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第1章
デート
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「ウォルフ君は……私のどこが好き?」
「急にどうしたの?クルシュさんの可愛いところが好きだなあ。」
ある日、クルシュとウォルフはデートを楽しんでいた。
クルシュと手を繋ぎ、歩くは遊園地【アルカディア】。
ジェットコースターやコーヒーカップ、メリーゴーランド等々ある大型遊園地だ。
2人は仲良くポップコーンを食べながら色んなアトラクションを満喫していた。
「(いけない。薫暗殺の事も考えないと)」
そう浮かれながらも思うクルシュ。
ウォルフはクルシュの方を向くと、その後ろには大きな観覧車。
「クルシュさん、アレ乗らない?」
「え?あ、うん……乗る……」
こくり、と頷くクルシュ。
仕事の事で頭がいっぱいだったが、今日1日はデートを楽しもうとするクルシュなのであった。
散々遊び倒し、すっかり月に似た惑星が出る夜。
「あ!薫さーん!」
「?!」
そこにたまたま通りかかったのは薫。
「(今なら殺すチャンス……!)」
そう思ったクルシュは早速武器であるクナイを取り出そうとするが、ウォルフの前で暗殺……というより殺しはしたくない。
モヤモヤとした葛藤をするクルシュに対して薫と楽しそうに話し込むウォルフと薫。
「ウォルフ君、そろそろ帰ろうよ」
「うん?そうだね。またね、薫さん!」
そう言って気持ちを切り替え暗殺は諦めるクルシュ。
今は愛しい恋人といる時間を優先したようだ。
「……ウォルフ君、今日はありがとうね」
「こちらこそ!楽しかったよ!また行こうね!」
「う、うん……。」
重い足取りで行くクルシュと楽しそうに歩くウォルフ。
2人の関係性は決して悟られてはならない関係だった。
一方薫は、ウォルフといたクルシュの事を気にかけていた。
「あの子、どっかでみたことあるんだけどなぁ……。」
そんなこと独りごちる。
散歩がてらに歩いていたらたまたまウォルフとクルシュに遭遇した様だ。
2人の関係性はよくわからなかったが、ウォルフと話せたのは良い収穫と言えるだろう。
話していていた内容は「近々魔王がやってくる」という話だった。
薫としては職業上スルーは出来ない。
如何にして魔王を丸め込むかを考えていた。
「(話術で何とかなるか……?)」
口に対しては少々の自信がある。
不安ながらも考えを纏め、プランを考える。
「(そもそも魔王ってどんな奴なんだ……?)」
必死に頭を回して考える薫。
「(とりあえず当たって砕けろだ!)」
プランも何も無い。
その場の空気で何とかするしかないと考えた。
そもそも魔王が話し合いに応じるかすらもわからない。
そんな不安を抱えつつ、帰路につくのであった。
「おかえり、薫ちゃん。お邪魔しているよ」
豪邸に着くとマーリンが出迎えてくれた。
「アリスティアちゃんと少し話し込んでしまってね。すっかり暗くなってしまったよ。部屋まで送ろうか?」
そう提案するマーリン。
「ううん、大丈夫。ありがとうね、マーリン」
女の子っぽく振る舞う薫。
「(女の子っぽさってこんな感じか……?)」
「ふふ、別に僕に猫をかぶる必要は無いよ。僕は悪い魔法使いなんだぜ?君の秘密くらいしってるさ。」
「なら遠慮は無用ってコトだな。」
「分かりが早くて助かるよ。まぁ、今夜君の夢にお邪魔するのはやめておくよ」
クスクスと笑うマーリン。
それに対しため息を着く薫。
「じゃ、良い夢を」
そう言ってマーリンは姿を消した。
1人残された薫は豪邸に入り、自室へと戻るとベッドにダイブする。
「あー……疲れた」
枕に顔を埋め、そう呟く薫。
「シャワー浴びないと……」
眠気を無理やり払って大浴場へと向かう薫。
「あっ、このみさん。こんばんは。このみさんもお風呂に?」
「こんばんは、薫様。はい、お嬢様はもうお休みになられたので。」
2人で風呂に入ることになった様だ。
裸の付き合いというやつだ。
「(俺が女で良かった……)」
このみが知ったら激怒するだろう。
あえて言わず女の子として振る舞う事にした。
「それにしても……このみさんは立派な果実ですね……」
それに対し薫は絶壁だ。
胸囲の格差社会である。
「そう言えば今日ウォルフから聞いたんですけど、近々魔王がやってくるらしいですよ」
「魔王が!?シャウト様が!?」
驚きを隠せないこのみ。
「どうするんですか!?この辺り一帯更地になりますよ!?」
「そこは大丈夫です。私が何とかします」
