祖父の遺産

御結頂戴

文字の大きさ
7 / 8

6.ならば私は、

しおりを挟む
 
 
 祖父は、最悪な男だった。
 だが、至宝の熱を知り、愛を知り、彼をむさぼって「良い人」になった。

 ならば私は、どうなるのだろう。

 他人の熱を知っていた。愛を知っていた。
 いままで誰もが認めるような「良い人」だった。

 そんな私が、おびゆるしをう彼を地下室で犯し続けている。

「や、めっ……もう、やめ、て……いれないでぇ……っ!」

 かつて祖父が彼を犯していた大きなベッドで、その体を存分に味わう。
 彼の両手は、手かせに鎖を通して封じた。足だけでは、私が抱え上げてしまえば抵抗も出来ない。大きく開かせ彼の尻……いや、「おまんこ」とやらを犯せば、彼は泣きじゃくりながら喘ぎ、簡単に無力化されてしまう。

 だが祖父との濃密なセックスですっかり体は淫乱になってしまったのか、私の祖父ゆずりの異常な大きさのペニスにすら、彼の小さなおまんこは必死に喰いつきうごめいて、喜ばそうと締め付けてくる。
 なるほど、確かにこの穴は最早もはやメスでしかない。

 いや、女性のソレよりも貪欲で、最奥すら使って根元まで呑み込みながらも、上のくちから悲鳴のような嬌声をしぼり出してくれる……最高の「おまんこ」だった。

 気持ちが良い。祖父は、こんな壮絶な快楽を毎日味わっていたのか。
 しかも今は、レイプだ。彼のおまんこの締め付けは尋常ではない。抵抗しているがゆえの締め付けがコレなら、籠絡ろうらくさせ「おまんこ妻」になった時の彼の穴は、どれだけ祖父の凶暴なペニスにびたのだろう。

 その想像しがたい快楽を想うと、彼のナカに入ったペニスがさらに硬度を増し、ふくがるのが自分でもわかった。

「いあぁあっ!! やっ、あ゛っ、ぬぃ、てっ……も、やだっ、えっちやだ……お、おちんちん、いてよぉ……っ!!」

 祖父がささやき続け根付かせた、彼の本来の口調とは違う懇願の幼い言葉。もう使う事は無いはずと安堵あんどしていただろう彼の希望は、私の手によって粉々に砕けた。
 だが私はこのわずかにほこりが舞うベッドの上で彼をむさぼるのをやめる事は出来ない。

 祖父がやっていたように。
 祖父がやがてのように。

 祖父が最初に彼を連れてきた時、彼の心をくだいた時のように。

 彼の全てを手に入れるまで、止まることが出来なかった。

「だあめ。私のペニス……いや、おちんちんは、君の夫になるおちんぽ様なんだよ。夫のちんぽは妻がおまんこで受け止めてくれないと……ねっ……!」

 私はひたいから歓喜の汗を流しつつ、自分の物を全て受け止めてくれた彼のおまんこの最奥を、感謝の気持ちを込めてぐりぐりと先端でいじまわした。
 腰を入れ、め込んだままいやらしくねっとりと突き上げると、彼の可愛らしいくちよだれらして拒否と悲鳴の声をらす。

 だが、彼のおまんこは、祖父ではなく私の孫ちんぽにびていた。
 子宮口のような結腸の入口は、数日ぶりであろう猛々しいちんぽに喜ぶかのようにちゅっ♥ちゅっ♥と吸い付いているのだ。

 本当に、ちんぽにびるのが上手い調教済みのおまんこだな。
 そうささやくと、彼は必死に首を振って「違う」と抵抗した。

 ……そんな意地を張っても、軽くピストンをすれば君の体はすぐに反応して、君の意識も快楽に飲まれてしまうと言うのに。

「ははっ……」

 あれからもう、続けて四度もレイプしたんだよ。
 君の体が売女ばいたより淫乱なのは分かっているんだ。
 なのにまだ抵抗するなんて、本当に…………可愛い。

 可哀相かわいそう、ではない。
 そう、可愛いのだ。

 可愛くて、可愛くて、欲をあおられてどうしようもない。
 君が抵抗すればするほど、私のどこにこんな性欲があったのかと驚くくらい、ちんぽが勃起してしまう。淫語をわざと彼に吐き出すたびに私も興奮してしまう。
 言いたい。言わせたい。言葉の分だけ彼を追い詰めて、私の欲で壊してやりたい。

 妻を愛するための優しいセックスとは、全く違う。

 私の奥深くに眠っていた、何か。
 血、だろうか。

 一族の悪しき血。祖父が抑えられなかった「最悪」の発端。それが今、私の欲望となって彼を壊さんばかりに穿うがっている。
 だが……不思議と、罪悪感も何も思い浮かばなかった。

