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折れた杖
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「なんと…なんと……おまえさん達がリンガーの者だったとは……
はぁ…なんともたまげたもんじゃ。
あ……」
ロダンは何かを思い出したかのように、手を打った。
「おまえさんに初めて会った時、何か異質だと感じたのはそういうことじゃったんじゃな。
おまえさんはリンガーの者だから……」
「ロダンさんは、魔女みたいに魔導師を嗅ぎ分ける才がおありなんですね。」
スピロスの言葉に、ロダンは小さく首をすくめた。
「それじゃあ、まずは、リンガーの術について話してもらおうか。
あ、しばらくかかりそうじゃから、あんた方は向こうで待っておってくれ。」
ロダンはそう言って、ウォルト以外の者を部屋から追い出した。
*
「お話はもう終わったんですか?」
居間に戻ると、リアナが男達に声をかけた。
「そうじゃないんだけど、今はウォルトと話があるらしくて、俺達は追い出されたんだ。」
「では、お茶でもご用意しますね。」
「いや…あんたも忙しいんだろう?」
「いえ、ちょうど今は手が空いてますから……」
そう言って、リアナはその場を離れた。
「どうしよう?
ウォルトとの話は長くなりそうだから、一旦、家に戻るか?」
「でも、どうせまた戻って来なきゃいけないんだろう?
それに、あんた一人で俺達を運ぶのも大変なんじゃないのか?」
「あ、そうか…それがあったな…
じゃあ、退屈だけど、ここで待っとくしかないか。」
アレクは所在なさげにそこいらを歩き回る。
「あ!これ…!
絆の護符じゃないか!」
アレクは棚の上にあった護符を手に取り、じっとみつめていた。
「あ、リアナ!これ、絆の護符だよな?」
「そうですよ。」
ちょうどお茶の準備をして戻ったリアナが、小さく頷いた。
「もう出来たのか?」
「ええ、ロダンさんは戻って来てから休むことなくすぐに護符作りに取り掛かられました。
なんでも、紫魔色草は新鮮な方が効果が強いのだそうです。」
「へぇ…本当にタフな爺さんだな。
あ、でも、出来てるなら好都合だ!
スピロス、あんたも護符を埋めておけよ。」
「なぜですか?」
「埋めておけばいざという時、探し回らなくても済むじゃないか。
今までは、あんたを探すのにずいぶん苦労したからな。」
スピロスは苦笑しながら、頷いた。
はぁ…なんともたまげたもんじゃ。
あ……」
ロダンは何かを思い出したかのように、手を打った。
「おまえさんに初めて会った時、何か異質だと感じたのはそういうことじゃったんじゃな。
おまえさんはリンガーの者だから……」
「ロダンさんは、魔女みたいに魔導師を嗅ぎ分ける才がおありなんですね。」
スピロスの言葉に、ロダンは小さく首をすくめた。
「それじゃあ、まずは、リンガーの術について話してもらおうか。
あ、しばらくかかりそうじゃから、あんた方は向こうで待っておってくれ。」
ロダンはそう言って、ウォルト以外の者を部屋から追い出した。
*
「お話はもう終わったんですか?」
居間に戻ると、リアナが男達に声をかけた。
「そうじゃないんだけど、今はウォルトと話があるらしくて、俺達は追い出されたんだ。」
「では、お茶でもご用意しますね。」
「いや…あんたも忙しいんだろう?」
「いえ、ちょうど今は手が空いてますから……」
そう言って、リアナはその場を離れた。
「どうしよう?
ウォルトとの話は長くなりそうだから、一旦、家に戻るか?」
「でも、どうせまた戻って来なきゃいけないんだろう?
それに、あんた一人で俺達を運ぶのも大変なんじゃないのか?」
「あ、そうか…それがあったな…
じゃあ、退屈だけど、ここで待っとくしかないか。」
アレクは所在なさげにそこいらを歩き回る。
「あ!これ…!
絆の護符じゃないか!」
アレクは棚の上にあった護符を手に取り、じっとみつめていた。
「あ、リアナ!これ、絆の護符だよな?」
「そうですよ。」
ちょうどお茶の準備をして戻ったリアナが、小さく頷いた。
「もう出来たのか?」
「ええ、ロダンさんは戻って来てから休むことなくすぐに護符作りに取り掛かられました。
なんでも、紫魔色草は新鮮な方が効果が強いのだそうです。」
「へぇ…本当にタフな爺さんだな。
あ、でも、出来てるなら好都合だ!
スピロス、あんたも護符を埋めておけよ。」
「なぜですか?」
「埋めておけばいざという時、探し回らなくても済むじゃないか。
今までは、あんたを探すのにずいぶん苦労したからな。」
スピロスは苦笑しながら、頷いた。
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