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皇帝との出会い
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十代百五十年続く恵国の京師より南に二十里。内陸部に桑年という小さな城郭(まち)がある。
桑年の傍にある亀丘には、桃の花がたくさん植えられ、春の盛りを迎えると、大陸随一と言われるほどの雄壮な景観を見ることができる。
植えられた大樹同士の枝が重なり合うことで、盛り咲く花々はまるで大きな雲のよう。それが風に揺れる様は、まさに今にも天高く舞い上がらんばかり。
普段は花見客で賑わうものの、今日は酔客やら子どもやら若い女性たちのさんざめく声は一切、聞こえない。
その代わり、物々しい行列が丘を昇っていく。
(あれが……)
藪の中で身を伏せていた晶蒼花は息を詰めながら、じっと様子を窺う。
恵国皇帝の一行だ。
掲げられた旗が――禁中であること示す黄色地に昇竜――春風にまきあげられて翩翻とする。
さらに何十人という兵士の列が延々と伸び、二台の馬車、そして遠目から見ても華やかな装いの女官、そして再び兵士が続く。
一台の馬車は黄色の衣笠で覆われ、それに続くもう一輌は地味な色合いの、特別とも思えないようなものだった。
一行が桃の花の下で停まると、やがて、女性たちのざわめきが流れてくる。兵士たちは宴の邪魔にならないよう遠巻きに守っている。
(いい気なもんねっ)
心の中で吐き捨てながら、鼓動は早鐘を打つ。
それでも決意が鈍ることはなかった。
危険を冒してわざわざここまでやってきたのだ。
道中の険しさを示すかのように、蒼花のまとう衣はところどころすり切れ、破れ、汚れている。
それも逃げ出して来た屋敷から適当に見繕った襦裙なだけにだぶついているから、袖や裾をいくつも織り上げている。
こんな色気もへったくれもないからこそ女一人が、大過なく旅ができたともいえた。
蒼花は懐に隠し持っている短剣の感触をしっかりと確かめながら、地面に這いつくばりながらじりじりとゆっくり近づくにつれ、身を隠す藪も少なくなる。
状態を低くして、できるかぎり近くへ――。
「誰ですかっ!」
女官の一人が蒼花に気づいて声を上げる。
蒼花は一気に上体を起こして駆け上がった。
留めようとする女官や、反応の遅い兵士たちをぶっちぎり、用意された酒や魚を蹴立て、優雅にも野外ながら周囲に黄色い幕に天蓋を張った一画へ乱入した。
「父様と母様の仇……っ!」
叫びをあげて、隠し持っていた刃物を振り上げる。
しかしすっかり失念していた。
当然、幕の中にも当然、兵がいるはずなのに。
背中に膝を突き立てられ、黄色い敷物に顔が埋まらんばかりに押しつけられる。
外にも武装した兵士たちが駆けつけていた。
(もう、だめ……)
胸の中で呟きながら、かすかに喜んでもいた。
これで両親の元へ旅立てるのだから。
そんなことを考えながら目の前にいる青年と、老婆は粛然と佇んでいた。その顔には、突然の乱入者に対する驚きは微塵もない。
京師の外で何が起きているのかまったく考えもせず、悠長なことをしているこの国のいただきにたつ人。
「私はお前の両親を殺した覚えなどないが」
青年のほうが不意に言った。
もう、どうとでもなれとばかりにまくしたてる。
「私の父様はあんたに兵隊にいけって命令されて、それかずっと帰ってこなかった! 畑を耕す人がいなくなって、母様は身体が弱いのに街に働きに出て……それで、病気になって死んでしまったのよ! 私は人買いに売られたんだっ!」
「それで、両親の仇か」
「陛下、いかがされますか。この小娘」
蒼花を取り押さえた兵士が言う。
