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第1章
告白
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「どうもー!クルシュさん、お届けものでーす!」
そう言って元気よく声をかけるのはウォルフ。
「ウォルフ君…お届けものって何?」
目を逸らし頬を赤らめながら問いかけるクルシュ。
「はいこちら、アンスリア様からクルシュさんへって!」
そう言ってウォルフが取り出したのは羊皮紙。
「次の暗殺対象…?」
羊皮紙を読み上げていくクルシュ。
内容は薫の暗殺とウォルフとの接触だ。
「わかった。…ありがと」
そう嬉しそうに呟いた。
「どういたしまして!じゃあね!」
「あっ…ウォルフ君。良かったらウチでお茶していかない?」
「いいよー!」
クルシュの部屋は質素で必要最低限の生活用品白星無かった。
「クルシュさんの部屋、ちょっと寂しいね」
「…そう?」
「うん。もっと色んなものを買ってみたら?」
「ん…考えとく」
そう言うクルシュの表情は少し嬉しそうであった。
「クルシュさん、僕の話し相手になってくれて嬉しいけど…時々顔が赤くなるのはなんでだろ?」
なんとも鈍感な郵便屋である。
そんな所もクルシュは好意を寄せているのだが。
「…ウォルフ君、話があるんだけど」
しばらくするとクルシュが郵便屋にやって来た。
「クルシュさん?どうしたの?」
「…その…私はウォルフ君の事、好き。良ければ付き合って欲しい」
「……」
しばらく続く沈黙。
ウォルフは何故自分に好意を寄せているのかがわからなかった故だ。
「…うん、わかった。付き合おうか」
しばらく考えた後、ぽつりと呟く様に答えた。
「本当?浮気しない?」
「しないよ!」
ブンブンと首を振るウォルフ。
付き合ったはいいがお互い何をするのかわからずの様だ。
「…ウォルフ君、手。」
「手?はい。」
「…私は沢山の人を殺してきた。血で汚れた手だけど、これからよろしく」
「うん、よろしくね!」
嬉しそうに笑う2人。
新しいカップルの誕生だ。
祝福はされないだろうが、2人で愛を育んでいくだろう
そう言って元気よく声をかけるのはウォルフ。
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「わかった。…ありがと」
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「……」
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「…ウォルフ君、手。」
「手?はい。」
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