21 / 63
ダルマータ国
20. 思い出3
しおりを挟む
「その瞳は」
リルルは、目を見開いて思わず、そう言った。
侍女は、言葉の意味を即座に理解し、顔を下に向けた。
そして風に流れて、雲がなくなり日差しが戻った時、再度リルルに顔を見せる。
アレキサンドライトとはよく言ったものだ。
王女の魔力は小さかったが、昼間はエメラルドのような翠で、日が当たらなくなると、赤目となり、父譲りの魔力をます特性を持つ彼女自体がまさにアレキサンドライトなのだ。
だから、リルルが魔力を探ろうにも昼間に会う侍女からは魔力をほぼ感じることができなかった。だが、昨夜のようになると父の血が濃くなるか、魔力の流れを感じることができたのだ。
昼間は政務があるから合わず、夜は赤目になる。だから、早朝と政務が終わって、陽のある夕方しか会わない。
「王女なのか」
リルルの問いに侍女は首を縦に振る。
「そうか」
彼女とて、騙していたわけではない。ただ言っていなかっただけだ。
だが、裏切られたようなそんな気持ちになる。
「それは?」
リルルは彼女がいつも干す洗濯物が気になり、洗濯籠に視線を落として尋ねる。
少なくとも王女の部屋を清掃する侍女はいる。王女の身支度をする者も。実際、リルルは身支度をするため、王女の部屋に訪れたのだから。
「母様のよ。母様は私と父様以外、受け付けないの」
皇后はヒトだ。だが、精霊の寿命は人の10倍だ。
老けない夫を見続け、老けていく己を恥じ、次の子も産めぬその体を、これ幸いとばかりに、野心家の高官は側室にと自分の娘たちを王城へ送り込む。
そして、精霊である彼らの方が相応しいとささやいては、魔力のない王妃を蔑む者たち。
そのような中で、王妃は心を病んでいき、今ではほとんど外に出ない、ときく。
「父は母様だけを愛しているのよ。だから、あの石を贈ったのに。みんな意地が悪いのよ」
エメラルドのことだろう。アレキサンドライトを贈らないのは珍しいことだった。
エメラルドは本来、夫婦となる男女のための石であり、王妃の出自であるエメラルド家を最大限に尊ぶ行いだ。
王は人である王妃を愛しており、だからこそ、人間のマナーを尊重した。
だが、ここは精霊の国。
周りは王が皇帝の石を贈らなかった娘を王妃にふさわしくないと判断した。
たまたま王の第一子を腹に宿したので、王妃となった運の良い人間、皆が陰で揶揄した。
そして生まれた子は半獣でもなく、人間の姿で生まれてきた。
精霊王の子ではないのではないか、人間との間にできた不義の子では、と周囲は噂をした。
成長すれば、魔力があるかもしれないと思ったが、その兆しもなく、王妃は子供が大きくなるにつれ、微かな希望も消えていく現実と、孤独から、精霊国の人間を信じることができなくなっていた。
「私は皆の期待どおり、魔力も少ないし、半獣でもない。きっと母様のように人の血が濃くて、すぐ死ぬと思うわ。だけどその前に抗ってみたいじゃない」
彼女はそう言って笑った。
この娘の決意を後押しするかのように、突然、風が吹いて、娘の髪がふわりと揺れた。
それがあまりにも美しく、リルルをこの世の者とは思えないほど美しい、と言ったこの娘の方が美しい、とリルルは思った。
無意識に彼女の姿を捉えている。視線を逸らすことなどできないほどに、彼女は美しい。
「名前を教えて」
リルルの言葉に娘は、意外だったのか、目をぱちくりさせた。
この王城で、王女の名を知らぬ者などいないのだから、驚いても無理はない。
だが、それを指摘すると不敬だと言っているようで、敢えて指摘しないことにする。
「アビー」
アビーという愛称を言われ、自分がどれほど愚かなのかと、流石のリルルも気がついた。
ここに働く者ならば王族の名前は覚えている。それなのに、なを聞くのだから、愛称を聞いたと思われても仕方がない。
リルルはアビーに手を差し出し、洗濯籠をヒョイと持ち上げる。
