お礼（無謀）企画

竜の国

あとがき

ようやく書きあがりました。
 予想を少しオーバーしての２８ページ。
 最後のページはやや長いので、実質２９ページかもです。
 約一週間かかってしまいました。
SSと呼ぶにはやや長いのですが、短編なので、ツッコミどころ満載な出来となってしまいましたね。
そもそも、竜神様はなぜ美佐子夫妻に子供を託したのか？
それは、竜神族と人間との関わりにあります。
 不本意ながらも、人間とのかかわりを持ってしまったので、竜神様は人間のことをふだんから気にかけていました。
だんだん昔のような純粋な気持ちをなくしていく人間に幻滅しながらも、やはりどこか信じたい気持ちもあったのでしょう。
そんな時、竜神様は美佐子夫妻のことを知ります。
 現代の人間のことをより深く知るために、竜神様は、あんなことをしてしまいました。
 夫妻は誠実な者達で、言われた通りに子供を返しました。
そのことだけでも竜神様は内心すごく喜んでいたのですが、さらにその子を試してみました。
 人間は自分のことしか考えない身勝手な者に変わったように思われてましたが、その子もそういう子ではありませんでした。
 人間すべてがそのようになったのではないことを…信じるに値する存在だと思った竜神様は、自分の行動を悔い、大きな術を使って時を戻しました。

……みたいな裏設定があったりします。
でも、そう言うことを書くと長くなるので、書きませんでした。
 短編はなにかもやっとするくらいが良いのです。
 （とかいいながら、こういう所に書くあたりが何なんでしょう？）
さらに、ここにも書いてない秘密設定がいくつかありますが、それが日の目を見ることはなさそうです。



2014/11/17