 ただ、もっと。
 もっと……この、愛おしい彼を……滅茶苦茶にしてやりたかった。

「君の帰る所なんて、もうどこにもないよ。最初から、この家にしか安息は無かっただろう? 人間の世界に帰れない君は、祖父のおまんこ妻になってセックスでご奉仕するしかなかった。それが今更いまさら変わるとでも? 君がもう祖父専用のおまんこだったことは、変えられないでしょ」
「ちがっ、あ゛っぐっ、う、うぁあぁっ! やっ、ひあぁっ、あ゛っあぁあ……っお、おれ、もっ、もう、そんなっ、ぁ……!」
「違わない。君は、もう男にすら戻れないメスだよ。ご主人様の命令で股を開いて、大人しくおちんちんもおまんこも差し出すしかない肉便器なんだ」

 そう教えるたびに絶望して涙を流す彼の、やわらかなほおに口付ける。
 甘さすら感じるそのほおを涙の痕と共にねっとりと舐め上げて、かせで動きが取れない「男になれなかった」中性的な体をゆっくりと撫でまわした。

「っ、ぁ……あっ、や……や、だ……やだぁ……っ!」
「可愛いね……。君の体はずっと極太ちんぽで貫かれてたから、祖父がおとろえてからは放って置かれて辛かったろう? でも、もう大丈夫だよ……今日からこの家は私の物だ。祖父がのこした宝物は、孫の私が何もかも全て相続してあげるからね。もちろん君……いや、祖父専用だったも、ね? ふふっ……これから、君は私専用のおまんこだ。毎日おちんちんもおまんこも愛してあげるからね……」
「っ……!? い、いや゛っ……もっ……ゆるじで……っ! ――――っ、たすけ、て、――……っ」
「ふうん。祖父に助けを求めるんだ。けちゃうなぁ……だが、今は君を相続した私がご主人様のはずだよ? もっとおまんこにも教え込まなきゃダメかな……っ」
「あ゛あぁあああ!!」

 一度大きく引き抜いて、結腸まで一気に埋め込む。
 と、彼の小さく可愛らしいおちんちんから、音を立てていきおいよくしおが吹き出した。

 それが面白くて結腸を突き抜けんばかりに腰を入れると、ぷしっ、ぷしっ、と、しおが小刻みに噴出する。ああ、面白い。祖父は彼に芸まで仕込んでいるのだ。
 まったく……可愛くて、面白くて、愛おしい……最高の遺産だ。

 また熱が蓄積ちくせきされ、快楽の波が強く戻ってくる。
 気持ちが良い、気持ちが良くて止まらない、頭がおかしくなる、祖父が彼を強引に拉致らちして監禁した理由が分かる。こんな極上のおまんこ、のがせるはずがない。

 今までのセックスの記憶がぼやけていく。
 いつも、何か満たされていない感覚があったセックスが、新しい鮮烈な記憶に次々えられていく。だがまったくしいと思わない。

 初めて、おのれの欲望を全てぶつけられた。
 そんな達成感すらある強烈な歓喜に、満たされていたから。

「っ……はっ……ははっ……」

 祖父が何故、彼の心を折るための単語として「おまんこ妻」を選んだか分かる。
 こんなにいやらしい、ちんぽ専用の少年肉便器なんて、家に居たら四六時中ちんぽをイライラさせるからいじまわしたくなるよな。

 愛して、愛して、快楽でいじめ倒して泣かせたくなる。

 料理中に股間に吸い付いて泣く姿が見たい。洗濯物をしているその尻に無遠慮にむしゃぶりつき、おまんこを犯して家事が出来ずなげく姿を見たい。
 そんな彼に対して、私のせいなのに「お前が淫乱だからだ」となじって、罰としてさらに恥ずかしい姿にさせて、思う存分私のおちんぽに奉仕するようしつけてやりたい。
 いじめたい。いじめて、あえがせて、心をボロボロにして。

 それでも祖父を愛してくれたその心を、全部手に入れたい。
 どうせ彼は、祖父以外を愛せない。わかっているから、せめて体を。
 「一番嫌いだ、一番酷いレイプだった」と思う対象を……私にしたかった。
 
 
 ああ、狂っている。
 でもそれは、それは……
 
 
 考えるだけで……――――
 際限なく、ペニスがいきり勃ってしまう。
 
 
「ああっ、そうかぁっ……はっ、ぁっ……! わ、私達……っ、の、おちんぽは……っ、欲望で愛してっ君のおまんこを満たすのが役目だったんだねぇっ!!」
「ひぐっ、ぃ゛っや゛っや゛ぁああっ! い゛ぅ゛っ、いっひゃう゛っ、いや゛らぁあっ! もぉ゛おま゛ん゛ごい゛ぐのい゛あ゛ぁあ゛!!」