「…………分かりました。頼みましたよ、薫様。」
裸の付き合いを終えた後、改めて部屋に戻るとベッドへダイブ。
このまま夢の世界に行くだろう。
波乱の1日は、ようやく終わりを告げた。
「急にどうしたの?クルシュさんの可愛いところが好きだなあ。」
ある日、クルシュとウォルフはデートを楽しんでいた。
クルシュと手を繋ぎ、歩くは遊園地【アルカディア】。
ジェットコースターやコーヒーカップ、メリーゴーランド等々ある大型遊園地だ。
2人は仲良くポップコーンを食べながら色んなアトラクションを満喫していた。
「(いけない。薫暗殺の事も考えないと)」
そう浮かれながらも思うクルシュ。
ウォルフはクルシュの方を向くと、その後ろには大きな観覧車。
「クルシュさん、アレ乗らない?」
「え?あ、うん……乗る……」
こくり、と頷くクルシュ。
仕事の事で頭がいっぱいだったが、今日1日はデートを楽しもうとするクルシュなのであった。
散々遊び倒し、すっかり月に似た惑星が出る夜。
「あ!薫さーん!」
「?!」
そこにたまたま通りかかったのは薫。
「(今なら殺すチャンス……!)」
そう思ったクルシュは早速武器であるクナイを取り出そうとするが、ウォルフの前で暗殺……というより殺しはしたくない。
モヤモヤとした葛藤をするクルシュに対して薫と楽しそうに話し込むウォルフと薫。
「ウォルフ君、そろそろ帰ろうよ」
「うん?そうだね。またね、薫さん!」
そう言って気持ちを切り替え暗殺は諦めるクルシュ。
今は愛しい恋人といる時間を優先したようだ。
「……ウォルフ君、今日はありがとうね」
「こちらこそ!楽しかったよ!また行こうね!」
「う、うん……。」
重い足取りで行くクルシュと楽しそうに歩くウォルフ。
2人の関係性は決して悟られてはならない関係だった。
一方薫は、ウォルフといたクルシュの事を気にかけていた。
「あの子、どっかでみたことあるんだけどなぁ……。」
そんなこと独りごちる。
散歩がてらに歩いていたらたまたまウォルフとクルシュに遭遇した様だ。
2人の関係性はよくわからなかったが、ウォルフと話せたのは良い収穫と言えるだろう。
話していていた内容は「近々魔王がやってくる」という話だった。
薫としては職業上スルーは出来ない。
如何にして魔王を丸め込むかを考えていた。
「(話術で何とかなるか……?)」
口に対しては少々の自信がある。
不安ながらも考えを纏め、プランを考える。
「(そもそも魔王ってどんな奴なんだ……?)」
必死に頭を回して考える薫。
「(とりあえず当たって砕けろだ!)」
プランも何も無い。
その場の空気で何とかするしかないと考えた。
そもそも魔王が話し合いに応じるかすらもわからない。
そんな不安を抱えつつ、帰路につくのであった。
「おかえり、薫ちゃん。お邪魔しているよ」
豪邸に着くとマーリンが出迎えてくれた。
「アリスティアちゃんと少し話し込んでしまってね。すっかり暗くなってしまったよ。部屋まで送ろうか?」
そう提案するマーリン。
「ううん、大丈夫。ありがとうね、マーリン」
女の子っぽく振る舞う薫。
「(女の子っぽさってこんな感じか……?)」
「ふふ、別に僕に猫をかぶる必要は無いよ。僕は悪い魔法使いなんだぜ?君の秘密くらいしってるさ。」
「なら遠慮は無用ってコトだな。」
「分かりが早くて助かるよ。まぁ、今夜君の夢にお邪魔するのはやめておくよ」
クスクスと笑うマーリン。
それに対しため息を着く薫。
「じゃ、良い夢を」
そう言ってマーリンは姿を消した。
1人残された薫は豪邸に入り、自室へと戻るとベッドにダイブする。
「あー……疲れた」
枕に顔を埋め、そう呟く薫。
「シャワー浴びないと……」
眠気を無理やり払って大浴場へと向かう薫。
「あっ、このみさん。こんばんは。このみさんもお風呂に?」
「こんばんは、薫様。はい、お嬢様はもうお休みになられたので。」
2人で風呂に入ることになった様だ。
裸の付き合いというやつだ。
「(俺が女で良かった……)」
このみが知ったら激怒するだろう。
あえて言わず女の子として振る舞う事にした。
「それにしても……このみさんは立派な果実ですね……」
それに対し薫は絶壁だ。
胸囲の格差社会である。
「そう言えば今日ウォルフから聞いたんですけど、近々魔王がやってくるらしいですよ」
「魔王が!?シャウト様が!?」
驚きを隠せないこのみ。
「どうするんですか!?この辺り一帯更地になりますよ!?」
「そこは大丈夫です。私が何とかします」
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