青年は後ろの老婆を振り返った。
村にいた老人たちと同じように皺くちゃの顔をしているくせに、目の中にある光の迫力は桁違いだ。
村の老人たちにはよくいたずらをしてこっぴどく叱られてげんこをもらったことは何度もあるが、目の前の老人はそれではすまないような気がした。
「子どもじゃないか。離してやろう」
男が言った。
「あんただって子どもだろ!」
「皇帝陛下に無礼であろう!」
「むぅっ!」
顔をあげて罵倒すると、思いっきり頭を地面に押しつけられてしまう。
「やめろといっているだろう。手を離して……」
「皇帝陛下」
老婆が口を開く。その声は凛然として、この場の誰よりも威厳に溢れているように、蒼花には聞こえた。
「ここは私に」
「はい」
皇帝はあっさりと引き下がった。
老婆の強い眼差しが向けられる。
それこそ心臓を一刺しされたかと錯覚せんばかりだった。
「お前、名は?」
「晶蒼花」
「字は書けるかい?」
頷く。
自分の名前だけは読み書きできた。
両親が「村のお偉い人につけてもらったんだよ」とその村長から、蒼花が誕生したときに渡された、竹に記された墨の字を見せた。
蒼花は自分の名前くらい書きたいと、木の枝で地面に書いて練習をしたのだった。
「青い空の下に咲く花のように、強く生きられるようにって言うんだ」
そう、両親は顔をくしゃくしゃにして教えて暮れた。
そのときのことを思い出し、胸が震える。
「どうした?」
「……なんでもない」
泣くまいと口を一文字にして、紙、硯、筆が渡されると、書いてみせた。
老婆はそれを見ると、小さく頷く程度で、
「人買いに売られたと言ったね。どうやってここまできたんだ?」
と尋ねてきた。
「……人買いから、商人に買われた。そこから抜け出してきた」
「ほう」
老婆は関心したように声をあげる。
「どうやって抜け出した。奴隷に逃げられたとなれば恥だ。相当、監視は厳しかったろう」
「頭を使ったんだ」
「話してみよ」
皇帝の横でふんぞりかえった偉そうな老婆のしわくちゃな顔にぶつけてやる思いで、蒼花は口を開いた――。
桑年の傍にある亀丘には、桃の花がたくさん植えられ、春の盛りを迎えると、大陸随一と言われるほどの雄壮な景観を見ることができる。
植えられた大樹同士の枝が重なり合うことで、盛り咲く花々はまるで大きな雲のよう。それが風に揺れる様は、まさに今にも天高く舞い上がらんばかり。
普段は花見客で賑わうものの、今日は酔客やら子どもやら若い女性たちのさんざめく声は一切、聞こえない。
その代わり、物々しい行列が丘を昇っていく。
(あれが……)
藪の中で身を伏せていた晶蒼花は息を詰めながら、じっと様子を窺う。
恵国皇帝の一行だ。
掲げられた旗が――禁中であること示す黄色地に昇竜――春風にまきあげられて翩翻とする。
さらに何十人という兵士の列が延々と伸び、二台の馬車、そして遠目から見ても華やかな装いの女官、そして再び兵士が続く。
一台の馬車は黄色の衣笠で覆われ、それに続くもう一輌は地味な色合いの、特別とも思えないようなものだった。
一行が桃の花の下で停まると、やがて、女性たちのざわめきが流れてくる。兵士たちは宴の邪魔にならないよう遠巻きに守っている。
(いい気なもんねっ)
心の中で吐き捨てながら、鼓動は早鐘を打つ。
それでも決意が鈍ることはなかった。
危険を冒してわざわざここまでやってきたのだ。
道中の険しさを示すかのように、蒼花のまとう衣はところどころすり切れ、破れ、汚れている。
それも逃げ出して来た屋敷から適当に見繕った襦裙なだけにだぶついているから、袖や裾をいくつも織り上げている。
こんな色気もへったくれもないからこそ女一人が、大過なく旅ができたともいえた。