 限界までぎちぎちに広げられたおまんこの中で、私のちんぽがふくれた。
 刹那、どこまでも私を拒否する彼のおまんこに……五度目の濃厚な精液が勢いよく打ち付けられる。遠慮のない、異常な量の精液が。

「ひっ……ぐっ、ぅ゛、ぃ、い゛ぃい……っ」

 彼の小さくやわらかな体が痙攣けいれんしている。
 ピンク色のおちんちんは勃起しても小さいままだが、おまんこ妻としてしっかりしつけられたおかげなのか、健気けなげに私の射精に合わせてぴゅくっぴゅくっと薄い色の美味しそうなミルクを弱々しく吐き出していた。

 汗と精液でぐちゃぐちゃになった体は、私がほどこしたキスのあとのせいで暴行を受けているようにも見えたが、それがまた腰をうずかせる。

 精液を最後までしぼるためのペニスの動きに、彼は敏感に反応していたようだったが、やがて終わるとちからを失い体が弛緩しかんした。
 目には最初の元気な光は無い。体中をいじまわされて、五度も犯されたのだ。いまだに祖父を想っている彼には、十分なダメージだっただろう。

 ゆっくりとおちんぽを引き抜くと、彼は悲鳴を上げて首を振る。
 ……この場合は、腸壁が引きずられてつらいと言う事か。

 ぬぽんっと下品な音を立てて引き抜いた途端、開き切った彼の小さいおまんこから私の愛の証拠がどろどろ流れ出る。こぷこぷとまるで小川のようだが、それだけ私は本来の性欲を彼に受け止めて貰ったのだと思うと、清々すがすがしい気持ちがした。

 妻は、彼よりも体格は大きいが、愛しているがゆえに無理をさせられなかったな。
 だから優しく抱いて、一度きりの時も多い。愛をささやく時間の方が長かった。
 それを不満に思ったことは無いが。けれど。それでも。

 “これ”を知ってしまったら、自分の中の血に目覚めてしまったら……

 もう、おさえていたはずの欲望をおさえられなかった。
 
 
 
  
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

過保護な父の歪んだ愛着。旅立ちを控えた俺の身体は、夜ごとに父の形で塗り潰される

中山(ほ)
BL
「パックの中、僕の形になっちゃったね」 夢か現か。耳元で囁かれる甘い声と、内側を執拗に掻き回す熱。翌朝、自室で目覚めたパックに、昨夜の記憶はない。ただ、疼くような下腹部の熱だけが残っていた。 相談しようと向かった相手こそが、自分を侵食している張本人だとも知らずに、パックは父の部屋の扉を開く。 このお話はムーンライトでも投稿してます〜

従僕に溺愛されて逃げられない

大の字だい
BL
〈従僕攻め×強気受け〉のラブコメ主従BL! 俺様気質で傲慢、まるで王様のような大学生・煌。 その傍らには、当然のようにリンがいる。 荷物を持ち、帰り道を誘導し、誰より自然に世話を焼く姿は、周囲から「犬みたい」と呼ばれるほど。 高校卒業間近に受けた突然の告白を、煌は「犬として立派になれば考える」とはぐらかした。 けれど大学に進学しても、リンは変わらず隣にいる。 当たり前の存在だったはずなのに、最近どうも心臓がおかしい。 居なくなると落ち着かない自分が、どうしても許せない。 さらに現れた上級生の熱烈なアプローチに、リンの嫉妬は抑えきれず――。 主従なのか、恋人なのか。 境界を越えたその先で、煌は思い知らされる。 従僕の溺愛からは、絶対に逃げられない。

完成した犬は新たな地獄が待つ飼育部屋へと連れ戻される

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

ヤンデレ執着系イケメンのターゲットな訳ですが

街の頑張り屋さん
BL
執着系イケメンのターゲットな僕がなんとか逃げようとするも逃げられない そんなお話です

JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――

のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」 高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。 そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。 でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。 昼間は生徒会長、夜は…ご主人様? しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。 「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」 手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。 なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。 怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。 だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって―― 「…ほんとは、ずっと前から、私…」 ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。 恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。

吊るされた少年は惨めな絶頂を繰り返す

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

唯一にして最大の誤算

あんみつ~白玉をそえて~
BL
読み切り短編BLです

敗戦国の王子を犯して拐う

月歌(ツキウタ)
BL
祖国の王に家族を殺された男は一人隣国に逃れた。時が満ち、男は隣国の兵となり祖国に攻め込む。そして男は陥落した城に辿り着く。

処理中です...