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姫ごっこ 2
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雫視点
「すごいすごいすごい!」
このホテルに来てから柚の凄いが止まらないわね。
ご飯も私達はステーキだったのだけれど柚にはハンバーグだったの。
フォークで切れるほど柔らかかったのよ。
「柚がお洋服汚しちゃったからでしょ」
「何がいいかしらね」
アイテムボックスから柚の服を取りだしベッドの上に並べた。
「これする!!」
柚が選んだのは…キュアピーチスペシャルプリンセスver.の変身ドレス。
「え?これ来て外歩くの?この後お散歩するんだよ?」
「うん!!」
柚はメイドに着替えさせてもらうとどこから出したのか杖まで持っていた。
「きゅあぴーち!!あのねあのねぴーちはまほーのくにのおひめさまなの!!」
「え?そうなの?」
あら、柊二はキュア見てなかったのね。
柚がよく話すから私も毎週欠かさず見てるわよ?
話に乗ってあげられないのは可哀想だもの。
「柚、ティアラ忘れてるわよ」
「あっ」
「今付けますね」
「こちらにお座り頂けますか?」
椅子に座った柚の髪を編んでいき、頭の上にティアラを乗せた。
「ぱぱおさんぽ!!」
「…まぁ本人が楽しそうならいっか」
「じゃあ行きましょうか」
「うん!!」
柚は私と手を繋いだ。
「…え、パパは?」
「つえー!!」
「杖があるから繋げないって」
「パパが杖持ってあげるから!!ね?パパとも手を繋いで!?」
「はぁい」
柚のが大人な対応ね。
杖をメイドに預けると空いた手で柊二と手を繋いだ。
さて…散歩ってどこに行くのかしら。
こんなドレスの女の子は公園じゃ遊べないわよ?
散歩するだけの公園だったら行けるかしら。
「ぱぱだっこ!!」
「え?歩かないの?」
「おひめさまはあるかないの!!」
「白いお靴だもの。汚したくないのよね」
「うん!!」
「えー…パパ運搬係?まぁ柚を抱っこできるならいっか…」
…柊二ったら柚にメロメロね。
「すごいすごいすごい!」
このホテルに来てから柚の凄いが止まらないわね。
ご飯も私達はステーキだったのだけれど柚にはハンバーグだったの。
フォークで切れるほど柔らかかったのよ。
「柚がお洋服汚しちゃったからでしょ」
「何がいいかしらね」
アイテムボックスから柚の服を取りだしベッドの上に並べた。
「これする!!」
柚が選んだのは…キュアピーチスペシャルプリンセスver.の変身ドレス。
「え?これ来て外歩くの?この後お散歩するんだよ?」
「うん!!」
柚はメイドに着替えさせてもらうとどこから出したのか杖まで持っていた。
「きゅあぴーち!!あのねあのねぴーちはまほーのくにのおひめさまなの!!」
「え?そうなの?」
あら、柊二はキュア見てなかったのね。
柚がよく話すから私も毎週欠かさず見てるわよ?
話に乗ってあげられないのは可哀想だもの。
「柚、ティアラ忘れてるわよ」
「あっ」
「今付けますね」
「こちらにお座り頂けますか?」
椅子に座った柚の髪を編んでいき、頭の上にティアラを乗せた。
「ぱぱおさんぽ!!」
「…まぁ本人が楽しそうならいっか」
「じゃあ行きましょうか」
「うん!!」
柚は私と手を繋いだ。
「…え、パパは?」
「つえー!!」
「杖があるから繋げないって」
「パパが杖持ってあげるから!!ね?パパとも手を繋いで!?」
「はぁい」
柚のが大人な対応ね。
杖をメイドに預けると空いた手で柊二と手を繋いだ。
さて…散歩ってどこに行くのかしら。
こんなドレスの女の子は公園じゃ遊べないわよ?
散歩するだけの公園だったら行けるかしら。
「ぱぱだっこ!!」
「え?歩かないの?」
「おひめさまはあるかないの!!」
「白いお靴だもの。汚したくないのよね」
「うん!!」
「えー…パパ運搬係?まぁ柚を抱っこできるならいっか…」
…柊二ったら柚にメロメロね。
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