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人族のところまでお出かけ 1
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柚琉視点
「はやくはやく!!」
「ゆーず。帽子忘れてる」
「あっ!!」
直にぃにのところに駆け寄ると帽子をかぶせてくれた。
「これは脱いじゃダメだよ?」
「はーい」
「おてても離さないでね?」
「はーい。…はやく」
「おやつとジュースは持った?」
「このなか!!」
今日のために用意してくれたうさぎさんのカバンに入ってるの。
あのねあのね!!
訓練いっぱいしたからね、お出かけできるの!!
「じゃあ行こうか」
「うん!!」
「うわぁ…!!ひといっぱい!!おっきい!!」
「かなり栄えてる街だからね。柚はどこに行きたいかな」
「あっち!!」
「あ、待って!!」
おててを離して行きたい方に走った。
だってお外楽しいんだもん!!
「ふわぁ…」
きらきらいっぱいだぁ…。
「どこに走っていくかと思えば…ケーキ屋か。柚はまだ食べれないよ?」
「なんで?」
「まだおやつしか食べてない子が何言ってるの。お肉も食べられるようになってからね」
「はぁい…」
おにくあんまり美味しくないもん。
「公園にでも行こうか」
「こーえん?」
「お庭みたいなところだよ」
お庭っ!!
ちょうちょさんいる?
お花いっぱいある?
「にぃにうそつき」
「え?…あぁ、うちの庭とはちょっと違うもんね」
お花いっぱい違った。
ちょっとしかない。
代わりに変なのがいっぱいある。
「あれは遊具っていうんだよ。遊ぶための…なんだろ…おもちゃとは違うし…建物?建造物とかいっても柚わかんないし…」
「あそぶの?」
「そうだよ。ついててあげるから遊んでみる?」
「うん…」
にぃににぎゅってしながら遊具の方へ行った。
僕よりおっきい子がいっぱいいた。
みんなしっぽも何にもない。
「人族の子供だよ。この子とも一緒に仲良くしてくれる?」
「新しい友達かー?」
「一緒に遊ぶ?」
「ひゃっ」
急に来たのが怖くてにぃにの後ろに隠れちゃった。
「魔族なの?」
「そうだよ。しっぽは痛いから触らないでね」
「「はぁい」」
「にぃに…」
「大丈夫だよ」
こわい…。
「ほら、柚も遊びに行っていいんだよ?」
「やぁ!!にぃにと!!にぃにいっしょ!!」
「…え?にぃにも?」
ダメ?
にぃにいつも一緒に遊んでくれるのに。
「んー…にぃににはちょっと小さすぎるかな」
「なんで…にぃに!?」
にぃには僕を抱っこすると遊具の上にぽん、と置いてしまった。
「にぃに!!にぃに!!」
「ほら、こっちにいるから。大丈夫だよ」
赤色の坂の下のところににぃにはいた。
「こあい、こあいの!!」
「怖い?じゃあ一緒に滑ろうか」
先に遊具にいたお姉ちゃんが僕をぎゅってして赤色の坂に座った。
「滑り台はね、こうやってしゅーって滑るんだよ」
お姉ちゃんがちょっと前に出るとそのまま下まで滑って行った。
「う…にゅ?こあくない」
「ね?他にも楽しいのいっぱいあるよ。こっちおいで」
「うん!!」
にぃににカバンをあげて僕はお姉ちゃんについて行った。
滑り台、ブランコ、鉄棒、ジャングルジム、シーソー。
ぜーんぶお姉ちゃんが一緒に遊んでくれた。
「おねえちゃんありがと!!」
「お姉ちゃん…えへへ」
「はやくはやく!!」
「ゆーず。帽子忘れてる」
「あっ!!」
直にぃにのところに駆け寄ると帽子をかぶせてくれた。
「これは脱いじゃダメだよ?」
「はーい」
「おてても離さないでね?」
「はーい。…はやく」
「おやつとジュースは持った?」
「このなか!!」
今日のために用意してくれたうさぎさんのカバンに入ってるの。
あのねあのね!!
訓練いっぱいしたからね、お出かけできるの!!
「じゃあ行こうか」
「うん!!」
「うわぁ…!!ひといっぱい!!おっきい!!」
「かなり栄えてる街だからね。柚はどこに行きたいかな」
「あっち!!」
「あ、待って!!」
おててを離して行きたい方に走った。
だってお外楽しいんだもん!!
「ふわぁ…」
きらきらいっぱいだぁ…。
「どこに走っていくかと思えば…ケーキ屋か。柚はまだ食べれないよ?」
「なんで?」
「まだおやつしか食べてない子が何言ってるの。お肉も食べられるようになってからね」
「はぁい…」
おにくあんまり美味しくないもん。
「公園にでも行こうか」
「こーえん?」
「お庭みたいなところだよ」
お庭っ!!
ちょうちょさんいる?
お花いっぱいある?
「にぃにうそつき」
「え?…あぁ、うちの庭とはちょっと違うもんね」
お花いっぱい違った。
ちょっとしかない。
代わりに変なのがいっぱいある。
「あれは遊具っていうんだよ。遊ぶための…なんだろ…おもちゃとは違うし…建物?建造物とかいっても柚わかんないし…」
「あそぶの?」
「そうだよ。ついててあげるから遊んでみる?」
「うん…」
にぃににぎゅってしながら遊具の方へ行った。
僕よりおっきい子がいっぱいいた。
みんなしっぽも何にもない。
「人族の子供だよ。この子とも一緒に仲良くしてくれる?」
「新しい友達かー?」
「一緒に遊ぶ?」
「ひゃっ」
急に来たのが怖くてにぃにの後ろに隠れちゃった。
「魔族なの?」
「そうだよ。しっぽは痛いから触らないでね」
「「はぁい」」
「にぃに…」
「大丈夫だよ」
こわい…。
「ほら、柚も遊びに行っていいんだよ?」
「やぁ!!にぃにと!!にぃにいっしょ!!」
「…え?にぃにも?」
ダメ?
にぃにいつも一緒に遊んでくれるのに。
「んー…にぃににはちょっと小さすぎるかな」
「なんで…にぃに!?」
にぃには僕を抱っこすると遊具の上にぽん、と置いてしまった。
「にぃに!!にぃに!!」
「ほら、こっちにいるから。大丈夫だよ」
赤色の坂の下のところににぃにはいた。
「こあい、こあいの!!」
「怖い?じゃあ一緒に滑ろうか」
先に遊具にいたお姉ちゃんが僕をぎゅってして赤色の坂に座った。
「滑り台はね、こうやってしゅーって滑るんだよ」
お姉ちゃんがちょっと前に出るとそのまま下まで滑って行った。
「う…にゅ?こあくない」
「ね?他にも楽しいのいっぱいあるよ。こっちおいで」
「うん!!」
にぃににカバンをあげて僕はお姉ちゃんについて行った。
滑り台、ブランコ、鉄棒、ジャングルジム、シーソー。
ぜーんぶお姉ちゃんが一緒に遊んでくれた。
「おねえちゃんありがと!!」
「お姉ちゃん…えへへ」
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