17 / 32
第3章 温泉を引こう
第14話 第二源泉なう
しおりを挟む
「ドットヴァイラー様、オオゼキさん、一大事です!」
仮設管理事務所で昼の休憩を取っていた俺とイーナは、大きな音を立ててドアを開き、中に駆け込んできた人物の切羽詰まった声に、揃って飛び上がらんばかりに跳ね起きた。
半開きの瞼をこすりながら目を開くと、作業員としてプロジェクトに従事する魔法使いの一人が、肩で息をしながら入り口に立っていた。
彼を含む魔法使い部隊には、源泉から温泉を引くための掘削作業と、ポンプの設置に当たらせていたはずだ。
「何事ですか、一体!?」
「はい、万能霊泉の地底湖から湯を汲み上げるための水路敷設のため、掘削作業を行っていたのですが、その過程で妙な色の水が出てきました!」
魔法使いの青年の報告に、俺は首を傾げた。
万能霊泉タサック村源泉の湯は無色透明だったはずだ。不純物が混入して濁るにしても、妙な色になることなどそうそうあるものでもない。
「もしかしたら別の温泉にぶち当たったのかも……?現場まで行きます、案内してもらえますか」
椅子を蹴って立ち上がる俺に、青年がこくりと頷く。イーナも遅れながら、慌てて椅子を引いて俺の後に続いた。
青年に連れてこられたのは鉱山の麓にある、貯水タンクが並ぶ一角だった。
この貯水タンクにポンプで汲み上げられた温泉が溜められ、それぞれの浴槽や蒸し風呂へと配水されていく仕組みになっている。
しかしこれらのタンクはいずれもまだ空、これから汲み上げのための水路を敷設するのだから当然だ。
水路を通す穴が岩肌に大きく口を開けている前で、俺とイーナは現場から釣瓶で汲み上げられたその水を前にして、大きく唸り声をあげた。
「何ですか、この色は……まるで赤土のようではないですか」
まるで汚れたものを前にしたかのように、イーナが露骨に顔を歪めた。確かに釣瓶の中で湯気を立てるその水、いや湯ははっきりと赤褐色を呈し、木製の桶の木目が見えないほどに濁っている。
一見すれば、ただの熱せられた泥水だろう。だがこの色を出しているのは土でも泥でもない。俺には確信があった。
「これは間違いなく含鉄泉ですね。鉱山に湧く温泉ですし、あると思ってはいましたが」
「ガンテツセン……?つまりこの赤褐色は、鉄によって生じるものだと?」
不思議そうに眼を見開いた魔法使いの青年に、俺はこくりと頷いて見せた。
「温泉中に含まれる鉄分が、空気中の酸素と反応して赤褐色になるんです。赤錆と同じ原理です」
説明をしながら、俺は桶の中の温泉へと視線を向けた。
果たして鑑定スキルは反応し、温泉の成分表が瞼の裏に浮かび上がってくる。
『タサック村 鉱山2号源泉
泉質:含放射能・鉄(II)―炭酸水素塩泉
総湧出量:4,200トン/日
pH:6.7
泉温:57.5℃
陽イオン:ナトリウムイオン:854.0mg/kg
鉄(II)イオン:410.0mg/kg
カルシウムイオン:51.0mg/kg
・・・
陰イオン:炭酸水素イオン:2060mg/kg
塩化物イオン:600mg/kg
・・・
遊離成分:メタケイ酸:34.5mg/kg
・・・
放射線:ラジウム:310マッヘ単位(4185Bq/L)
トリウム:40マッヘ単位(540Bq/L)
