普通の学生だった僕に男しかいない世界は無理です。帰らせて。

かーにゅ

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中学生編

お気に入り登録者数1000人突破記念

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「おぉ~1000人だよ!!1000人っ!!」
「凄いね」
「今300話超えてるだろ?読み切れなくて印づけみたいにしてるんじゃないのか?」
「…かもね」
「夏、1000人突破記念でドーナツ1000個大食いチャレンジやるっ!!」
「「は!?」」
夏の目の前に1000個のドーナツ登場。
「あれ?…意外と少ないな…これなら食べれるかも?」
「僕もドーナツ食べたい」
「いいよ~好きなだけ取っていって~」
2人でもぐもぐ開始。
「…っぷ。こっちが胸焼けしてきた…」
「あんな砂糖やチョコレートまみれのやつをよく食べれるよな…」
「僕も甘いのは好きだけどあれは無理」
柚の手が止まる。
「柚?どうしたの?」
「喉乾いた…口の中の水分全部無くなっちゃった」
「ジュース飲むか?」
「飲む…」
「何がいい?」
「カル○ス!!」
「ふぁふはふぃんふぁーふぇーる(夏はジンジャーエール)」
「…夏、もう1回言って?」
「んぐ、ごくん。ジンジャーエール!!」
「夏は炭酸好きだね」
冷蔵庫から2種類のペットボトルを取り出した。
「柚は毎回ドーナツが違うんだね?」
「僕いっぱい食べれないから…毎回違うの食べるの。でもちゃんとお気に入りは覚えてるよ?」
「考えてるんだな」
翔に撫でられてふにゃりと笑う柚。
「か…かわ……やっぱ連れて…」
「兄さん?兄さんでも許さないよ?」
「…じゃあお前も一緒に来ればいいだろ、直人」
「その手があったか」
え…と手に持っていたドーナツを落とす柚。
「…か…監禁はダメなんだよ?」
「ゆーず。どれだけお菓子食べても誰にも何も言われないところ行きたくない?」
「行きたいっ!!」
「じゃあこっちな」
ルンルンで翔のあとをついて行く。
「こらこら。柚のこと騙さないの」
「柚はみんなのものって生まれた時に約束したでしょう?」
「…そうなの?え…待って…僕騙されてるの…?え?」
1人困惑する柚。
「まだ渡さないわよ」
「少なくとも柚が成人するまではダメ」
「「…ちっ」」
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