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本章1 ウォータリア編

No42.忘却の姫4

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ゲンゾウ
「案山子の兵隊いけ!」

アクア
「レイ!」

「ホーリーラッシュ!」

ポコ
「いくっス!シャドーランス!」

「くっそ、実体がないのかこいつら叩いてもあまり感覚がないぞ」

ゲンゾウ
「ふむ、今まで戦ってきた奴とはどことなく違う気が」

「そう言われてみれば何となく……」

先生
「ふむ、もしや……しかし!今は時間がないんじゃ!おい!そこのさっきから黙って逃げようとしてる奴」

ムー
「!」

先生
「存在を消そうとしても無駄じゃ!ダインとっとスピリットテラーして倒せ」

ムー
「私関係ないでしょ!もう開放して!」

先生
「ああ?文句でもあるのか」

ムー
「ありません(涙)」

先生
「ダインささっとやれ」

ムー
「もう煮るなり焼くなり好きにしない!」

「あ、はい」

俺はスキルをアクティブにしてムーさんを憑依させる。

先生
「お前ならアイツ等なんぞお手のものだろ早く倒せ!」

ムー
「そんな初めての敵なん・・・だ・・・?アレ似た様なの見たことある気が、ダイン!今から技のイメージを送るから使いなさい」

「え?はい」

ムー
「行くわよ!」

「ハイプレッシャーG」

突如敵を中心に空間が圧縮されたような感じになり敵が押しつぶされていく。


ムー
「よっしゃ!」

「すごいですね」

ムー
「へへへ~そうでしょう、あいつらは圧力に弱かったのよね」

「そうなんですね」

先生
「それより、弱点がわかったんじゃ!ドンドン進むぞ」

そこからはムーさんの技を連打することで問題なく敵を駆逐しながら進むことが出来た。

ポコ
「すごいっすね!自分ここまで来たの初めてっす!」

トゥシエ
「う~ん、これじゃあ技伝授する前に終わっちゃいそうね」

ゲンゾウ
「おや?あそこは」

そこには大きな扉があった。

「なにか文字がBOT……?なんか字が擦れててこれ以上先が読めないな」

ポコ
「確かこの奥っす!初代の族長が言ってった扉は多分コレっす!」

アクア
「確かに隙間からなにか光る物がみえますね」

「よし!そしたらこの扉を……あれ?開かない」

ポコ
「そうなんすか?」

先生
「ええい!どけ!うおおお!」

先生が勢いよく斬りかかり扉をこじ開けると……

「うおおお!なんだこの黒煙は」

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