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おしゃんぽ 1
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柚琉視点
「ぱぱ、ぱぱ。おしゃんぽ!!」
「お散歩だね…柚は寒くないの?」
「にゃい!!」
「…ちょっと風が出てきたわね」
「奥様、こちらを」
「柚琉様!!お待ちください!!こちらを、こちらを羽織ってください!!」
「やー!!」
僕はお姫様がいいの!!
イヤイヤしてたのに白色のモコモコを羽織らされた。
「むー…」
「柚…そんな嫌?腕出てるから風邪ひかないようにだよ」
「やー!!」
「柚、それはお姫様もつけてるのよ?」
「ほんと…?」
じゃあ着てる…。
もふもふ着てママとパパとおててつないでとことこしてたら足元に赤色のを見つけた。
「ままー」
「あら。てんとう虫さんね。てんとう虫さんもお散歩してるのかしら」
「ばいばーい」
僕のあんよの間を通っていくてんとう虫さんにバイバイしてまた歩き始めた。
「…ぱぱだっこ」
「疲れたんでしょ…慣れない靴で歩くって言うから」
「うー!!」
パパは僕を抱っこすると背中をとんとんした。
「疲れちゃった子はねんねしようね。ねんねしたらカフェのパフェとパンケーキは無しね」
「うー!!」
起きる!!
起きるの起きる!!
「ダメだよ。無理に起きようとしないの」
「…すやぁ…」
「ま、そうなるよね」
「ぱぱ、ぱぱ。おしゃんぽ!!」
「お散歩だね…柚は寒くないの?」
「にゃい!!」
「…ちょっと風が出てきたわね」
「奥様、こちらを」
「柚琉様!!お待ちください!!こちらを、こちらを羽織ってください!!」
「やー!!」
僕はお姫様がいいの!!
イヤイヤしてたのに白色のモコモコを羽織らされた。
「むー…」
「柚…そんな嫌?腕出てるから風邪ひかないようにだよ」
「やー!!」
「柚、それはお姫様もつけてるのよ?」
「ほんと…?」
じゃあ着てる…。
もふもふ着てママとパパとおててつないでとことこしてたら足元に赤色のを見つけた。
「ままー」
「あら。てんとう虫さんね。てんとう虫さんもお散歩してるのかしら」
「ばいばーい」
僕のあんよの間を通っていくてんとう虫さんにバイバイしてまた歩き始めた。
「…ぱぱだっこ」
「疲れたんでしょ…慣れない靴で歩くって言うから」
「うー!!」
パパは僕を抱っこすると背中をとんとんした。
「疲れちゃった子はねんねしようね。ねんねしたらカフェのパフェとパンケーキは無しね」
「うー!!」
起きる!!
起きるの起きる!!
「ダメだよ。無理に起きようとしないの」
「…すやぁ…」
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