「洗濯、取り込まないと雨が降るぞ」
「ええ、大変。でも、干したばかり」
リルルは自分の言葉に焦るアビーを見て、何かを閃いたのか「いい提案がある」と言って、アビーについてくるよう促す。
そこは大きな乾燥室があった。
乾燥室といっても簡易的なもので、上空は陽の光が入るようにガラス張りとなっており、風魔法が得意なものが、生み出す風によって洗濯物を乾かすというシステムで、実に古典的なものだ。
それでも雨の日には重宝するので、洗濯物が沢山干されている。
「ここを使うといい」
得意げに言ったリルルをアビーの翠の瞳が細くなり、パチパチと手を叩いた。
「便利ね。ありがとう」
昨夜のような神々しい雰囲気はなく、アビーはただただリルルに感謝をするので、こそばゆくなる。
「今日は私がお前の世話係らしいからな。とっとと部屋に戻って着替えとけ。コレも乾いたら部屋に持っていく」
(頼むから、礼を言わないでくれ)
リルルは自分の両手を見ると、ずるずるとその場にしゃがみ込んだ。
この手はあまりにも汚く、犯罪を幾度も重ねすぎた。
自分の境遇を悲嘆し、他者を妬み奪いとる己とは異なり、この娘は他者を非難することなく、己の境遇を受け入れていた。
王城に来た時、この世の綺麗なところしか見せていない王城で暮らす呑気で無力な娘から、王族としての証を奪うことは、さほど悪いことと思っていなかった。
金のあるところから余っている金をもらうだけ。寄付と同じだ。
生きるためには盗みをしなければならない。より強いものに媚びて、それの何が悪い。
そう思っていた。
あの娘は母親のために毎日自ら洗濯をしている。それはただの一端だということが、容易に想像できた。
精霊嫌いなのだ。当然、母の身支度もあの娘と王が行っているのだろう。精霊を信じられなくなった母のために、嘆くことなく、淡々と己のできることをする。
外の世界も知らず、魔力がないと蔑まされても、ただ母のために。
そして自分を非難する国民のために政治、経済、外交を学ぶ。
それを当たり前と捉えながら。
きっと王城にいる使用人の何人かは、王女が王妃の世話を行っていることに気がついているはずだ。
4ヶ月しかすごしていない自分ですら気がついたのだからと、リルルは思った。
「やりにくい仕事だ」
しゃがみ込んだリルルの頭上から冷たい水滴がいくつも降ってきて、雨が降ってきたのだなと、悟った。
雨水がやたらと冷たく感じた。
薄汚れた俺の過去も心根もこの雨で流れ落ちることができたらどんなに良いか。
過去は消えないのだ。
リルルは、目を見開いて思わず、そう言った。
侍女は、言葉の意味を即座に理解し、顔を下に向けた。
そして風に流れて、雲がなくなり日差しが戻った時、再度リルルに顔を見せる。
アレキサンドライトとはよく言ったものだ。
王女の魔力は小さかったが、昼間はエメラルドのような翠で、日が当たらなくなると、赤目となり、父譲りの魔力をます特性を持つ彼女自体がまさにアレキサンドライトなのだ。
だから、リルルが魔力を探ろうにも昼間に会う侍女からは魔力をほぼ感じることができなかった。だが、昨夜のようになると父の血が濃くなるか、魔力の流れを感じることができたのだ。
昼間は政務があるから合わず、夜は赤目になる。だから、早朝と政務が終わって、陽のある夕方しか会わない。
「王女なのか」
リルルの問いに侍女は首を縦に振る。
「そうか」
彼女とて、騙していたわけではない。ただ言っていなかっただけだ。
だが、裏切られたようなそんな気持ちになる。
「それは?」
リルルは彼女がいつも干す洗濯物が気になり、洗濯籠に視線を落として尋ねる。
少なくとも王女の部屋を清掃する侍女はいる。王女の身支度をする者も。実際、リルルは身支度をするため、王女の部屋に訪れたのだから。
「母様のよ。母様は私と父様以外、受け付けないの」
皇后はヒトだ。だが、精霊の寿命は人の10倍だ。
老けない夫を見続け、老けていく己を恥じ、次の子も産めぬその体を、これ幸いとばかりに、野心家の高官は側室にと自分の娘たちを王城へ送り込む。
そして、精霊である彼らの方が相応しいとささやいては、魔力のない王妃を蔑む者たち。
そのような中で、王妃は心を病んでいき、今ではほとんど外に出ない、ときく。
「父は母様だけを愛しているのよ。だから、あの石を贈ったのに。みんな意地が悪いのよ」
エメラルドのことだろう。アレキサンドライトを贈らないのは珍しいことだった。
エメラルドは本来、夫婦となる男女のための石であり、王妃の出自であるエメラルド家を最大限に尊ぶ行いだ。
王は人である王妃を愛しており、だからこそ、人間のマナーを尊重した。
だが、ここは精霊の国。
周りは王が皇帝の石を贈らなかった娘を王妃にふさわしくないと判断した。
たまたま王の第一子を腹に宿したので、王妃となった運の良い人間、皆が陰で揶揄した。
そして生まれた子は半獣でもなく、人間の姿で生まれてきた。
精霊王の子ではないのではないか、人間との間にできた不義の子では、と周囲は噂をした。
成長すれば、魔力があるかもしれないと思ったが、その兆しもなく、王妃は子供が大きくなるにつれ、微かな希望も消えていく現実と、孤独から、精霊国の人間を信じることができなくなっていた。
「私は皆の期待どおり、魔力も少ないし、半獣でもない。きっと母様のように人の血が濃くて、すぐ死ぬと思うわ。だけどその前に抗ってみたいじゃない」
彼女はそう言って笑った。
この娘の決意を後押しするかのように、突然、風が吹いて、娘の髪がふわりと揺れた。
それがあまりにも美しく、リルルをこの世の者とは思えないほど美しい、と言ったこの娘の方が美しい、とリルルは思った。
無意識に彼女の姿を捉えている。視線を逸らすことなどできないほどに、彼女は美しい。
「名前を教えて」
リルルの言葉に娘は、意外だったのか、目をぱちくりさせた。
この王城で、王女の名を知らぬ者などいないのだから、驚いても無理はない。
だが、それを指摘すると不敬だと言っているようで、敢えて指摘しないことにする。
「アビー」
アビーという愛称を言われ、自分がどれほど愚かなのかと、流石のリルルも気がついた。
ここに働く者ならば王族の名前は覚えている。それなのに、なを聞くのだから、愛称を聞いたと思われても仕方がない。
リルルはアビーに手を差し出し、洗濯籠をヒョイと持ち上げる。
「洗濯、取り込まないと雨が降るぞ」
「ええ、大変。でも、干したばかり」
リルルは自分の言葉に焦るアビーを見て、何かを閃いたのか「いい提案がある」と言って、アビーについてくるよう促す。
そこは大きな乾燥室があった。
乾燥室といっても簡易的なもので、上空は陽の光が入るようにガラス張りとなっており、風魔法が得意なものが、生み出す風によって洗濯物を乾かすというシステムで、実に古典的なものだ。
それでも雨の日には重宝するので、洗濯物が沢山干されている。
「ここを使うといい」
得意げに言ったリルルをアビーの翠の瞳が細くなり、パチパチと手を叩いた。
「便利ね。ありがとう」
昨夜のような神々しい雰囲気はなく、アビーはただただリルルに感謝をするので、こそばゆくなる。
「今日は私がお前の世話係らしいからな。とっとと部屋に戻って着替えとけ。コレも乾いたら部屋に持っていく」
(頼むから、礼を言わないでくれ)
リルルは自分の両手を見ると、ずるずるとその場にしゃがみ込んだ。
この手はあまりにも汚く、犯罪を幾度も重ねすぎた。
自分の境遇を悲嘆し、他者を妬み奪いとる己とは異なり、この娘は他者を非難することなく、己の境遇を受け入れていた。
王城に来た時、この世の綺麗なところしか見せていない王城で暮らす呑気で無力な娘から、王族としての証を奪うことは、さほど悪いことと思っていなかった。
