246 / 345
病院イヤイヤ 2
しおりを挟む
柊二視点
「…うやぁ…」
「…えっと」
「注射だったら寝てる間にやっといてください。起きちゃうと暴れるので」
「あ、はぁ…」
柚の腕が握られた、瞬間に…目が開いちゃった。
「…うや…?」
「あー…」
「柊二…これ…」
「…びょ…ぃ…?…うやぁぁぁぁぁ!!やだやだやだぁ!!」
「…ごめんね。柚が元気になるためだからねー」
バタバタして全く収まらない。
「これ終わったらケーキ食べいこうね」
「けーき?」
「柚の好きなのなんでも買ってあげるから」
ちょっとだけ大人しくなった柚に注射が打たれた。
ふぇふぇ言ってたのに泣かずに頑張ってるし。
「けーきぃ…」
「そうだね。ケーキ食べいこうね」
「…診察もう終わってんぞ」
「え」
「けーき…」
『(「🍰・ω・)「🍰』
「あ、そういやスライムいたんだったね。忘れてた」
「だろうなとは思ったけど」
「…けーき…」
けーきしか言わなくなっちゃったよ。
柚ならケーキバイキングの店のがいいんだろうな。
…どこにあるんだろう。
雫に連絡しないと分からないな…。
「柚、ママに電話してどこにあるか聞いてみるね」
「あぃ」
お熱出てる子にケーキって良かったのかな?
…買って帰った方が良さそうだな。
「…うやぁ…」
「…えっと」
「注射だったら寝てる間にやっといてください。起きちゃうと暴れるので」
「あ、はぁ…」
柚の腕が握られた、瞬間に…目が開いちゃった。
「…うや…?」
「あー…」
「柊二…これ…」
「…びょ…ぃ…?…うやぁぁぁぁぁ!!やだやだやだぁ!!」
「…ごめんね。柚が元気になるためだからねー」
バタバタして全く収まらない。
「これ終わったらケーキ食べいこうね」
「けーき?」
「柚の好きなのなんでも買ってあげるから」
ちょっとだけ大人しくなった柚に注射が打たれた。
ふぇふぇ言ってたのに泣かずに頑張ってるし。
「けーきぃ…」
「そうだね。ケーキ食べいこうね」
「…診察もう終わってんぞ」
「え」
「けーき…」
『(「🍰・ω・)「🍰』
「あ、そういやスライムいたんだったね。忘れてた」
「だろうなとは思ったけど」
「…けーき…」
けーきしか言わなくなっちゃったよ。
柚ならケーキバイキングの店のがいいんだろうな。
…どこにあるんだろう。
雫に連絡しないと分からないな…。
「柚、ママに電話してどこにあるか聞いてみるね」
「あぃ」
お熱出てる子にケーキって良かったのかな?
…買って帰った方が良さそうだな。
3
あなたにおすすめの小説
怒られるのが怖くて体調不良を言えない大人
こじらせた処女
BL
幼少期、風邪を引いて学校を休むと母親に怒られていた経験から、体調不良を誰かに伝えることが苦手になってしまった佐倉憂(さくらうい)。
しんどいことを訴えると仕事に行けないとヒステリックを起こされ怒られていたため、次第に我慢して学校に行くようになった。
「風邪をひくことは悪いこと」
社会人になって1人暮らしを始めてもその認識は治らないまま。多少の熱や頭痛があっても怒られることを危惧して出勤している。
とある日、いつものように会社に行って業務をこなしていた時。午前では無視できていただるけが無視できないものになっていた。
それでも、自己管理がなっていない、日頃ちゃんと体調管理が出来てない、そう怒られるのが怖くて、言えずにいると…?
一日だけの魔法
うりぼう
BL
一日だけの魔法をかけた。
彼が自分を好きになってくれる魔法。
禁忌とされている、たった一日しか持たない魔法。
彼は魔法にかかり、自分に夢中になってくれた。
俺の名を呼び、俺に微笑みかけ、俺だけを好きだと言ってくれる。
嬉しいはずなのに、これを望んでいたはずなのに……
※いきなり始まりいきなり終わる
※エセファンタジー
※エセ魔法
※二重人格もどき
※細かいツッコミはなしで
ある少年の体調不良について
雨水林檎
BL
皆に好かれるいつもにこやかな少年新島陽(にいじまはる)と幼馴染で親友の薬師寺優巳(やくしじまさみ)。高校に入学してしばらく陽は風邪をひいたことをきっかけにひどく体調を崩して行く……。
BLもしくはブロマンス小説。
体調不良描写があります。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
塾の先生を舐めてはいけません(性的な意味で)
ベータヴィレッジ 現実沈殿村落
BL
個別指導塾で講師のアルバイトを始めたが、妙にスキンシップ多めで懐いてくる生徒がいた。
そしてやがてその生徒の行為はエスカレートし、ついに一線を超えてくる――。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる