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06 はじめて経験したこと
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「本当にお世話になりました!
探してるものがみつかったら、またお礼にうかがいます!」
「そんなことは良いんじゃよ。
気を付けてな!
おまえさんに良いお仲間がみつかることを祈っとるからな~!」
私は、ご老人から教えてもらった町の酒場に行く事にしました。
ご老人は、ご親切に、私に食料とお金を持たせて下さったのです。
地図も書いていただきましたから、三日後には無事に町に着く事が出来ました。
(ここですね!
この町の酒場で、仲間を探せば良いわけですね!)
そこはとても賑やかな町で、大勢の人々で溢れかえっていました。
確かに、こんなにたくさんの人がいるのなら、この中には「偏屈」や「物好き」がいてもおかしくないような気がしました。
(酒場…酒場…と…)
町の中を酒場を探し歩いていると、町の一番賑やかな通りに酒場をみつけました。
(ここですよ!
ところで…ここって、このまま入って良いんですよね?)
仲間探しの酒場に等行ったことがない私は、どうしたら良いかもよくわからず、ちょっとドキドキして様子をうかがっていました。
酒場に入る人がいたので、私のその人に続いて中に入ってみました。
(うわぁ…)
入った途端に、煙草の煙がまるで霧のように酒場中を覆っていました。
そして、お酒臭いにおい…
笑い声に怒鳴り声…
なんだか、怖そうな所です。
(ど、ど、どうしよう…
何をどうやったら良いのか、わかりませんよ~!!)
私はとにかく周りの人を観察することにしました。
しばらく見ていると、なんとなくシステムがわかってきました。
要するに勝手に話しかけて、お互い、相手のことが気に入れば交渉成立ということのようです。
システムというほどのことでもありません。
私は、相手を選べるような立場であありませんから、自分から話しかける事はせず、誰かが話しかけてくるのを待つことにしました。
すると、早速、私に声をかけて来られた方がいらっしゃったのです。
それは、いかにも戦士っぽい体格の男性でした。
「よぉ!ちょっと聞きたいんだが、あんたは僧侶か?」
「いえ…僧侶とは少し違うのですが…まぁ、似たようなものではありますが…」
「じゃあ、白魔導師なのか?」
「まぁ、そんなようなものなのですが…今は故あって魔法は使えません…」
「なんだって?魔法が使えない?
なんだ、そりゃあ…」
「で、で、ですが、私は…」
私の話も聞かず、男性は舌打ちをしながらそのまま去って行かれました。
探してるものがみつかったら、またお礼にうかがいます!」
「そんなことは良いんじゃよ。
気を付けてな!
おまえさんに良いお仲間がみつかることを祈っとるからな~!」
私は、ご老人から教えてもらった町の酒場に行く事にしました。
ご老人は、ご親切に、私に食料とお金を持たせて下さったのです。
地図も書いていただきましたから、三日後には無事に町に着く事が出来ました。
(ここですね!
この町の酒場で、仲間を探せば良いわけですね!)
そこはとても賑やかな町で、大勢の人々で溢れかえっていました。
確かに、こんなにたくさんの人がいるのなら、この中には「偏屈」や「物好き」がいてもおかしくないような気がしました。
(酒場…酒場…と…)
町の中を酒場を探し歩いていると、町の一番賑やかな通りに酒場をみつけました。
(ここですよ!
ところで…ここって、このまま入って良いんですよね?)
仲間探しの酒場に等行ったことがない私は、どうしたら良いかもよくわからず、ちょっとドキドキして様子をうかがっていました。
酒場に入る人がいたので、私のその人に続いて中に入ってみました。
(うわぁ…)
入った途端に、煙草の煙がまるで霧のように酒場中を覆っていました。
そして、お酒臭いにおい…
笑い声に怒鳴り声…
なんだか、怖そうな所です。
(ど、ど、どうしよう…
何をどうやったら良いのか、わかりませんよ~!!)
私はとにかく周りの人を観察することにしました。
しばらく見ていると、なんとなくシステムがわかってきました。
要するに勝手に話しかけて、お互い、相手のことが気に入れば交渉成立ということのようです。
システムというほどのことでもありません。
私は、相手を選べるような立場であありませんから、自分から話しかける事はせず、誰かが話しかけてくるのを待つことにしました。
すると、早速、私に声をかけて来られた方がいらっしゃったのです。
それは、いかにも戦士っぽい体格の男性でした。
「よぉ!ちょっと聞きたいんだが、あんたは僧侶か?」
「いえ…僧侶とは少し違うのですが…まぁ、似たようなものではありますが…」
「じゃあ、白魔導師なのか?」
「まぁ、そんなようなものなのですが…今は故あって魔法は使えません…」
「なんだって?魔法が使えない?
なんだ、そりゃあ…」
「で、で、ですが、私は…」
私の話も聞かず、男性は舌打ちをしながらそのまま去って行かれました。
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