物語!

お話の世界

文字の大きさ
1 / 29

神話

しおりを挟む
神は人間に2つのものを与えた。

一つは絶対的自由な世界。

そして、もう一つは絶対的制限の世界である。

お互いは依存しあって、より良いものへと変化したり、悪いものへと変化していく‥。

ところで、この世界には、神が居た。

けれども、それは不完全であり、全知全能とは程遠いものだった。

だが、目指しているものがある。

それは、理想の世界。

どうすれば理想の世界を作れるか、どうすれば喜びのそれに変えられるのか‥。

試行錯誤していた。

中々見つからないが、ゴールはいつも定まっていた。

それはすべてが同時に許容される、自由な世界である。

制限された中でありながら、そのゴールにどうやって辿り着こうか、必死にもがいた。

そして、思ったのである。

そもそもが叶っていたのかもしれない。と。

ただ、それは一部でしかなく、全てが同時であったのならばそれは本当に存在してると言える。

存在の概念については様々あるものの、実際に起こった過去も全てに差はない。

色々な世界があるからこそうまれてくるそれらがあった。

理想の世界を思うこと、それ自体に自由はない。夢を叶えることにだって自由はないし、何か概念的な存在しない分類に属することが自由とも言えるとは思えない。

では、自由とは何なのか?

一人一人が持っているはずで、自ら手放したり、それを感じているもの。

それこそが自由だと考えた。

では、この世界は何なのか?

自由でない世界なのか?

しかし、幸福というものは、制限された中にもうまれる。

それは自らが望み、そして、より良いものに目を向け、現状に満足することだった。

誰からも束縛することなく、自分を大事にでき、他人も大事に思える。

不可能にも思えることが、人それぞれを幸せにし、喜びとは何かを改めて考えさせる。

それは誰かによって誘導された結果ではなく、自らが喜びに気付く必要があるのだ。

本当の喜びとは、外側にあるのではなく、内側にある。

喜ぶのは相手ではなく自分。

そして、本当にいいものとは、他人によって気付かされるのではなく、自らがいいものと気付くこと。

話は戻るが、この世界に自由はない。

しかし、だからこそ、全てが同時にであるならば、それは自由を形作れる。

さぁ、物語を作ろう。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

あるフィギュアスケーターの性事情

蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。 しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。 何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。 この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。 そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。 この物語はフィクションです。 実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。

まなの秘密日記

到冠
大衆娯楽
胸の大きな〇学生の一日を描いた物語です。

ちょっと大人な体験談はこちらです

神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない ちょっと大人な体験談です。 日常に突然訪れる刺激的な体験。 少し非日常を覗いてみませんか? あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ? ※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに  Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。 ※不定期更新です。 ※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。

夫婦交換

山田森湖
恋愛
好奇心から始まった一週間の“夫婦交換”。そこで出会った新鮮なときめき

JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――

のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」 高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。 そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。 でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。 昼間は生徒会長、夜は…ご主人様? しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。 「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」 手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。 なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。 怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。 だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって―― 「…ほんとは、ずっと前から、私…」 ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。 恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。

ママと中学生の僕

キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。

処理中です...