【R18】Hでショタな淫魔くん♡淫らな大冒険♡美形の兄たちに毎晩溺愛されてます!【完結】

瀬能なつ

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愛と裏切りとお仕置きと

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「ふぅ……ッ」

 さっきから僕はビルの屋上から、双眼鏡を手にして、とある景色を覗いていた。

 双眼鏡のレンズに映っているのは、とある建物の薄曇りの窓ガラスの奥。
 その隙間からは、ムキムキの裸の人間の男の人たちが見えた。

 その建物に掲げられている看板には、

「緑町健康ランド ワクワク温泉サウナ」と書いてある。

 どうやらここは、人間が体力を回復するために通う所らしい。

 随分と気持ちが良い場所らしく、男の人たちは、前を隠そうともせずに、みんな各々リラックスして寛いでいた。

 (ああああっ!美味しそうっ!!!!!)

 双眼鏡でムキムキの身体のお兄さん達を眺めていると、思わずヨダレが零れそうになる……

 美味しそうな人間に我慢出来なくて、思わずフラフラと“サウナ”と書かれビルに近づこうとすると、僕の肩の付近に飛んでいた、目玉にコウモリの羽が生えた妖魔がキーキーと声を上げた。

 その声を聞いて、ハッと足を止める。

 この妖魔はレイ兄さまが僕を監視するために放った使い魔だった。

 レイ兄さまにベッドの上でお仕置きを受けてから1ヶ月たち、ようやく一人での外出を許されるようになったけど、兄さまは僕に監視をつけるのを忘れなかった。

 僕の半径3m以内に人間が近づくと、この使い魔がすぐにレイ兄さまに知らせる仕組みになっている。

「はぁ……」

 ため息をつくと、それでも美味しそうな人間のカラダを諦められなくて、再び双眼鏡をサウナに向かって構える。

 すると、双眼鏡には裸の人間の男の人じゃなくて、なぜか、ボヨンと女の人の巨大なおっぱいが映し出された。

 密かな愉しみを邪魔された僕は、苛々しながら双眼鏡を外す。

 すると目の前には、真っ黒いボンテージに身を包んだ淫魔が、妖艶にこちらに向かって笑いかけていた。

「こんにちは。ねぇ、そこのボク、お姉さんとちょっと遊んでみない?」

 淫魔は僕の体を見つめながら、赤い舌をチロリと出して、舌なめずりする。

「興味ない。それよりも、そこをどいてオバサン。前が見えない」

 僕が素っ気なくそう言うと、僕に向かって妖艶に笑いかけていた淫魔が突如、般若の形相になる。

「誰が、“オバサン”ですって?!?!!」

 さっきまで甘ったるい声を出していた淫魔が、地獄のようなうなり声をあげる。

「二度とアタシにそんな口きけないようにしてやる!」

 淫魔はそう叫ぶと、パチン!と指を打ち鳴らした。
 その瞬間、

「うっ! うわっ!!」

 僕の体に黒いリボンのようなものがグルグルと巻きつき、僕の身体は身動きが取れなくなる。おかげでバランスが取れなくなった僕の体は、後ろにドスン!と尻餅をついた。

「いっ、痛いっ!」

 お尻に鈍い痛みが走る。
 その倒れた僕の身体を、淫魔は軽々とひょいと抱き上げた。

 異変を感じ取ったレイ兄さまの使い魔が、淫魔に向かってキーキーと威嚇すると、淫魔はパタパタと騒いでいる目玉コウモリに向かって、「フウーーーッ」と甘ったるい息を吹きかける。
 すると、目玉コウモリはグルグルと目を回し、パタンとその場に倒れ落ちて、ヒクヒクと痙攣をして動かなくなった。


 そして、淫魔は僕を抱えたまま空を飛び、僕を何処かへと連れ去った。

「離せったら、離せっ!!」

 動けないながらも必死でバタバタと抵抗しても、淫魔は気にせずに飛び続ける。それから、とある廃工場へと降り立った。
 工場の中は荒れ果てていて、当然ながら人の気配はない。
 淫魔は僕をさびれた薄暗い廃工場の中の中央まで運ぶと、ドサッと僕の身体を放り投げた。

「いたっ! 痛たたっ!」

 もう!これ一体なんなのっ?!!!
 一体、何が起こっているのかさっぱり分からなかった。

「さぁ、“お姉さん”と一緒に楽しいことして遊びましょう。坊や」

 淫魔は妖しくニヤリと笑うと、拘束されたまま必死で逃げだそうとしている僕に向かって、再びパチン!と指を鳴らす。
 すると、僕の身体に巻き付いていた黒いリボンごと、僕の服は粉々になって砕け散った。

「っあ!!」

 僕は完全に裸になって、淫魔の視線に曝される。

「や、やだっ」

 必死で立ち上がろうとする僕の身体の上に、トスンと淫魔が覆い被さって、魔法で僕の手足を抑えつける。

「怖いことなんて何もないのよ、坊や。ただ気持ちよくなるだけよ」

 淫魔はニヤリと笑って、その真っ赤な唇を舌で再びペロリと舐める。まるで、これから食べるご馳走を待ちきれない……といった雰囲気だった。

 僕の身体の上を淫魔の手が撫でるように滑る。
 そして、その手は下へ下へと伸びてゆき、ぎゅっと僕のペニスを握りしめる。

「ひゃん……!!! そんなトコ触んないでよっ!」

 僕の抗議など気にせずに、淫魔はぎゅうぎゅうと扱き続ける。

「緊張しないで、坊や」

 耳元で淫魔は、ねっとりと囁きながら僕のペニスを握りしめるけれど僕のペニスは小さく縮こまったままだった。

 一向に固くならない僕のペニスを見て、淫魔は小さくチッと舌打ちをすると、今度はパクリ!と僕のペニスを口に含む。
 ネチョネチョとした淫魔の舌が僕のペニスに絡みついてきたけど、ただただ気持ち悪いだけだった。

「やだ! やだ!! もう離してよ!」

 半べそで訴えても、淫魔は聞き入れずに僕の縮んだペニスをしゃぶり続ける。吸ったり、先端を舐めたり、男をイチコロに籠絡する淫魔のありとあらゆるテクニックを駆使しても、僕のペニスは小さくしぼんだままだった。

 淫魔の顔がだんだんと苛ついた表情になり、とうとう諦めて、僕のペニスを口から離す。

 やっと解放される! と、ほっとしたのもつかの間だった。

 淫魔は何やら呪文を唱えると、指をパチンと打ち鳴らす。
 次の瞬間、持ち主の意思に反して、僕のペニスはピンっ!と固く勃ちあがってしまった。

 それを見た淫魔は、やっと満面の笑みを浮かべる。

「さぁ、たっぷりと楽しませてちょうだい」

 淫魔は僕のペニスの根元を握りしめると、淫魔の秘所の入口にそっと当てる。そこは既にヌルヌルと湿っていた。

「う、うそ! やだ! やだ!! やだ!!」

「あなたの精液をたっぷりといただくわね」

 ウキウキとした声と共に、僕のペニスがグイっと淫魔の体内に呑み込まれようとした、まさにその瞬間、

「そこまでにするんだ。その子は異性愛者ヘテロじゃない」

 低い声が上から僕たちに向かって降ってきた。
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