適応症:神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え症、病後回復期、病後回復、健康増進、痛風、動脈硬化症、高血圧症、慢性胆のう炎、胆石症、慢性皮膚病、慢性婦人病、貧血、月経障害
禁忌症:急性疾患、活動性の結核、悪性腫瘍、重い心臓病、心臓病(但し高温浴の場合)、呼吸不全、腎不全、出血性疾患、高度の貧血、高度の動脈硬化、高血圧症(但し高温浴の場合) 妊娠中(特に初期と末期)』
表示される情報に、俺は目を見開いた。含鉄泉だが、こちらも放射能を含んでいる。
そして予想していた通りの含鉄泉。鉄イオンの量もなかなかだし、これは貧血には効きそうだ。
「鑑定しました。やはり含鉄泉ですが、こちらも放射能を……ラジウムを含んでいます。
1号源泉よりは力は弱いですが、別種の万能霊泉と言えるのではないかと思います」
「別種の……?同じ土地から複数の霊泉が湧くなんて、そんなことが」
イーナが信じられないといった様子で、その瞳に困惑の色を湛えて口を開いた。
確かに、同じ山の同じ範囲内だ。1号源泉と2号源泉に共通点は多くあるが、鉄を含む分量がこれほどまでに差が出ることは、俄には信じがたい。
だが俺はそれほど驚いた様子も見せずに、地面を指差した。
「多分、源泉の広がっている方向が違うんでしょうね。1号源泉は山の中の方へ広がっていったのに対し、2号源泉はこっち、村の方に広がっているのだと思います。
一つの土地から複数種類の源泉が湧き出すことは、それほど珍しいことではないんですよ。中に含まれる物質によって変わってくるだけなので。
俺が初めてこの村に来たとき、鉄の臭いがするなーと思ったんですよ。でも鉱山は金鉱山に銀鉱山だという。不思議だなーと思ってたんですが、鉱泉に鉄が含まれるなら納得です」
「そういえば思い出しました、タサック村は他の村と比べて茶葉の消費が少ない統計が出ておりましたことを。
なんでも、この土地の水で茶を煮出すと、銀の茶器を使っていても色がすぐに悪くなると……」
「鉄分の影響でしょうね」
ふと思い出したように告げられたイーナからの補足に、俺は益々持論の確信を得た。
緑茶や紅茶は鉄とタンニンが反応して色が黒くなる。そのため銀製の茶器で茶を煮出すと、すぐに黒ずんでしまうのだ。
ちなみに同じ地域に複数種類の源泉が湧き出す事例として有名なのが兵庫の有馬温泉で、街の中に合計7つ、3種類もの源泉が湧き出すケースが実際にある。
他にも同じホテルに複数種類の源泉からお湯を引いて、男女の大浴場だったり内湯と露天風呂とだったり、引く温泉を変えているケースは数多い。そういう温泉はとても楽しいのだ。
俺が釣瓶の中のお湯に手を浸しながら、喜びも露に口を開く。
「こちらの源泉も出来れば利用したいですね。含鉄泉ですから、貧血や女性特有の症状にも効果がありますよ」
「なんですって!?それは本当ですか!?」
俺の言葉にイーナが飛び付くようにして食い付いてきた。俺の肩を掴んで押し倒さんばかりだ。痛い。
なんとか引き剥がして落ち着かせ、鑑定で見えた効能を説明すると、イーナの表情がみるみるうちに喜びと感動で溢れてきた。
「あぁ、この貧血気味の身体は一生治らないと思っていたのに、光が……!
オオゼキさん、是非とも利用しましょう!鑑定の結果、万能霊泉より一段劣る治癒霊泉とカテゴライズされるかもしれませんが、それでも利用しない手はありません!」
イーナは小躍りせんばかりに喜んでいる。それを見て魔法使いの青年も苦笑していた。上司にあたる人間だ、これほどまでに喜びを表現しているのを見るのは初めてなのだろう。
こうしてタサック村鉱山2号源泉は治癒霊泉として正式に霊泉監督庁に認定され、治癒霊泉タサック村第2源泉と名付けられることになった。
当初に掘る予定だった第1源泉にも、別の場所から掘ることで無事に地底湖への路を作ることが出来、二種類の温泉をタンクになみなみと汲み上げることに成功したのである。
それぞれの温泉は大浴場に別々に配分され、一日ごとに男女を入れ替える方式を採用した。これで両方の温泉を男女ともに堪能できるというわけだ。
ちなみに湧出量の豊富な1号源泉の方は、貸し切りの蒸し風呂の方にも配水されることになっている。
「あぁ、本当ならば毎日でも堪能したいくらいなのに……村の鉱泉にも鉄が含まれるなら、私この村に住もうかしら……」
「ドットヴァイラー様、勘弁してください……お気持ちは分かりますが、帝都でのお仕事もですね」
小気味良い音を上げて作動し、温泉をぐいぐい汲み上げる魔導ポンプを前に、イーナがうっとりした表情を浮かべていた。
その後ろで勘弁してほしいとばかりに、げっそりした表情を隠さない青年。心中察するに余りある。
俺は温泉が湯船に注がれるその日を、今か今かと待ち遠しく感じていた。いよいよ次は湯船にお湯を満たして、湯温チェックだ。
仮設管理事務所で昼の休憩を取っていた俺とイーナは、大きな音を立ててドアを開き、中に駆け込んできた人物の切羽詰まった声に、揃って飛び上がらんばかりに跳ね起きた。
半開きの瞼をこすりながら目を開くと、作業員としてプロジェクトに従事する魔法使いの一人が、肩で息をしながら入り口に立っていた。
彼を含む魔法使い部隊には、源泉から温泉を引くための掘削作業と、ポンプの設置に当たらせていたはずだ。
「何事ですか、一体!?」
「はい、万能霊泉の地底湖から湯を汲み上げるための水路敷設のため、掘削作業を行っていたのですが、その過程で妙な色の水が出てきました!」
魔法使いの青年の報告に、俺は首を傾げた。
万能霊泉タサック村源泉の湯は無色透明だったはずだ。不純物が混入して濁るにしても、妙な色になることなどそうそうあるものでもない。
「もしかしたら別の温泉にぶち当たったのかも……?現場まで行きます、案内してもらえますか」
椅子を蹴って立ち上がる俺に、青年がこくりと頷く。イーナも遅れながら、慌てて椅子を引いて俺の後に続いた。
青年に連れてこられたのは鉱山の麓にある、貯水タンクが並ぶ一角だった。
この貯水タンクにポンプで汲み上げられた温泉が溜められ、それぞれの浴槽や蒸し風呂へと配水されていく仕組みになっている。
しかしこれらのタンクはいずれもまだ空、これから汲み上げのための水路を敷設するのだから当然だ。
水路を通す穴が岩肌に大きく口を開けている前で、俺とイーナは現場から釣瓶で汲み上げられたその水を前にして、大きく唸り声をあげた。
「何ですか、この色は……まるで赤土のようではないですか」
まるで汚れたものを前にしたかのように、イーナが露骨に顔を歪めた。確かに釣瓶の中で湯気を立てるその水、いや湯ははっきりと赤褐色を呈し、木製の桶の木目が見えないほどに濁っている。
一見すれば、ただの熱せられた泥水だろう。だがこの色を出しているのは土でも泥でもない。俺には確信があった。
「これは間違いなく含鉄泉ですね。鉱山に湧く温泉ですし、あると思ってはいましたが」
「ガンテツセン……?つまりこの赤褐色は、鉄によって生じるものだと?」
不思議そうに眼を見開いた魔法使いの青年に、俺はこくりと頷いて見せた。
「温泉中に含まれる鉄分が、空気中の酸素と反応して赤褐色になるんです。赤錆と同じ原理です」