蒼花は懐に隠し持っている短剣の感触をしっかりと確かめながら、地面に這いつくばりながらじりじりとゆっくり近づくにつれ、身を隠す藪も少なくなる。
状態を低くして、できるかぎり近くへ――。
「誰ですかっ!」
女官の一人が蒼花に気づいて声を上げる。
蒼花は一気に上体を起こして駆け上がった。
留めようとする女官や、反応の遅い兵士たちをぶっちぎり、用意された酒や魚を蹴立て、優雅にも野外ながら周囲に黄色い幕に天蓋を張った一画へ乱入した。
「父様と母様の仇……っ!」
叫びをあげて、隠し持っていた刃物を振り上げる。
しかしすっかり失念していた。
当然、幕の中にも当然、兵がいるはずなのに。
背中に膝を突き立てられ、黄色い敷物に顔が埋まらんばかりに押しつけられる。
外にも武装した兵士たちが駆けつけていた。
(もう、だめ……)
胸の中で呟きながら、かすかに喜んでもいた。
これで両親の元へ旅立てるのだから。
そんなことを考えながら目の前にいる青年と、老婆は粛然と佇んでいた。その顔には、突然の乱入者に対する驚きは微塵もない。
京師の外で何が起きているのかまったく考えもせず、悠長なことをしているこの国のいただきにたつ人。
「私はお前の両親を殺した覚えなどないが」
青年のほうが不意に言った。
もう、どうとでもなれとばかりにまくしたてる。
「私の父様はあんたに兵隊にいけって命令されて、それかずっと帰ってこなかった! 畑を耕す人がいなくなって、母様は身体が弱いのに街に働きに出て……それで、病気になって死んでしまったのよ! 私は人買いに売られたんだっ!」
「それで、両親の仇か」
「陛下、いかがされますか。この小娘」
蒼花を取り押さえた兵士が言う。
青年は後ろの老婆を振り返った。
村にいた老人たちと同じように皺くちゃの顔をしているくせに、目の中にある光の迫力は桁違いだ。
村の老人たちにはよくいたずらをしてこっぴどく叱られてげんこをもらったことは何度もあるが、目の前の老人はそれではすまないような気がした。
「子どもじゃないか。離してやろう」
男が言った。
「あんただって子どもだろ!」
「皇帝陛下に無礼であろう!」
「むぅっ!」
顔をあげて罵倒すると、思いっきり頭を地面に押しつけられてしまう。
「やめろといっているだろう。手を離して……」
「皇帝陛下」
老婆が口を開く。その声は凛然として、この場の誰よりも威厳に溢れているように、蒼花には聞こえた。
「ここは私に」
「はい」
皇帝はあっさりと引き下がった。
老婆の強い眼差しが向けられる。
それこそ心臓を一刺しされたかと錯覚せんばかりだった。
「お前、名は?」
「晶蒼花」
「字は書けるかい?」
頷く。
自分の名前だけは読み書きできた。
両親が「村のお偉い人につけてもらったんだよ」とその村長から、蒼花が誕生したときに渡された、竹に記された墨の字を見せた。
蒼花は自分の名前くらい書きたいと、木の枝で地面に書いて練習をしたのだった。
「青い空の下に咲く花のように、強く生きられるようにって言うんだ」
そう、両親は顔をくしゃくしゃにして教えて暮れた。
そのときのことを思い出し、胸が震える。
「どうした?」
「……なんでもない」
泣くまいと口を一文字にして、紙、硯、筆が渡されると、書いてみせた。
老婆はそれを見ると、小さく頷く程度で、
「人買いに売られたと言ったね。どうやってここまできたんだ?」
と尋ねてきた。
「……人買いから、商人に買われた。そこから抜け出してきた」
「ほう」
老婆は関心したように声をあげる。
「どうやって抜け出した。奴隷に逃げられたとなれば恥だ。相当、監視は厳しかったろう」
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