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本章1 ウォータリア編

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その後、先に進んでみたが情報通り雪崩によるせいか道が塞がれておりそれ以上進むことができなかった。

ヨッジー
「情報通りだな、これは一旦戻って街から転移した方が早いな」

「ふむ、町からよりこっちの方が火山には近いんだが仕方ないな」

ゲンゾウ
「急がば回れか」

渋々町に変えるとチェインさん達はすでに出発していたが、ここを気に入ったプレイヤー達は止まり根城にしているものが多いためかなりの人数がいた為、これまで経緯を話しながら町から*転移する趣旨を伝えると思ってもいない情報が、それはトルシテンから火山への道が火山の噴火により溶岩と火柱により完全に遮断されておりとてもじゃないが近づけないとのことだった。

「これは…どうしていいやら」

ヨッジー
「怪しいな」

「?」

ヨッジー
「考えてみろよ、問題がありそうな火山への経路が両方とも遮断されるなんて怪しいフラグ立ちまくりだろ」

ウィズ
「ですね」

アネゴ
「しかし、どっちからもいけないとなると手の打ちようが」

先生
「心頭滅却すれば火もまた涼し!溶岩をダメージ覚悟で」

「無理無理!即死ですって」

ウィズ
「床ダメージを抑える呪文はあるんですが、溶岩と火柱だとちょっと無理だと思います。」

ヨッジー
「だな」

ゲンゾウ
「となると、雪山の方から攻めるしかないかの」

ヨッジー
「マグマよりはマシだな」

「しかし、あんだけ埋まってるとなると」

ウィズ
「もしかしたらあの道以外にも抜け道があるかもしれませんし、とりあえずマップの端を徹底的に捜索するのがよさそうですね」

「ですね、そうなると防寒具やナタとか木を伐採するような工具も用意しないと」

すると……

ゲンゾウ
「やるか」

ゲンゾウさんの目が光った!これは絶対に作るパターンだ!買うじゃだめなのか~と目で訴えてみたが……

「はい……」

自分で作れるものは自作することになり、俺とゲンゾウさん以外はその買い出しをしてもらい準備を整えた。
そして冬山登山のようにマップの端を末端からローラー作戦で調べるというまるで探検家のような状態で調べ上げることゲーム内の時間で丸2日たったが通り道らしきものはなく、巨大な壁のような山によって登ることも出来ない所や、木々が絶対に切れない仕様になっており前進できなかったりと絶望しているなかマップの端の森しかないエリアにそれは突然現れた、まるでベースキャンというかある種テント村ような場所が突如俺たちの目の前に現れた。

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