説明をしながら、俺は桶の中の温泉へと視線を向けた。
果たして鑑定スキルは反応し、温泉の成分表が瞼の裏に浮かび上がってくる。
『タサック村 鉱山2号源泉
泉質:含放射能・鉄(II)―炭酸水素塩泉
総湧出量:4,200トン/日
pH:6.7
泉温:57.5℃
陽イオン:ナトリウムイオン:854.0mg/kg
鉄(II)イオン:410.0mg/kg
カルシウムイオン:51.0mg/kg
・・・
陰イオン:炭酸水素イオン:2060mg/kg
塩化物イオン:600mg/kg
・・・
遊離成分:メタケイ酸:34.5mg/kg
・・・
放射線:ラジウム:310マッヘ単位(4185Bq/L)
トリウム:40マッヘ単位(540Bq/L)
適応症:神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え症、病後回復期、病後回復、健康増進、痛風、動脈硬化症、高血圧症、慢性胆のう炎、胆石症、慢性皮膚病、慢性婦人病、貧血、月経障害
禁忌症:急性疾患、活動性の結核、悪性腫瘍、重い心臓病、心臓病(但し高温浴の場合)、呼吸不全、腎不全、出血性疾患、高度の貧血、高度の動脈硬化、高血圧症(但し高温浴の場合) 妊娠中(特に初期と末期)』
表示される情報に、俺は目を見開いた。含鉄泉だが、こちらも放射能を含んでいる。
そして予想していた通りの含鉄泉。鉄イオンの量もなかなかだし、これは貧血には効きそうだ。
「鑑定しました。やはり含鉄泉ですが、こちらも放射能を……ラジウムを含んでいます。
1号源泉よりは力は弱いですが、別種の万能霊泉と言えるのではないかと思います」
「別種の……?同じ土地から複数の霊泉が湧くなんて、そんなことが」
イーナが信じられないといった様子で、その瞳に困惑の色を湛えて口を開いた。
確かに、同じ山の同じ範囲内だ。1号源泉と2号源泉に共通点は多くあるが、鉄を含む分量がこれほどまでに差が出ることは、俄には信じがたい。
だが俺はそれほど驚いた様子も見せずに、地面を指差した。
「多分、源泉の広がっている方向が違うんでしょうね。1号源泉は山の中の方へ広がっていったのに対し、2号源泉はこっち、村の方に広がっているのだと思います。
一つの土地から複数種類の源泉が湧き出すことは、それほど珍しいことではないんですよ。中に含まれる物質によって変わってくるだけなので。
俺が初めてこの村に来たとき、鉄の臭いがするなーと思ったんですよ。でも鉱山は金鉱山に銀鉱山だという。不思議だなーと思ってたんですが、鉱泉に鉄が含まれるなら納得です」
「そういえば思い出しました、タサック村は他の村と比べて茶葉の消費が少ない統計が出ておりましたことを。
なんでも、この土地の水で茶を煮出すと、銀の茶器を使っていても色がすぐに悪くなると……」
「鉄分の影響でしょうね」
ふと思い出したように告げられたイーナからの補足に、俺は益々持論の確信を得た。
緑茶や紅茶は鉄とタンニンが反応して色が黒くなる。そのため銀製の茶器で茶を煮出すと、すぐに黒ずんでしまうのだ。
ちなみに同じ地域に複数種類の源泉が湧き出す事例として有名なのが兵庫の有馬温泉で、街の中に合計7つ、3種類もの源泉が湧き出すケースが実際にある。
他にも同じホテルに複数種類の源泉からお湯を引いて、男女の大浴場だったり内湯と露天風呂とだったり、引く温泉を変えているケースは数多い。そういう温泉はとても楽しいのだ。
俺が釣瓶の中のお湯に手を浸しながら、喜びも露に口を開く。
「こちらの源泉も出来れば利用したいですね。含鉄泉ですから、貧血や女性特有の症状にも効果がありますよ」
「なんですって!?それは本当ですか!?」
俺の言葉にイーナが飛び付くようにして食い付いてきた。俺の肩を掴んで押し倒さんばかりだ。痛い。
なんとか引き剥がして落ち着かせ、鑑定で見えた効能を説明すると、イーナの表情がみるみるうちに喜びと感動で溢れてきた。
「あぁ、この貧血気味の身体は一生治らないと思っていたのに、光が……!
