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星影のセレナーデ
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「美雨」
優しく名前を呼ばれて、瞳をとじると、先輩の唇が、ちゅっと啄むようにおりてくる。
そっと舌を差し出すと、先輩はそれを吸い取るようにして、自分の口の中に入れる。
二人の舌はダンスをするようにして絡み合った。
やがて、先輩の手は下へ下へとおりてきて、やんわりと立ち上がった美雨の蜜芯に辿り着く。
包み込むように握ると、すぐにそれは硬くなって、先端からトロトロと蜜を零しはじめる。
「本当に感じやすいね、美雨は」
先輩の嬉しそうな声が響く。
「っあん… 」
キュッキュッと久しぶりに先輩に扱かれたソコは、ブルッと震えて簡単に蜜を吐き出した。
吐き出された蜜を先輩は指にたっぷりとからめると、この間、荒々しく蹂躙したそこに、今度は優しく差し込んで、やわやわと解してゆく。
「美雨、痛む?」
気遣う先輩の声に、美雨は首を横に振る。
「ううん。大丈夫」
美雨の返事を聞くと、先輩は安心したように、指を二本、三本と増やして出し入れする。
先輩が美雨の表情を窺うと、美雨はうっとりとしたように先輩の指が与える感触を楽しんでいた。
やがて、そこは柔らかくほぐされて、準備がすっかりと整った。
「美雨、これから挿れるけど、痛かったらすぐに言ってね」
そう言うと、美雨は一瞬緊張した面持ちを見せる。
「美雨、大きく息を吐いて」
言われた通りに美雨が息を吐くと、体が緩んだ隙に、
美雨の真っ白なお尻に、ピタリと押し当てた熱い雄芯をゆっくりゆっくりと埋め込んでゆく。
「あっ……ああん……」
(先輩が…僕のなかに…入ってくる……)
敏感な部分を広げられる痛みで、美雨はシーツをギューッと握りしめる。
先端の一番大きな部分が入ったところで、一度、挿入が止まる。
「痛い?」
先輩に聞かれて、美雨は、ううんと首を横に振るけれど、その顔には痛みで脂汗が浮いていた。
先輩は美雨のくたんとなっているペニスを握ると、ぎゅっぎゅっと扱いてやる。
「あっ、あん… 」
美雨が気持ちよさそうに喘いだ隙に、再び、グいっと雄芯を押し込む。
「ああっ!」
美雨が体を捩らせると、すかさず美雨のペニスを掴んで扱く。
これを何度か繰り返して、ようやく全てを埋め込んだ。
「美雨、全部入ったよ」
美雨が目を開けると、先輩はハァハァと汗をかきながら嬉しそうに美雨を見つめていた。
先輩とひとつになれて、嬉しくて、美雨の瞳に涙が滲む。
「キスして… 先輩」
ねだるように言うと、先輩は体を倒して
チュッとキスをし、そのまま小さく腰を動かしはじめる。
「あっ… あんん」
ジンジンとした痛みと快楽が体の奥から湧き上がり、思わず喘ぎ声を洩らすと、先輩は少し感動したように、「美雨!美雨!」と掠れるような声で叫んで、ぎゅっと美雨の小さな体を抱きしめる。
美雨の体の中は、熱くてトロトロで、信じられないくらいに気持ち良くて、少し腰を動かしただけで、あっという間にもっていかれそうになる。
「美雨のナカ、凄い……」
「っぁあん… 先輩、気持ちいい…… やぁぁああああんん」
美雨は淫らに喘ぎながら呟く。先輩はますます腰を大きく打ちつけ、美雨の中の快感も、どんどんと、大きくなった。
いつの間にか立ち上がった美雨のペニスからは、先輩に抱かれている悦びで、トロトロと蜜が零れだして、先輩のお腹を濡らして淫らしく汚した。
「美雨の中、凄く熱くて、ギュウギュウと締め付ける…… 」
先輩は余裕無く呟く。
優しく名前を呼ばれて、瞳をとじると、先輩の唇が、ちゅっと啄むようにおりてくる。
そっと舌を差し出すと、先輩はそれを吸い取るようにして、自分の口の中に入れる。
二人の舌はダンスをするようにして絡み合った。
やがて、先輩の手は下へ下へとおりてきて、やんわりと立ち上がった美雨の蜜芯に辿り着く。
包み込むように握ると、すぐにそれは硬くなって、先端からトロトロと蜜を零しはじめる。
「本当に感じやすいね、美雨は」
先輩の嬉しそうな声が響く。
「っあん… 」
キュッキュッと久しぶりに先輩に扱かれたソコは、ブルッと震えて簡単に蜜を吐き出した。
吐き出された蜜を先輩は指にたっぷりとからめると、この間、荒々しく蹂躙したそこに、今度は優しく差し込んで、やわやわと解してゆく。
「美雨、痛む?」
気遣う先輩の声に、美雨は首を横に振る。
「ううん。大丈夫」
美雨の返事を聞くと、先輩は安心したように、指を二本、三本と増やして出し入れする。
先輩が美雨の表情を窺うと、美雨はうっとりとしたように先輩の指が与える感触を楽しんでいた。
やがて、そこは柔らかくほぐされて、準備がすっかりと整った。
「美雨、これから挿れるけど、痛かったらすぐに言ってね」
そう言うと、美雨は一瞬緊張した面持ちを見せる。
「美雨、大きく息を吐いて」
言われた通りに美雨が息を吐くと、体が緩んだ隙に、
美雨の真っ白なお尻に、ピタリと押し当てた熱い雄芯をゆっくりゆっくりと埋め込んでゆく。
「あっ……ああん……」
(先輩が…僕のなかに…入ってくる……)
敏感な部分を広げられる痛みで、美雨はシーツをギューッと握りしめる。
先端の一番大きな部分が入ったところで、一度、挿入が止まる。
「痛い?」
先輩に聞かれて、美雨は、ううんと首を横に振るけれど、その顔には痛みで脂汗が浮いていた。
先輩は美雨のくたんとなっているペニスを握ると、ぎゅっぎゅっと扱いてやる。
「あっ、あん… 」
美雨が気持ちよさそうに喘いだ隙に、再び、グいっと雄芯を押し込む。
「ああっ!」
美雨が体を捩らせると、すかさず美雨のペニスを掴んで扱く。
これを何度か繰り返して、ようやく全てを埋め込んだ。
「美雨、全部入ったよ」
美雨が目を開けると、先輩はハァハァと汗をかきながら嬉しそうに美雨を見つめていた。
先輩とひとつになれて、嬉しくて、美雨の瞳に涙が滲む。
「キスして… 先輩」
ねだるように言うと、先輩は体を倒して
チュッとキスをし、そのまま小さく腰を動かしはじめる。
「あっ… あんん」
ジンジンとした痛みと快楽が体の奥から湧き上がり、思わず喘ぎ声を洩らすと、先輩は少し感動したように、「美雨!美雨!」と掠れるような声で叫んで、ぎゅっと美雨の小さな体を抱きしめる。
美雨の体の中は、熱くてトロトロで、信じられないくらいに気持ち良くて、少し腰を動かしただけで、あっという間にもっていかれそうになる。
「美雨のナカ、凄い……」
「っぁあん… 先輩、気持ちいい…… やぁぁああああんん」
美雨は淫らに喘ぎながら呟く。先輩はますます腰を大きく打ちつけ、美雨の中の快感も、どんどんと、大きくなった。
いつの間にか立ち上がった美雨のペニスからは、先輩に抱かれている悦びで、トロトロと蜜が零れだして、先輩のお腹を濡らして淫らしく汚した。
「美雨の中、凄く熱くて、ギュウギュウと締め付ける…… 」
先輩は余裕無く呟く。
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