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第1章
魔王襲来
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このみと裸の付き合いをしてから数日……。
新たに「野々村 日照【ののむら ひでり】」という水色の髪にツインテールの少女がやってきた。
うさぎのぬいぐるみを大切そうに抱えている。
本人曰くただのぬいぐるみらしい。
彼女自身は氷属性の魔法を得意とする。
豪邸にまた1人同居人が増えた。
今日は歓迎会であった。
「私の為に……ありがとうございます!」
そう嬉しそうに告げる日照。
「構わないよ。こうして魔力の補充にもなるしね」
いつの間にか勝手に参加しているマーリン。
「ウォルフ、呼んだんだけど来なかったよ~」
そう告げる猫。
「薫さんはどう?楽しい?」
「うん、楽しいよ」
笑顔で答える薫。
「……」
思わず見惚れる猫。
「……あの、薫さん、ちょっと話があるんだけど……。」
「話し?何?」
「……ボクと付き合ってください!!」
「……は?」
キョトンとした顔をする薫。
「ボク、薫さんのこと大好きなんです!良ければ恋人になってください!」
そう言って手を差し出す猫。
「(俺男だけどいいのかな……)」
そう思いながらも握手に応じる。
「うん、わかった。お付き合いしよっか。」
「ホント!?やったー!これからもよろしくね、薫さん!」
「……そこの2人、カップル成立したのはいいけど早くしないと料理全部食べちゃうよ」
「ハッ、そうだった!」
食事を楽しむ薫達。
「やあやあ、劣等種共。元気にしてるかな?」
黒髪の少女がどこからともなく現れた。
「貴様は……!」
「魔王シャウト……!」
アリスティアとこのみは戦闘態勢に入る。
「あっはは!あたしには魔法が効かないのをわかってやってるの?面白いねぇ!」
シャウトはそう言うと風でアリスティアとこのみを吹き飛ばす。
「ちょっとまった!!」
待ったをかけたのは薫だった。
「シャウトさん……でしたっけ。はじめまして。薫と申します」
ぺこり、とお辞儀をする薫。
「ほう、そこな異世界人は礼節を弁えているな。素晴らしい。」
「シャウトさんに提案があるんです。良ければ聞いていただけませんか?」
「良い。疾く申すが良い」
「世界の半分差し上げるので手を引いてくれますか?」
「それは出来ぬ。この世界の全ては私のモノだ。誰にも渡さん。」
「(やっぱり交渉は無理か……なら……!)」
「うちで暮らしてみませんか?」
「……は?」
「一緒にいるうちにこの世界の素晴らしさを見て欲しいんです!」
営業スマイルで述べる薫。
「……暮らすのは構わぬが……私がいては邪魔ではないか?」
「悪どいことした時はお仕置しますけどね!」
そう言う薫。
「……ふむ、わかった。貴様達の目の届く範囲で破壊するのを辞める。その代わり私に衣食住を提供しろ」
「勿論!」
何と魔王を丸め込む事に成功した。
これからは世界征服を諦めさせなければならない。
やることは山ずみだ。
「それじゃまず、お友達になりましょ!」
そう言って手を差し出す薫。
「……握手は必要ない。どうせ滅ぼす世界故な」
「そ、そう……。」
滅ぼす世界、と聞いて少し暗い影を見せる薫。
「シャウトにとってこの世界は何?」
「私の遊び場だ。それ以上もそれ以下でも無い。」
「なら皆で楽しくしませんか?気持ちも変わるかも知れませんし……。」
「仲良くするつもりは無い。友も必要ない」
「ちょっとストーップ!!」
横槍を入れて来たのはニコラエヴナだった。
「アンスリア様の許可なしに魔王を豪邸に引き入れるなんて無茶ですよ!」
「責任は全て私がとる。ニコラエヴナ達に迷惑はかけないよ」
「……わかりました。薫さんがそこまで言うのなら……」
こうして同居人が増えた。
相手はあの魔王シャウトだ。