オオゼキさん、是非とも利用しましょう!鑑定の結果、万能霊泉より一段劣る治癒霊泉とカテゴライズされるかもしれませんが、それでも利用しない手はありません!」
イーナは小躍りせんばかりに喜んでいる。それを見て魔法使いの青年も苦笑していた。上司にあたる人間だ、これほどまでに喜びを表現しているのを見るのは初めてなのだろう。
こうしてタサック村鉱山2号源泉は治癒霊泉として正式に霊泉監督庁に認定され、治癒霊泉タサック村第2源泉と名付けられることになった。
当初に掘る予定だった第1源泉にも、別の場所から掘ることで無事に地底湖への路を作ることが出来、二種類の温泉をタンクになみなみと汲み上げることに成功したのである。
それぞれの温泉は大浴場に別々に配分され、一日ごとに男女を入れ替える方式を採用した。これで両方の温泉を男女ともに堪能できるというわけだ。
ちなみに湧出量の豊富な1号源泉の方は、貸し切りの蒸し風呂の方にも配水されることになっている。
「あぁ、本当ならば毎日でも堪能したいくらいなのに……村の鉱泉にも鉄が含まれるなら、私この村に住もうかしら……」
「ドットヴァイラー様、勘弁してください……お気持ちは分かりますが、帝都でのお仕事もですね」
小気味良い音を上げて作動し、温泉をぐいぐい汲み上げる魔導ポンプを前に、イーナがうっとりした表情を浮かべていた。
その後ろで勘弁してほしいとばかりに、げっそりした表情を隠さない青年。心中察するに余りある。
俺は温泉が湯船に注がれるその日を、今か今かと待ち遠しく感じていた。いよいよ次は湯船にお湯を満たして、湯温チェックだ。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
「キヅイセ。」 ~気づいたら異世界にいた。おまけに目の前にはATMがあった。異世界転移、通算一万人目の冒険者~
あめの みかな
ファンタジー
秋月レンジ。高校2年生。
彼は気づいたら異世界にいた。
その世界は、彼が元いた世界とのゲート開通から100周年を迎え、彼は通算一万人目の冒険者だった。
科学ではなく魔法が発達した、もうひとつの地球を舞台に、秋月レンジとふたりの巫女ステラ・リヴァイアサンとピノア・カーバンクルの冒険が今始まる。
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
アイテムボックスの最も冴えた使い方~チュートリアル1億回で最強になったが、実力隠してアイテムボックス内でスローライフしつつ駄竜とたわむれる~
うみ
ファンタジー
「アイテムボックス発動 収納 自分自身!」
これしかないと思った!
自宅で休んでいたら突然異世界に拉致され、邪蒼竜と名乗る強大なドラゴンを前にして絶対絶命のピンチに陥っていたのだから。
奴に言われるがままステータスと叫んだら、アイテムボックスというスキルを持っていることが分かった。
得た能力を使って何とかピンチを逃れようとし、思いついたアイデアを咄嗟に実行に移したんだ。
直後、俺の体はアイテムボックスの中に入り、難を逃れることができた。
このまま戻っても捻りつぶされるだけだ。
そこで、アイテムボックスの中は時間が流れないことを利用し、チュートリアルバトルを繰り返すこと1億回。ついにレベルがカンストする。
アイテムボックスの外に出た俺はドラゴンの角を折り、危機を脱する。
助けた竜の巫女と共に彼女の村へ向かうことになった俺だったが――。
大学生活を謳歌しようとしたら、女神の勝手で異世界に転送させられたので、復讐したいと思います
町島航太
ファンタジー
2022年2月20日。日本に住む善良な青年である泉幸助は大学合格と同時期に末期癌だという事が判明し、短い人生に幕を下ろした。
死後、愛の女神アモーラに見初められた幸助は魔族と人間が争っている魔法の世界へと転生させられる事になる。
命令が嫌いな幸助は使命そっちのけで魔法の世界を生きていたが、ひょんな事から自分の死因である末期癌はアモーラによるものであり、魔族討伐はアモーラの私情だという事が判明。
自ら手を下すのは面倒だからという理由で夢のキャンパスライフを失った幸助はアモーラへの復讐を誓うのだった。
異世界召喚されたけどスキルが地味だったので、現代知識とアイテムボックスで絶品料理を作ったら大商会になっちゃいました
黒崎隼人
ファンタジー
手違いで剣も魔法もない異世界に召喚された、しがない日本のサラリーマン、湊カイリ。
彼に与えられたのは、無限に物が入る【アイテムボックス】と、物の名前が分かる【鑑定】という、あまりにも地味な二つのスキルだけだった。
戦闘能力は皆無。途方に暮れるカイリだったが、異世界の食事が絶望的に不味いことを知り、大きなチャンスに気づく。
現代日本の「当たり前」の知識は、この世界ではとんでもない「宝」なのだと!
