実際いい人だったけど……やっぱりちょっと、俺って迂闊だったよな。
初対面の人にホイホイついて行くなって、スイさんからも言われてたし。
でも、この人に対しては何故か他の人みたいな距離を感じなかったんだよ。
何と言うか……どうしてだか、付いて行きたいと思わせる感じがして。会った時に、不思議と心が嬉しいような不思議な感じがしたんだ。
自分でもそれが何故だか判らなかったんだけど……改めて相手のローブを見て、俺は「そういうことだったのか」と思い出した。
「……なんだ。何故そんな目をしている?」
俺達の近くに来て、再びあの謎の草の台地を作るスイさんに、俺は答える。
「いや……スイさんって、ウチの師匠に似てるなぁって今気付きまして。だから、今まで他人のような気がしなかったんだって思ってたんですよ」
今度は酔わないように、最初からしっかり正座待機だ。
ペコリアを膝の上に乗せてガッチリとガードしつつ上を見上げると――スイさんが、俺をジッと見下ろしていた。
「……お前の師匠、か」
「はいっ! カーデ・アズ=カジャックって人なんですけど……知ってます? なんか【薬神老師】って凄い人で、俺みたいなのでも分かるように教えてくれるんですよ! スイさんみたいに、丁寧にやりかたも教えてくれるし……」
酒飲みオラオラ師匠って感じだったけど、でもカーデ師匠は優しくて凄い人だ。
前のお弟子さんとは色々とあったみたいだけど……でも、俺にとっては、今でもずっと「最高の師匠」で、それ以外の説明は不要だった。
どこに居たって、今どうしてたって、師匠は俺の尊敬する師匠だ。
だから、スイさんの教え方もそんな師匠と同じくらい良かったと伝えたかった。
けれど相手は……何故か、顔を曇らせて。
「……スイさん?」
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でもその影は普通の物じゃなくてどこか悲しそうに見えた。
スイさんの表情は、気難しげな顔のままなのに。
「…………そうか……。凄い人、か」
「はいっ、最高の師匠ですよ」
思っていることをそのまま口に出すと、相手は何かを振り切るように俺から視線を外し、正面を見て手を翳した。
再び草の台地が動き出す。その速度に身構えて俺達も姿勢を正した。
が……何故か気になって、視線だけをスイさんに寄越す。
「…………」
風にあおられたフードから覗くスイさんの横顔は、何故かとても悲しそうな、苦しそうな顔をしているように見えた。
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