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柚琉視点
「うにゅぅ…」
にぃにのしっぽいい匂いする…。
「凛?皆を集めてってどうしたの?」
「…柚寝そうだから早めに終わらせられるならもう部屋行きたいんだけど」
「これを渡そうと思ってな」
凛お姉ちゃんが机に置いたのは…新しいものを本だ!!
「ごほんー!!にぃに!!よんで!!よんで!!」
「後でね」
「これは?…写本みたいだけど」
「人魚の城の書庫にあった大分昔の本の写しだ。じっさまによると1000年ぐらい前に書かれたものらしい」
「…1000年」
「これには3人しか柚琉くんの種族について書かれてなかったんだけどじっさまにも聞いたら俺が生きてきた中で見たのは5人だってよ」
「5人…じっさまって…」
「明日で523745歳」
…よく分かんない。
なんでごほん読んでしちゃダメなの?
むー。
もふもふもふもふ。
「柚暇になっちゃった?」
「ふぇ?」
「急ににぃにのしっぽ触りだしたから。それともねんねしたいの?にぃにと先にお部屋行く?」
「んー…いっしょ?」
「一緒にねんねがいいの?いいよ。朝までぎゅーってしててあげる」
「ねんねする…」
それでね、寝る前のごほん読んでもらうの…。
今日はね…お姫様のお話がいいな…。
お姫様の…。
「くぅ…」
「うにゅぅ…」
にぃにのしっぽいい匂いする…。
「凛?皆を集めてってどうしたの?」
「…柚寝そうだから早めに終わらせられるならもう部屋行きたいんだけど」
「これを渡そうと思ってな」
凛お姉ちゃんが机に置いたのは…新しいものを本だ!!
「ごほんー!!にぃに!!よんで!!よんで!!」
「後でね」
「これは?…写本みたいだけど」
「人魚の城の書庫にあった大分昔の本の写しだ。じっさまによると1000年ぐらい前に書かれたものらしい」
「…1000年」
「これには3人しか柚琉くんの種族について書かれてなかったんだけどじっさまにも聞いたら俺が生きてきた中で見たのは5人だってよ」
「5人…じっさまって…」
「明日で523745歳」
…よく分かんない。
なんでごほん読んでしちゃダメなの?
むー。
もふもふもふもふ。
「柚暇になっちゃった?」
「ふぇ?」
「急ににぃにのしっぽ触りだしたから。それともねんねしたいの?にぃにと先にお部屋行く?」
「んー…いっしょ?」
「一緒にねんねがいいの?いいよ。朝までぎゅーってしててあげる」
「ねんねする…」
それでね、寝る前のごほん読んでもらうの…。
今日はね…お姫様のお話がいいな…。
お姫様の…。
「くぅ…」
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