「醤油?味噌?そんなものがあれば、この世界の食文化はひっくり返るぞ!」
ひょんなことから出会った没落貴族の美少女・リリアナと共に、カイリは現代知識と地味スキルを駆使して屋台から商売をスタート。
絶品料理で人々の胃袋を掴み、さらには便利な生活用品を次々と発明していく。
伝説の神獣の幼体「フェン」やドワーフの鍛冶師など、頼れる仲間たちも加わり、彼らが立ち上げた「サンライズ商会」は瞬く間に大躍進!
迫り来る悪徳商会や腐敗した貴族の妨害も、現代のマーケティング術と知恵で痛快に打ち破る!
これは、平凡なサラリーマンが異世界の常識を覆し、食と生活に革命を起こして一代で大商会を築き上げる、痛快成り上がりファンタジー!
美味しい料理と、もふもふな相棒、そして仲間との絆。
人生、逆転できないことなんて何もない!
お持ち帰り召喚士磯貝〜なんでも持ち運び出来る【転移】スキルで異世界つまみ食い生活〜
双葉 鳴
ファンタジー
ひょんなことから男子高校生、磯貝章(いそがいあきら)は授業中、クラス毎異世界クラセリアへと飛ばされた。
勇者としての役割、与えられた力。
クラスメイトに協力的なお姫様。
しかし能力を開示する魔道具が発動しなかったことを皮切りに、お姫様も想像だにしない出来事が起こった。
突如鳴り出すメール音。SNSのメロディ。
そして学校前を包囲する警察官からの呼びかけにクラスが騒然とする。
なんと、いつの間にか元の世界に帰ってきてしまっていたのだ!
──王城ごと。
王様達は警察官に武力行為を示すべく魔法の詠唱を行うが、それらが発動することはなく、現行犯逮捕された!
そのあとクラスメイトも事情聴取を受け、翌日から普通の学校生活が再開する。
何故元の世界に帰ってきてしまったのか?
そして何故か使えない魔法。
どうも日本では魔法そのものが扱えない様で、異世界の貴族達は魔法を取り上げられた平民として最低限の暮らしを強いられた。
それを他所に内心あわてている生徒が一人。
それこそが磯貝章だった。
「やっべー、もしかしてこれ、俺のせい?」
目の前に浮かび上がったステータスボードには異世界の場所と、再転移するまでのクールタイムが浮かび上がっていた。
幸い、章はクラスの中ではあまり目立たない男子生徒という立ち位置。
もしあのまま帰って来なかったらどうなっていただろうというクラスメイトの話題には参加させず、この能力をどうするべきか悩んでいた。
そして一部のクラスメイトの独断によって明かされたスキル達。
当然章の能力も開示され、家族ごとマスコミからバッシングを受けていた。
日々注目されることに辟易した章は、能力を使う内にこう思う様になった。
「もしかして、この能力を金に変えて食っていけるかも?」
──これは転移を手に入れてしまった少年と、それに巻き込まれる現地住民の異世界ドタバタコメディである。
序章まで一挙公開。
翌日から7:00、12:00、17:00、22:00更新。
序章 異世界転移【9/2〜】
一章 異世界クラセリア【9/3〜】
二章 ダンジョンアタック!【9/5〜】
三章 発足! 異世界旅行業【9/8〜】
四章 新生活は異世界で【9/10〜】
五章 巻き込まれて異世界【9/12〜】
六章 体験! エルフの暮らし【9/17〜】
七章 探索! 並行世界【9/19〜】
95部で第一部完とさせて貰ってます。
※9/24日まで毎日投稿されます。
※カクヨムさんでも改稿前の作品が読めます。
おおよそ、起こりうるであろう転移系の内容を網羅してます。
勇者召喚、ハーレム勇者、巻き込まれ召喚、俺TUEEEE等々。
ダンジョン活動、ダンジョンマスターまでなんでもあります。
40歳のおじさん 旅行に行ったら異世界でした どうやら私はスキル習得が早いようです
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
部長に傷つけられ続けた私
とうとうキレてしまいました
なんで旅行ということで大型連休を取ったのですが
飛行機に乗って寝て起きたら異世界でした……
スキルが簡単に得られるようなので頑張っていきます
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる