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救助 2
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直人視点
「柚!!」
「くぅ…くぅ…」
メイドに抱えられて帰ってきた柚は…幸せそうな顔をして眠っていた。
「柚はどこに?」
「中庭の東屋に」
「服も濡れていませんし…どうやってあそこまで辿り着いたのかは分かりません」
「言霊で自分を守ってたのかな…」
行方不明になることは元気いっぱいに動き回るようになってからよくあったけど…。
「体が冷えてしまっているのでお風呂に入れてきます」
「僕が入れるよ…多分お腹空いてるだろうからおやつと軽食の用意をしてあげて」
「「はい」」
カッパを着たままの柚を抱っこしてお風呂へ向かった。
…窓やドアの施錠方法を少し変えなきゃいけないな。
柚の届かないところ…なるべく上の方に鍵を設置して。
柚の動ける範囲をこちらで決めてしまおう。
部屋からリビングは行けなきゃいけないよね。
風呂やトイレ…生活に必要なところは行けるようにして。
使用人棟とかはメイド達がついていないと行けないようにすればいいよね。
「むにゅ…」
「…もうどこかへ行っちゃダメだよ」
僕の可愛い柚。
あんなに最初は警戒してたのに今は誰の前でも昼寝するようになったし弱点のしっぽに至っては隠そうともしない(教えてないだけだけど)。
「ふにゅ…にぃ…」
「にぃにはここだよ。もう一人じゃないよ」
「ふにゅ…」
何かを探していたような手を握ってやると安心した顔ですやすやと眠った。
…何だったんだろう。
寂しかったのかな?
「柚!!」
「くぅ…くぅ…」
メイドに抱えられて帰ってきた柚は…幸せそうな顔をして眠っていた。
「柚はどこに?」
「中庭の東屋に」
「服も濡れていませんし…どうやってあそこまで辿り着いたのかは分かりません」
「言霊で自分を守ってたのかな…」
行方不明になることは元気いっぱいに動き回るようになってからよくあったけど…。
「体が冷えてしまっているのでお風呂に入れてきます」
「僕が入れるよ…多分お腹空いてるだろうからおやつと軽食の用意をしてあげて」
「「はい」」
カッパを着たままの柚を抱っこしてお風呂へ向かった。
…窓やドアの施錠方法を少し変えなきゃいけないな。
柚の届かないところ…なるべく上の方に鍵を設置して。
柚の動ける範囲をこちらで決めてしまおう。
部屋からリビングは行けなきゃいけないよね。
風呂やトイレ…生活に必要なところは行けるようにして。
使用人棟とかはメイド達がついていないと行けないようにすればいいよね。
「むにゅ…」
「…もうどこかへ行っちゃダメだよ」
僕の可愛い柚。
あんなに最初は警戒してたのに今は誰の前でも昼寝するようになったし弱点のしっぽに至っては隠そうともしない(教えてないだけだけど)。
「ふにゅ…にぃ…」
「にぃにはここだよ。もう一人じゃないよ」
「ふにゅ…」
何かを探していたような手を握ってやると安心した顔ですやすやと眠った。
…何だったんだろう。
寂しかったのかな?
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