これから薫はシャウトを説得し世界征服を諦めさせればいけない。
とりあえず第1歩を踏み出すのであった。
新たに「野々村 日照【ののむら ひでり】」という水色の髪にツインテールの少女がやってきた。
うさぎのぬいぐるみを大切そうに抱えている。
本人曰くただのぬいぐるみらしい。
彼女自身は氷属性の魔法を得意とする。
豪邸にまた1人同居人が増えた。
今日は歓迎会であった。
「私の為に……ありがとうございます!」
そう嬉しそうに告げる日照。
「構わないよ。こうして魔力の補充にもなるしね」
いつの間にか勝手に参加しているマーリン。
「ウォルフ、呼んだんだけど来なかったよ~」
そう告げる猫。
「薫さんはどう?楽しい?」
「うん、楽しいよ」
笑顔で答える薫。
「……」
思わず見惚れる猫。
「……あの、薫さん、ちょっと話があるんだけど……。」
「話し?何?」
「……ボクと付き合ってください!!」
「……は?」
キョトンとした顔をする薫。
「ボク、薫さんのこと大好きなんです!良ければ恋人になってください!」
そう言って手を差し出す猫。
「(俺男だけどいいのかな……)」
そう思いながらも握手に応じる。
「うん、わかった。お付き合いしよっか。」
「ホント!?やったー!これからもよろしくね、薫さん!」
「……そこの2人、カップル成立したのはいいけど早くしないと料理全部食べちゃうよ」
「ハッ、そうだった!」
食事を楽しむ薫達。
「やあやあ、劣等種共。元気にしてるかな?」
黒髪の少女がどこからともなく現れた。
「貴様は……!」
「魔王シャウト……!」
アリスティアとこのみは戦闘態勢に入る。
「あっはは!あたしには魔法が効かないのをわかってやってるの?面白いねぇ!」
シャウトはそう言うと風でアリスティアとこのみを吹き飛ばす。
「ちょっとまった!!」
待ったをかけたのは薫だった。
「シャウトさん……でしたっけ。はじめまして。薫と申します」
ぺこり、とお辞儀をする薫。
「ほう、そこな異世界人は礼節を弁えているな。素晴らしい。」
「シャウトさんに提案があるんです。良ければ聞いていただけませんか?」
「良い。疾く申すが良い」
「世界の半分差し上げるので手を引いてくれますか?」
「それは出来ぬ。この世界の全ては私のモノだ。誰にも渡さん。」
「(やっぱり交渉は無理か……なら……!)」
「うちで暮らしてみませんか?」
「……は?」
「一緒にいるうちにこの世界の素晴らしさを見て欲しいんです!」
営業スマイルで述べる薫。
「……暮らすのは構わぬが……私がいては邪魔ではないか?」
「悪どいことした時はお仕置しますけどね!」
そう言う薫。
「……ふむ、わかった。貴様達の目の届く範囲で破壊するのを辞める。その代わり私に衣食住を提供しろ」
「勿論!」
何と魔王を丸め込む事に成功した。
これからは世界征服を諦めさせなければならない。
やることは山ずみだ。
「それじゃまず、お友達になりましょ!」
そう言って手を差し出す薫。
「……握手は必要ない。どうせ滅ぼす世界故な」
「そ、そう……。」
滅ぼす世界、と聞いて少し暗い影を見せる薫。
「シャウトにとってこの世界は何?」
「私の遊び場だ。それ以上もそれ以下でも無い。」
「なら皆で楽しくしませんか?気持ちも変わるかも知れませんし……。」
「仲良くするつもりは無い。友も必要ない」
「ちょっとストーップ!!」
横槍を入れて来たのはニコラエヴナだった。
「アンスリア様の許可なしに魔王を豪邸に引き入れるなんて無茶ですよ!」
「責任は全て私がとる。ニコラエヴナ達に迷惑はかけないよ」
「……わかりました。薫さんがそこまで言うのなら……」
こうして同居人が増えた。
相手はあの魔王シャウトだ。
これから薫はシャウトを説得し世界征服を諦めさせればいけない。
とりあえず第1歩を踏み出すのであった。
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