金のあるところから余っている金をもらうだけ。寄付と同じだ。
生きるためには盗みをしなければならない。より強いものに媚びて、それの何が悪い。
そう思っていた。
あの娘は母親のために毎日自ら洗濯をしている。それはただの一端だということが、容易に想像できた。
精霊嫌いなのだ。当然、母の身支度もあの娘と王が行っているのだろう。精霊を信じられなくなった母のために、嘆くことなく、淡々と己のできることをする。
外の世界も知らず、魔力がないと蔑まされても、ただ母のために。
そして自分を非難する国民のために政治、経済、外交を学ぶ。
それを当たり前と捉えながら。
きっと王城にいる使用人の何人かは、王女が王妃の世話を行っていることに気がついているはずだ。
4ヶ月しかすごしていない自分ですら気がついたのだからと、リルルは思った。
「やりにくい仕事だ」
しゃがみ込んだリルルの頭上から冷たい水滴がいくつも降ってきて、雨が降ってきたのだなと、悟った。
雨水がやたらと冷たく感じた。
薄汚れた俺の過去も心根もこの雨で流れ落ちることができたらどんなに良いか。
過去は消えないのだ。
0
あなたにおすすめの小説
転生令嬢の食いしん坊万罪!
ねこたま本店
ファンタジー
訳も分からないまま命を落とし、訳の分からない神様の手によって、別の世界の公爵令嬢・プリムローズとして転生した、美味しい物好きな元ヤンアラサー女は、自分に無関心なバカ父が後妻に迎えた、典型的なシンデレラ系継母と、我が儘で性格の悪い妹にイビられたり、事故物件王太子の中継ぎ婚約者にされたりつつも、しぶとく図太く生きていた。
そんなある日、プリムローズは王侯貴族の子女が6~10歳の間に受ける『スキル鑑定の儀』の際、邪悪とされる大罪系スキルの所有者であると判定されてしまう。
プリムローズはその日のうちに、同じ判定を受けた唯一の友人、美少女と見まごうばかりの気弱な第二王子・リトス共々捕えられた挙句、国境近くの山中に捨てられてしまうのだった。
しかし、中身が元ヤンアラサー女の図太い少女は諦めない。
プリムローズは時に気弱な友の手を引き、時に引いたその手を勢い余ってブン回しながらも、邪悪と断じられたスキルを駆使して生き残りを図っていく。
これは、図太くて口の悪い、ちょっと(?)食いしん坊な転生令嬢が、自分なりの幸せを自分の力で掴み取るまでの物語。
こちらの作品は、2023年12月28日から、カクヨム様でも掲載を開始しました。
今後、カクヨム様掲載用にほんのちょっとだけ内容を手直しし、1話ごとの文章量を増やす事でトータルの話数を減らした改訂版を、1日に2回のペースで投稿していく予定です。多量の加筆修正はしておりませんが、もしよろしければ、カクヨム版の方もご笑覧下さい。
※作者が適当にでっち上げた、完全ご都合主義的世界です。細かいツッコミはご遠慮頂ければ幸いです。もし、目に余るような誤字脱字を発見された際には、コメント欄などで優しく教えてやって下さい。
※検討の結果、「ざまぁ要素あり」タグを追加しました。
【コミカライズ決定】愛されない皇妃~最強の母になります!~
椿蛍
ファンタジー
【コミカライズ決定の情報が解禁されました】
※レーベル名、漫画家様はのちほどお知らせいたします。
※配信後は引き下げとなりますので、ご注意くださいませ。
愛されない皇妃『ユリアナ』
やがて、皇帝に愛される寵妃『クリスティナ』にすべてを奪われる運命にある。
夫も子どもも――そして、皇妃の地位。
最後は嫉妬に狂いクリスティナを殺そうとした罪によって処刑されてしまう。
けれど、そこからが問題だ。
皇帝一家は人々を虐げ、『悪逆皇帝一家』と呼ばれるようになる。
そして、最後は大魔女に悪い皇帝一家が討伐されて終わるのだけど……
皇帝一家を倒した大魔女。
大魔女の私が、皇妃になるなんて、どういうこと!?
