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ちーずふぉんでゅ 1
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柚琉視点
「ふぁぁ!!」
「柚ちゃんと座っているのよ?」
「ちょんちょんするのはにぃにと一緒にやろうね」
「はやく!!はやく!!」
目の前には小さなお鍋。
とろとろのチーズがいっぱい入ってるの!!
「柚は最初何がいいかな」
「ういんな!!」
「じゃあやるよ」
長い棒に刺さったウインナーをチーズに入れた。
「柚?もう離していいんだよ?」
「や。いっぱい」
「…全部つけるの?」
「ん!!」
チーズの中にウインナーが隠れた。
「ふーふーして食べようね」
夏にぃにが棒からウインナーを外してちょっとカットして僕にフォークを持たせた。
「ふー、ふー!!」
「柚は猫舌だもの。この料理は不向きだったかもしれないわね」
「チョコフォンデュは冷えてるんだっけ」
「ふー!!」
「柚、にぃにがふーふーするね。柚はトマトでも食べて待ってて」
「おやさいやっ」
「…トマトも嫌いだっけ?」
「生がダメなのよ。加工してあれば大丈夫みたい」
「そうなの?…はい。こっちの冷めたからこれ食べててね」
「うん!!」
「…アレ出してあげて。確か作ってたはずよね?」
「はい」
ママはメイドさんに何か言ってた。
ういんなーおいちー。
「柚はこっちにしましょうね」
「う?」
ママは僕の前に何かを置いた。
「…ミニサイズの鍋?なんかマグカップぐらいの大きさしかないけど」
「下のコンロは保温程度しか温度が上がらないようになっているの。上の鍋の中身の温度を常に柚が食べられる熱さに保つために柊二と作ってたのよ」
「子供用の鍋ってこと?」
「正しくは柚用ね」
…これ僕の?
チーズない…。
「こっちの鍋から少し移すからちょうどいい温度になるまで待っててちょうだいね」
「これ鍋用の台?」
「コンロに手が触れないようにするためよ。熱で溶けない素材で出来ているし触っても火傷しないのよ。鍋の縁まで覆うように作ったし火傷の心配はないわ」
「柚だけでも出来るようになってるんだね。これいいね」
「にゅ?」
これ僕のお鍋?
猫ちゃんのお鍋…。
(カバーの柄が猫ちゃんなのである。鍋の縁の辺りのカバーに手足が描かれておりコンロを隠すカバーと組み合わせるとまるで鍋を猫が抱えているような見た目になるのだ)
「ままありがと!!」
「ふふ。どういたしまして」
いっぱいちーずふぉんでゅ食べる!!
「お野菜も食べてね?」
「やっ」
「ふぁぁ!!」
「柚ちゃんと座っているのよ?」
「ちょんちょんするのはにぃにと一緒にやろうね」
「はやく!!はやく!!」
目の前には小さなお鍋。
とろとろのチーズがいっぱい入ってるの!!
「柚は最初何がいいかな」
「ういんな!!」
「じゃあやるよ」
長い棒に刺さったウインナーをチーズに入れた。
「柚?もう離していいんだよ?」
「や。いっぱい」
「…全部つけるの?」
「ん!!」
チーズの中にウインナーが隠れた。
「ふーふーして食べようね」
夏にぃにが棒からウインナーを外してちょっとカットして僕にフォークを持たせた。
「ふー、ふー!!」
「柚は猫舌だもの。この料理は不向きだったかもしれないわね」
「チョコフォンデュは冷えてるんだっけ」
「ふー!!」
「柚、にぃにがふーふーするね。柚はトマトでも食べて待ってて」
「おやさいやっ」
「…トマトも嫌いだっけ?」
「生がダメなのよ。加工してあれば大丈夫みたい」
「そうなの?…はい。こっちの冷めたからこれ食べててね」
「うん!!」
「…アレ出してあげて。確か作ってたはずよね?」
「はい」
ママはメイドさんに何か言ってた。
ういんなーおいちー。
「柚はこっちにしましょうね」
「う?」
ママは僕の前に何かを置いた。
「…ミニサイズの鍋?なんかマグカップぐらいの大きさしかないけど」
「下のコンロは保温程度しか温度が上がらないようになっているの。上の鍋の中身の温度を常に柚が食べられる熱さに保つために柊二と作ってたのよ」
「子供用の鍋ってこと?」
「正しくは柚用ね」
…これ僕の?
チーズない…。
「こっちの鍋から少し移すからちょうどいい温度になるまで待っててちょうだいね」
「これ鍋用の台?」
「コンロに手が触れないようにするためよ。熱で溶けない素材で出来ているし触っても火傷しないのよ。鍋の縁まで覆うように作ったし火傷の心配はないわ」
「柚だけでも出来るようになってるんだね。これいいね」
「にゅ?」
これ僕のお鍋?
猫ちゃんのお鍋…。
(カバーの柄が猫ちゃんなのである。鍋の縁の辺りのカバーに手足が描かれておりコンロを隠すカバーと組み合わせるとまるで鍋を猫が抱えているような見た目になるのだ)
「ままありがと!!」
「ふふ。どういたしまして」
いっぱいちーずふぉんでゅ食べる!!
「お野菜も食べてね?」
「やっ」
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