※表紙は作成者様からお借りしてます。
※他サイト様に掲載しております。
幽閉王女と指輪の精霊~嫁いだら幽閉された!餓死する前に脱出したい!~
二階堂吉乃
恋愛
同盟国へ嫁いだヴァイオレット姫。夫である王太子は初夜に現れなかった。たった1人幽閉される姫。やがて貧しい食事すら届かなくなる。長い幽閉の末、死にかけた彼女を救ったのは、家宝の指輪だった。
1年後。同盟国を訪れたヴァイオレットの従兄が彼女を発見する。忘れられた牢獄には姫のミイラがあった。激怒した従兄は同盟を破棄してしまう。
一方、下町に代書業で身を立てる美少女がいた。ヴィーと名を偽ったヴァイオレットは指輪の精霊と助けあいながら暮らしていた。そこへ元夫?である王太子が視察に来る。彼は下町を案内してくれたヴィーに恋をしてしまう…。
夫と息子に邪険にされたので王太子妃の座を譲ります~死に戻ってから溺愛されても今更遅い
青の雀
恋愛
夫婦喧嘩の末に置き去りにされた妻は、旦那が若い愛人とイチャついている間に盗賊に襲われ、命を落とした。
神様の温情により、10日間だけこの世に戻った妻と護衛の騎士は、その10日間の間に心残りを処分する。それは、娘の行く末と……もし、来世があるならば、今度は政略といえども夫以外の人の妻になるということ。
もう二度と夫と出会いたくない彼女は、彼女を蔑ろにしてきた息子とも縁を切ることを決意する。
生まれかわった妻は、新しい人生を強く生きることを決意。
過去世と同じ轍を踏みたくない……
大根令嬢の雑学無双、王弟殿下を添えて。~ 前世を思い出したので、許婚をほったらかして人助けしまくります!!
古森真朝
恋愛
気弱な伯爵令嬢のカレンは、自分勝手な婚約者レナートに振り回されていた。耐え続けていたある日、舞踏会で何者かに突き飛ばされ、階段から落ちてしまう。
その傷が元で儚く……なるかと思いきや。衝撃で前世を思い出したカレンは一転、かの『ド根性大根』みたいな超・ポジティブ人間になっていた。
『モラハラ婚約者の思惑なんぞ知るか!! 今度こそ好きなことやって、目いっぱい幸せに長生きするんだから!!!』
昔ひたすら読書に耽って身に着けた『雑学』を武器に、うっかり採れ過ぎた作物や、開墾しようとすると不幸に見舞われる土地、不治の病にかかった王族、等々の問題をどんどん解決。
領地の内外で心強い友人が出来たり、いつの間にかものすごく有名になっていたり、何かと協力してくれる王弟ヴィクトルから好意を寄せられたり(注:気付いてない)する中、温かい家族と共に仕事に励んでいく。
一方、前世から因縁のある人々もまた、こちらに転生していて――
[完結] 邪魔をするなら潰すわよ?
シマ
ファンタジー
私はギルドが運営する治療院で働く治療師の一人、名前はルーシー。
クエストで大怪我したハンター達の治療に毎日、忙しい。そんなある日、騎士の格好をした一人の男が運び込まれた。
貴族のお偉いさんを魔物から護った騎士団の団長さんらしいけど、その場に置いていかれたの?でも、この傷は魔物にヤられたモノじゃないわよ?
魔法のある世界で亡くなった両親の代わりに兄妹を育てるルーシー。彼女は兄妹と静かに暮らしたいけど何やら回りが放ってくれない。
ルーシーが気になる団長さんに振り回されたり振り回したり。
私の生活を邪魔をするなら潰すわよ?
1月5日 誤字脱字修正 54話
★━戦闘シーンや猟奇的発言あり
流血シーンあり。
魔法・魔物あり。
ざぁま薄め。
恋愛要素あり。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる